記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

「トク旅Blog」を運営しているゆーたろです。
ANAマイルやマリオットのポイントを使って”ちょっと贅沢だけどお得な旅”を楽しむのが大好きです!
特典航空券で行く海外旅行など、実際の体験談やおすすめプランを紹介しています!ポイントの貯め方やお得情報も分かりやすくまとめているので、ぜひ次の旅行のヒントにしてくださいね!
「SFC、今から目指しても意味あるのかな……」
2026年9月現在、ANAのマイルやカードをコツコツ育てている方の中には、こんな不安を感じている方が増えているんじゃないかと思います。というのも、この夏から秋にかけて、ANAの上級会員まわりで立て続けに大きなニュースが出ているんですよね。ひとつは、2028年4月から始まる「スーパーフライヤーズカード(SFC)」の制度改定。もうひとつは、2026年度をもって終了する「アップグレードポイント」の話です。
私自身、これまでANAのマイルやカードまわりの記事を書きながら、SFCという存在をずっと横目で見てきました。正直、上級会員の制度って情報が複雑で、「結局、今の自分はどうすればいいの?」というところまで整理してくれる記事は意外と少ないなと感じています。しかも今回は、ANA自身が「発表した改定内容について、見直しを検討している」と2026年9月に案内していて、詳細は9月末までに改めて発表される予定なんです。つまり、今この記事を書いている時点では、まだ「確定した未来」ではなく「宙ぶらりんな状態」なんですよね。
こういう「まだ確定していない」ニュースって、SNSなどでは不安を煽るような切り口で拡散されがちだと感じています。もちろん、変化を正しく知っておくことは大切です。でも、不確定な情報に振り回されて、必要以上に不安になったり、逆に「もうどうでもいいや」と投げやりになってしまったりするのは、あまりもったいない気がしています。だからこそこの記事では、あくまで公式発表と一次情報をベースに、今分かっていることと、まだ分かっていないことを分けてお伝えしたいと思っています。
この記事では、そんな「まだ全部が決まりきっていない」今だからこそ、いったん立ち止まって、SFC制度改定とアップグレードポイント終了という2つの変更を整理し、これから上級会員を目指す人・すでにSFCを持っている人、それぞれがどう考えればいいのかを、私なりの視点でまとめてみたいと思います。なお、本文中の制度内容は2026年9月時点でANA公式サイトなどから確認できた情報にもとづいています。今後の発表で内容が変わる可能性があるため、実際に判断する際は必ずANA公式サイトの最新情報をご確認ください。
この記事の想定読者:ANAマイルを貯めていて、SFC修行を検討している、またはすでにSFCを持っている30代〜40代の方。「上級会員はもう割に合わないのでは」「今から目指しても遅いのでは」と不安に感じている方に向けて書いています。
結論からお伝えすると、SFC制度は「なくなる」わけではなく、「決済額に応じて2つの区分に分かれる」形に変わる予定で、しかもその内容自体、今まさに見直しが検討されている段階です。アップグレードポイントも「終了」ではありますが、その中身はマイルでのアップグレードに統合される形なので、上級会員である価値そのものがゼロになるわけではありません。大切なのは、変化の全体像を正しく理解したうえで、「自分にとって現実的な選択肢はどれか」を今のうちに考えておくことだと私は思っています。

まず結論から言うと、今回起きているのは「SFC制度の2層化」と「アップグレードポイントの終了・マイルへの一本化」という、別々の2つの変更です。発表時期が近かったこともあって、SNSなどでは「ANAの上級会員が改悪される」とひとまとめに語られがちなのですが、実はそれぞれ性質が違います。ここを混同したまま不安になってしまうのはもったいないので、まずは一つずつ、丁寧に整理していきます。
2026年4月23日、ANAは「スーパーフライヤーズカード(SFC)」会員を、年間の決済額に応じて2つの区分に分ける新制度を発表しました。名称は「SFC PLUS」と「SFC LITE」です。ざっくり言うと、年間300万円以上の決済がある会員は「SFC PLUS」として従来どおりの特典を維持でき、300万円未満の会員は「SFC LITE」となり、ANAラウンジが利用できなくなる、という内容でした。
この発表を見て、「今からSFC修行を始めても、300万円使わないとラウンジにすら入れないのか」と、腰が引けてしまった方も少なくないと思います。私自身、この発表を最初に見たときは「これはなかなか厳しい話になったな」というのが正直な感想でした。
ただ、ここで押さえておきたい最新の動きがあります。ANA公式サイトの案内によると、2026年9月時点で「先般発表した改定内容について、見直しを検討している」とされており、詳しい内容は2026年9月末までに改めて案内される予定になっているんです。つまり、300万円という基準やラウンジ利用不可という条件が、このまま確定するとは限らない、ということですね。
執筆時点(2026年9月)で確認できている制度の骨格を、いったん表で整理しておきます。あくまで「見直し前の発表内容」であり、今後変更される可能性がある点はご了承ください。
| 項目 | SFC PLUS | SFC LITE |
|---|---|---|
| 条件 | 年間決済額300万円以上 | 年間決済額300万円未満 |
| ANAラウンジ | 利用可 | 利用不可 |
| スターアライアンス資格 | ゴールド相当 | シルバー相当 |
| 優先チェックインなど | 維持 | 維持 |
判定の対象期間は「2026年12月16日〜2027年12月15日」の決済額で、新制度そのものの開始は2028年4月1日とされています。判定対象になるのは「ANAカードとANA Payでの決済額の合計」で、家族カードの利用分は本会員に合算される一方、ANAカードからANA Payへのチャージや電子マネーチャージ、年会費、法人カードや海外発行カードでの決済は対象外になる、という案内も出ています。また、これから新規でSFCに入会する方だけでなく、すでにSFCを持っている既存会員も、この新制度の対象になる予定です。ただし「300万円に届かなかったからといってSFCを強制的に退会させられる」わけではなく、区分がSFC LITEになるだけ、という点は覚えておいてよいポイントだと思います。
もうひとつの変更が、「アップグレードポイント」制度の終了です。ANAは2025年10月に、アップグレードポイントの提供を2026年度をもって終了し、2027年3月31日にサービスを終了すると発表しています。これは、プレミアムメンバー(ダイヤモンド・プラチナ・ブロンズサービス)の方が、国際線などで座席をアップグレードする際に使ってきた仕組みです。
「アップグレードポイントがなくなる」と聞くと、上級会員の特典がまるごと消えてしまうように感じるかもしれません。でも公式の案内を見る限り、実態は「廃止」というより「マイルへの統合」に近いと私は理解しています。ANAはすでに2026年5月19日搭乗分から、国際線に加えて国内線でも、マイルを使ったアップグレード特典を利用できるようにしています。さらに、これまでアップグレードポイントでしか利用できなかったラウンジサービスについても、今後マイルでの交換に対応していく方針が示されています(具体的な開始時期は今のところ「追って案内」とされています)。
加えて、2027年4月1日時点でダイヤモンドサービスの資格を持っている会員には、2027年4月頃をめどに50,000マイルが進呈される特別措置も案内されています。制度が変わるタイミングでの移行措置として、こうした配慮がある点は、率直にありがたいなと感じました。
整理すると、アップグレードポイントという「専用の通貨」がなくなり、アップグレードもラウンジもすべて「マイル」という一つの通貨に集約されていく、というのが今回の変更の本質です。マイルさえ貯めておけば、アップグレードにもラウンジにも、これまで以上に柔軟に使えるようになる可能性がある、とも言えそうです。
SFCの2層化とアップグレードポイントの終了、この2つは発表の主体も時期も別なのですが、私は根っこの部分でつながっている変化なんじゃないかなと感じています。どちらも共通しているのは、「特典を受け取れる人を、実際の利用実績や貢献度に応じてより明確に区別していく」という方向性です。
これまでは、一度SFCという「資格」を手に入れてしまえば、その後の利用額に関係なく、同じ特典を受け続けられる仕組みでした。いわば「一度取ればずっと安心」という制度だったわけです。それが今回の一連の変更で、「毎年、実際にどれだけ使っているか」がより重視される方向に変わろうとしている。これは航空会社側の事情も大きいと思いますが、裏を返せば、「継続して使う人ほど報われる制度」に整理し直されている、とも言えるのではないでしょうか。
制度が変わること自体を「改悪だ」と一括りに捉えるのではなく、「何が、どういう理由で、誰に向けて変わろうとしているのか」を分解して見てみると、少し冷静に受け止められる気がしています。
2つの変更のスケジュールを並べてみると、時系列が見えやすくなります。ここまでの内容を、時系列でいったん整理しておきます。
| 時期 | SFC制度改定 | アップグレードポイント |
|---|---|---|
| 2025年10月 | – | 2026年度での終了が発表 |
| 2026年4月 | PLUS/LITE制度が発表 | – |
| 2026年5月 | – | 国内線でもマイルアップグレードが開始 |
| 2026年9月 | 内容の見直しを検討中と発表(9月末に詳細案内予定) | – |
| 2026年12月〜2027年12月 | 決済額の判定期間 | – |
| 2027年3月 | – | 制度自体が終了 |
| 2027年4月 | – | ダイヤモンド会員に50,000マイル進呈 |
| 2028年4月 | 新制度スタート | – |
ここまで読んで、「じゃあ、もう上級会員を目指す意味はないのでは」と感じた方もいるかもしれません。でも私は、そうは思っていません。理由は単純で、300万円という基準そのものが今まさに見直されようとしている段階であり、かつ「LITEになっても退会にはならない」「アップグレードの手段はマイルとして残る」という、いわば逃げ道・移行先がきちんと用意されているからです。
もちろん、「これまでと全く同じ条件で、同じ特典がずっと続く」という前提は崩れつつあります。そこは正直に受け止める必要があると思います。ただ、それは「上級会員というゴールに価値がなくなった」のではなく、「そのゴールにたどり着くための条件や、維持し続けるための条件が、より明確になった」ということなんじゃないかと私は捉えています。次の章では、これから目指す人・すでに持っている人、それぞれの視点で、今どう動くのがよさそうかを具体的に考えていきます。

結論から言うと、「年間300万円」という基準は、多くの方にとって、旅行費用だけで達成できる金額ではありません。まずはこの前提を踏まえたうえで、自分の生活と照らし合わせて、現実的なラインを見極めることが大切です。
年間300万円という金額は、月あたりに換算すると25万円です。旅行費用だけでこの金額に到達するのは、よほど旅行の頻度が高い方でない限り現実的ではありません。ただ、公式の案内によると、判定対象は「旅行に関する支出」に限定されているわけではなく、日常の生活費や、仕事上の経費なども含めたANAカード・ANA Payでの決済額の合計とされています。
ここは、以前このブログで紹介した「高年会費カードの元が取れるか」という考え方と、実は根っこが同じです。旅行費用「だけ」で条件をクリアしようとすると多くの方にとって無理が出てきますが、家賃・水道光熱費・通信費・仕事の経費といった、もともと発生している支出をこのカードに寄せていくことで、条件達成のハードルはぐっと下がります。すでに固定費の支払いをANAカードに集約している方であれば、300万円という数字も、意外と手が届く範囲に見えてくるかもしれません。逆に言うと、「旅行のためだけに生活を変えてまで到達を目指す」のはあまりおすすめできない、というのが私の正直な感覚です。
自分の年間のカード決済額(生活費・経費を含む)を一度ざっくり計算してみて、300万円というラインにどのくらい近いのか・遠いのかを把握しておくことが、判断の第一歩になると思います。
試しに、30代〜40代の会社員の方によくあるパターンで、ざっくりシミュレーションしてみます。たとえば、家賃や住宅ローンの一部が引き落とし対象にならないケースでも、水道光熱費(月2万円程度)、通信費(月1万円程度)、日用品や食費のうちカード払いにできる分(月8万円程度)、そして仕事の経費で立て替えている分(月5万円程度)を合計すると、それだけで月16万円、年間にして約190万円になります。ここに、年1〜2回の旅行費用(航空券・ホテル代を合わせて年間50万〜80万円程度)を足していくと、年間250万円前後まで積み上がってくる方も少なくないはずです。
もちろんこれはあくまで一例で、家族構成や働き方によって大きく変わります。ただ、「300万円」という数字を漠然と眺めているだけだと途方もない金額に見えても、生活費・経費・旅行費用を分解して積み上げてみると、意外と現実的なラインに見えてくる方もいれば、逆に「うちは無理そうだ」とはっきり分かる方もいると思います。どちらであっても、感覚ではなく数字で把握しておくことが、後悔しない判断につながるはずです。
ここが一番悩ましいポイントだと思います。「制度が見直し中なら、9月末の発表を待ってから動いた方がいいのでは」と考えるのは、決して間違いではありません。ただ、私は「待つこと自体のコスト」も考えておいた方がいいと思っています。
SFCへの入会条件そのもの(ANAグループ便でのダイヤモンド・プラチナサービス獲得、または100万ライフタイムマイル到達)は、今回の発表でも変更されていません。つまり「修行してマイルやステイタスを積み上げる」という行動自体は、制度がどう見直されても基本的に無駄になりにくい部分です。一方で、「300万円の壁を超えられるかどうか」という判定は2028年4月以降の話であり、しかも決済額の判定期間は2026年12月16日から始まる予定です。
私なりに整理すると、判断基準は次のようになります。
- すでに旅行や出張でマイルを積み上げている方:入会条件そのものは変わっていないので、修行を止める理由は薄いと思います。9月末の発表を横目で見つつ、今まで通り進めて問題なさそうです。
- これから初めて修行を検討する方:9月末の正式発表を待ってから、費用対効果を計算し直すのも一つの手です。ただし、判定期間が2026年12月16日から始まる可能性がある以上、「待ちすぎて出遅れる」リスクもゼロではありません。
- 年間決済額300万円が明らかに現実的でない方:SFC LITEになる前提で考えても、優先チェックインなど基本特典は維持される見込みです。ラウンジだけを理由に無理をする必要はないと私は思います。
「情報が出そろってから完璧に判断する」のも一つの姿勢ですが、旅は完璧なタイミングを待ち続けているといつまでも動き出せないもの、というのはこのブログで何度もお伝えしてきたことです。制度の骨格(入会条件・修行の考え方)が変わっていない以上、「今できる準備」から着手しておくのは、決して悪い選択ではないと私は考えています。
これからSFCを目指す方にとって朗報なのは、アップグレードポイントという「上級会員だけの専用通貨」がなくなり、マイルという誰でも貯められる通貨に一本化されていくという点です。これまでアップグレードポイントは、一定の搭乗実績があるプレミアムメンバーにしか付与されない仕組みでした。つまり「上級会員になって初めて手に入る特典」だったわけです。
それが2026年5月19日搭乗分からは、国内線でもマイルによるアップグレードが可能になっています。上級会員でなくても、マイルさえ貯めていれば座席のアップグレードを狙えるようになった、ということです。SFCを持つことの価値は、アップグレードそのものよりも「優先予約サービス」や「ラウンジ利用」「スターアライアンス・ゴールドとしての特典」に、これまで以上にシフトしていくのかもしれません。実際、以前このブログの「ANA特典航空券が取れない・予約できない理由|国内線と国際線で対策はこう違う」でも触れたとおり、SFC会員には特典航空券の優先予約サービスという恩恵があります。アップグレードだけでなく、こうした「予約の取りやすさ」まで含めてSFCの価値を考えると、また少し見え方が変わってくるはずです。
すでにSFCをお持ちの方は、「自分は対象外だろう」と油断しない方がいいというのが正直な感想です。公式の案内でも、既存会員を含めたすべての会員が新制度の対象になるとされています(100万ライフタイムマイル到達者を除く)。
今のうちにできることとして、私は次の3つを意識しておくとよいと思っています。ひとつ目は、自分の年間のANAカード・ANA Pay決済額を一度棚卸ししてみること。ふたつ目は、判定期間が2026年12月16日から始まる予定なので、日常の固定費や仕事の経費を、意図的にこのタイミングからANAカードへ寄せておくかどうかを検討すること。みっつ目は、9月末に予定されている正式発表を必ずチェックし、内容が変わっていないかを確認することです。
「制度が変わりそうだから」といって、今から慌てて何かを大きく変える必要はありません。ただ、判定期間の開始が目前に迫っているという事実だけは、頭の片隅に置いておいて損はないと思います。
また、家族カードの利用分が本会員に合算される、という点も見逃せないポイントです。夫婦や家族でANAカードを使い分けている場合、それぞれ個別に使うのではなく、決済を本会員のカードに寄せて合算する運用に切り替えるだけで、300万円という基準にぐっと近づくケースもあると思います。もちろん、家族カードの年会費や、それぞれのカードで受けられる特典とのバランスもあるので、合算ありきで考えるのではなく、まずは「今、家族全体でANAカード・ANA Payにどれだけの決済が集まっているか」を可視化してみることから始めるのがよさそうです。

ここまで制度の中身を細かく見てきましたが、最後にお伝えしたいのは、「特典の内容」だけが上級会員の価値ではない、ということです。制度がどう変わっても、変わらずに残るものについて、少し私自身の考えを書かせてください。
SFCの価値というと、どうしてもラウンジや優先チェックインといった「目に見える特典」に注目が集まりがちです。でも私は、それ以上に大きいのが「予約や搭乗のトラブルに強くなる」という安心感なんじゃないかと思っています。優先予約サービスや、電話での状況確認がしやすいこと、そして何より「自分はこの航空会社を継続的に使ってきた」という積み重ねそのものが、いざというときの心の余裕につながる気がしています。
それに、ホテルの上級会員資格と組み合わせることで、旅全体の満足度を底上げするという考え方もあります。たとえば「家族カードの決済額を合算してマリオットボンヴォイのプラチナエリートを目指す」という運用方法も、このブログで以前紹介しています。航空会社の上級会員だけにこだわらず、ホテル側のステイタスも合わせて育てていくという視点を持っておくと、制度変更の影響を一点集中で受けにくくなるはずです。
正直なところ、こういう制度変更のニュースを追いかけていると、「せっかく覚えたルールがまたすぐ変わるかもしれない」という疲れを感じることがあります。私自身も、記事を書きながら何度も公式サイトを確認し直して、「あれ、この数字ってさっき見たものと同じだっけ」と不安になることがあるくらいです。
だからこそ、細かい数字を完璧に覚えようとするより、「今の自分にとって現実的な選択肢はどれか」という軸だけは持っておくことをおすすめしたいです。300万円という基準そのものが今後変わる可能性がある以上、数字を一つ一つ暗記するよりも、「自分は生活費をカードに集約できるタイプか」「旅行の頻度はどのくらいか」といった、自分自身の傾向を把握しておく方が、結局はどんな制度変更が来ても対応しやすいと感じています。
正直に言うと、私自身、最初にSFC PLUS/LITEの発表を見たときは「これは厳しい方向に舵を切ったな」と感じました。ただ、その後すぐに「見直しを検討している」という続報が出たのを見て、ちょっとほっとしたというのが本音です。企業側も、利用者からの反応を受けて内容を調整しようとしている、というプロセスそのものに、少し安心した部分がありました。
制度は生き物のように変わっていくものだと、こういうニュースを追いかけるたびに実感します。だからこそ、「一度決めたルートに固執しすぎない」「定期的に最新情報を確認する」という、ある意味では地味な習慣こそが、長い目で見たときに一番効いてくるんじゃないかなと思っています。
Q. すでにSFCを持っていますが、何もしないと自動的にSFC LITEになってしまいますか?
2026年9月時点で確認できている案内では、2026年12月16日〜2027年12月15日の決済額をもとに翌年度の区分が判定される予定です。ただし制度の詳細は9月末に改めて発表されるとされているため、現時点で確定的なことは言えません。ご自身の決済額を把握しておき、正式発表後にあらためて確認することをおすすめします。
Q. 100万ライフタイムマイルに到達していれば、決済額を気にしなくていいのですか?
公式の案内によると、ANAグループ運航便で100万ライフタイムマイルに到達している方は、決済額にかかわらずSFC PLUSになるとされています。長年ANAグループ便を利用してきた方にとっては、一つの安心材料と言えそうです。
Q. アップグレードポイントを今持っている場合、失効してしまうのですか?
アップグレードポイント制度自体は2026年度の提供分をもって終了し、2027年3月31日にサービスが終了するとされています。すでに保有している分の具体的な有効期限や失効の扱いについては、ANA公式の利用条件ページで最新情報を確認することをおすすめします。
Q. SFC以外に、スターアライアンス・ゴールド相当の資格を得る方法はありますか?
SFC以外にも、対象となるANAグループ便への搭乗実績で上級会員資格(プラチナサービスなど)を得る方法があります。ただし搭乗実績を積み上げる必要があるため、クレジットカードの決済だけで資格を得られるSFCとは前提が異なります。今回のSFC制度改定を機に、「搭乗実績で積み上げるルート」と「カード決済で維持するルート」のどちらが自分に合っているか、あらためて比較してみるのもよいと思います。
まとめ|不安なときこそ「今できる小さな一歩」を
ここまで、ANA SFCの2028年制度改定と、アップグレードポイントの終了という2つのニュースを整理してきました。どちらも「終わり」や「改悪」という言葉だけで語られがちですが、中身を分解してみると、「入会条件は変わっていない」「LITEになっても退会にはならない」「アップグレードの手段はマイルとして残る」など、思っていたよりも道が閉ざされていないことが見えてきたんじゃないかと思います。
制度の詳細は、2026年9月末に改めて発表される予定です。今の時点で完璧な答えを出す必要はありません。ただ、自分の年間の決済額をざっくり把握しておくこと、判定期間が2026年12月16日から始まる可能性があることを頭に入れておくこと、そして9月末の発表を見逃さないこと。この3つだけでも、今のうちにやっておく価値は十分にあると思います。
制度が変わることへの不安は、私もよく分かります。でも、旅も上級会員制度も、完璧な条件がそろうのを待っているだけでは、いつまでも一歩を踏み出せません。まずは自分の決済額を確認するところから、小さく始めてみてください!


