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メインカード:Marriott Bonvoy アメックスプレミアム
メイン航空会社:ANA
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ANAマイルを貯めても「特典航空券が取れない!」という声は少なくありません。特に国際線の人気路線やビジネスクラス・ファーストクラスは激戦で、希望日に予約できないケースが多発しています。しかし、諦める必要はありません。本記事では、ANA特典航空券を確保するためのコツや戦略、さらには裏ワザまで徹底解説。予約開始のタイミングから空席待ちの活用方法、柔軟な旅程の組み方や最終手段まで伝授します。これらを駆使すれば、憧れの特典航空券を手に入れるチャンスがぐっと高まります!
- ANA特典航空券はいつから予約できる?
- 予約開始直後でも争奪戦が激しい現状
- 国内線特典航空券は取りやすい?その理由
- 国際線人気路線は空席待ちが常態化
- ビジネスクラス・ファーストクラスは特に取れない
まず基本として、ANA特典航空券の予約開始時期を押さえておきましょう。
- 国際線特典航空券:搭乗日の355日前(出発日含まず)の午前9時(日本時間)から予約が可能です。
- 国内線特典航空券:2025年2月以降は予約開始時期が拡大され、搭乗日の355日前の午前9時30分から予約できるようになりました。
以前は年2回の一斉発売でしたが、現在は国際線と同様に約1年前から予約できます。このように**「いつから」**予約できるかを知り、その開始直後を狙うことが特典獲得の第一歩です。
ただし注意したいのは、特典航空券は往復でのみ予約可能で片道発券は不可であること(2025年8月現在。2026年6月24日以降は片道でも利用可能)や、ANA便以外にもスターアライアンス提携航空会社の特典席も予約できることなどの基本ルールです。必要マイル数も路線やクラスにより異なりますが、例えばANA運航便なら12,000マイル~(片道換算)、提携航空会社便は15,000マイル~となっています。これらの基礎知識も踏まえつつ、次に特典席が「取れない」現状について見ていきましょう。
予約開始日時を迎えれば誰でも予約可能とはいえ、その瞬間から熾烈な争奪戦が始まります。特に国際線人気路線のビジネスクラスなどは、開始直後にアクセスが集中し、ものの数分で特典枠が埋まってしまうことも珍しくありません。実際、筆者自身も開始直後に予約画面まで進んでも決済前に「席が埋まってしまいました」とエラー表示されてしまう経験があります。Web予約だけでなく、電話予約も9時ちょうどに繋がるよう事前にコールする上級者もいるため、初心者にはなかなか厳しい状況です。
こうした状況から、「予約開始日に一番乗りすれば確実」とも言い切れないのが現状です。しかし、後述するように最も席が確保できる可能性が高いタイミングであることは間違いなく、開始直後の争奪戦に備える価値はあります。まずは事前にログインを済ませ、必要事項をスムーズに入力できる準備を整えて、9時(国内線は9時30分)ジャストにアクセスすることが基本となります。
一概に「特典航空券が取れない」と言っても、国内線と国際線では難易度に差があります。例えばANA国内線の人気路線でもある沖縄や大阪などは便数が多く、比較的簡単に特典航空券を予約できる傾向があります。実際、国内線は飛行機の運航本数が多く座席供給も多いため、需要の高い繁忙期を除けば希望日に特典席を確保できるケースも少なくありません。
また、2025年から国内線特典航空券の予約開始が355日前に拡大されたことで、従来より計画的に席を押さえやすくなりました。上級会員向けの先行予約制度も廃止され一般会員と同条件になったため、誰にでも公平にチャンスがあります。もっとも、繁忙期(GW・お盆・年末年始)や週末は競争率が上がる点は国内線でも同様ですので、可能ならば平日や閑散期を狙うと良いでしょう。
国際線の特に人気路線(ハワイ・北米・欧州など)では、予約開始日からしばらく経つと特典枠がすべて埋まり「空席待ち」状態が常態化しています。例えば半年以上先の日程でも、東京⇆ニューヨークやロンドンといった路線のビジネスクラス特典席は軒並み「空席待ち」表示になるほどです。上の図はある日の羽田ーホノルル線の空席照会画面ですが、ご覧の通り全便が空席待ちになっています。
こうした状況に拍車をかけている要因として、2019年にハワイ路線へ導入されたA380大型機の人気や、長距離路線のビジネスクラスシートが新仕様「The Room」に刷新されたことが挙げられます。これにより、「マイルを使って最新鋭機や新シートを体験したい」という需要が高まり、今後ハワイ・北米・欧州路線の特典航空券予約はさらに難しくなるとの予想もあります。
もちろん、エコノミークラスであれば日程によっては特典席が見つかる場合もあります。しかし、多くのマイラーにとって「せっかく貯めたマイルで憧れのビジネスクラスに乗りたい」という思いが強く、結果としてビジネスクラス以上の特典枠競争が熾烈になっているのです。では特に競争が激しいプレミアムクラスの状況について、さらに詳しく見てみましょう。
国際線特典航空券の中でもビジネスクラスやファーストクラスの予約難易度は群を抜いて高いです。これらプレミアムクラスの特典枠自体がもともと少ない上に、マイルを大量に貯めた上級会員や陸マイラー達が集中して狙うため、確保するのは至難の業となっています。事実、「ビジネスクラスやファーストクラスの特典席は自分の希望日に予約するのはほぼ不可能」とまで言われています。
特に長距離路線ではビジネスクラス以上の人気が高く、例えば先述のとおり半年先の欧米路線でもビジネスクラスは満席・空席待ちが当たり前の状況です。ファーストクラスに至っては設定席数自体が極めて少なく、一部路線のみの提供となるため、運良く開放される特典枠は瞬く間に埋まってしまいます。こうした背景もあり、「なぜこんなにビジネスやファーストが取れないのか?」という疑問が出るほどです。
もっとも、ビジネスクラス以上の特典航空券がまったく取れないわけではありません。実際にこれらを発券して旅行している上級者も存在し、そのテクニックには共通点があります。本記事の後半では、こうしたプレミアムクラスを含めた特典航空券を手に入れるための具体的なコツや戦略を紹介します。
- 予約開始直後に予約するための準備
- 空席カレンダーで特典枠を効率的に探す
- 柔軟な日程調整が成功のコツ(平日・オフシーズンを狙う)
- 地方発着便も視野に入れる
- 直行便にこだわらず他社便で乗り継ぎを活用
特典航空券を確実に取るための基本戦略は、何と言っても予約開始直後を狙うことです。先述の通り競争率は高いものの、この瞬間こそ誰にも予約されていない特典枠が開放される貴重なタイミングです。そのため、以下の準備を整えて開始時間を迎えることが重要です。
- 事前ログインと情報入力の準備: 開始時刻前にANAのウェブサイトにログインし、必要マイル数や搭乗者情報を確認しておきましょう。予約画面で氏名や生年月日などを都度入力する時間ロスを防ぎます。
- 複数デバイスの活用: PCだけでなくスマホやタブレットでも同時に狙うと成功率が上がることがあります。アクセス集中でサイトが重い場合でも、別デバイスから繋がる可能性があります。
- 電話予約の並行トライ: ウェブと並行して、ANA予約センターへの電話も試みる価値があります。慣れた上級者は9時前から電話を繋いで待機し、オペレーター対応で素早く発券するケースもあります。ただし近年は電話も繋がりにくく、初心者にはハードルが高い方法ではあります。
- 日程は仮でも決めておく: 予約開始日に往復日程が決まっていないと、迷っている間に埋まってしまいます。先の予定でも仮で決め、まずは押さえて後日変更(特典航空券の予約変更は所定条件下で可能)するくらいの姿勢が大切です。
以上の準備をして予約開始時間(国際線9:00/国内線9:30)と同時に操作を開始すれば、特典席を取れる可能性は最大限に高まります。実際、「どうしても予約するのであれば、355日前午前9時になった瞬間に予約するのが確実だ」という声もあります。開始直後の数分が勝負と心得て行動しましょう。

ANA公式サイトには、特典航空券の空き状況をカレンダー形式で一覧表示できる「特典カレンダー」機能があります。希望路線・クラスを指定してカレンダーから空席状況を確認することで、日付ごとの空き具合をひと目で把握可能です。カレンダー上には「◎」「○」「△」「×」といった記号で特典席の有無が表示され、◎は空席余裕あり、○は残りわずか、△はかなり少ない、×は空席なしを示します。このカレンダーを活用すれば、「どの日なら取れそうか」を直感的に掴めるため、日程に融通が利く場合は特に有用です。
ただし、空席カレンダーには注意点もあります。表示が◎でも実際アクセスすると既に埋まっているケースや、逆に×でもキャンセル発生で突然予約可能になるケースがあるためです。特典席はリアルタイムで動くため、カレンダーで◎を見つけたら素早く予約画面に進む、×でもこまめに再チェックするといった柔軟な対応が必要です。実際筆者も、通勤中や就寝前にスマホで空席カレンダーを習慣的に確認し、空きを見つけたら即予約するようにしています。
なお、ANA国際線の場合、一部期間を除き公式サイトで直接カレンダー検索が可能ですが、国内線特典カレンダーも別途用意されています。どちらもログイン後に利用できるので、特典航空券を狙う際はまずカレンダーをチェックする癖をつけましょう。効率よく空席情報を収集することが、特典予約成功の近道です。
希望日程に固執せず旅程を柔軟に調整することも、特典航空券を取る重要なコツです。特に土日や連休など休みが集中するタイミングは特典席の競争率が一段と高まります。反対に、平日出発・平日帰国のスケジュールにできれば予約難易度は下がる傾向があります。実際、「土日絡みは難しいので、可能な方は平日狙いで」と公式にもおすすめされているほどです。
また、旅行時期についてもオフシーズンを狙う戦略が有効です。大型連休や夏休み・年末年始は需要が集中し特典席がほぼ期待できません。一方、学校の長期休暇が終わった直後や年度末・初めの移動が少ない時期、さらには現地のローシーズンなどは比較的空席が出やすくなります。例えば欧米線であれば新学期が始まる9月頃、ハワイ線なら台風シーズンの秋などが穴場になることがあります。
このように「日程の柔軟さ」は最大の武器です。休みが取りやすい方は平日出発にシフトする、旅程を少し前後にずらしてみる、行き先のベストシーズンを外してみる等、工夫してみましょう。平日や閑散期を狙うだけで特典航空券の予約成功率は格段に上がります。どうしても繁忙期しか休めない場合でも、次章で述べるような他の戦略と組み合わせれば可能性は残されています。
特典航空券が東京発着では取れなくても、地方発着ルートに目を向けると思わぬ空席が見つかることがあります。例えば関東在住の場合でも、発着地を成田・羽田だけに限定せず、大阪(関西)や名古屋(中部)、福岡などから出発するプランを検討してみましょう。実際、東南アジア行きの特典席では関空発のタイ国際航空直行便や中部発の便でビジネスクラスが取りやすかった例があります(約2ヶ月先の日程で空席を確認)。
地方発にするメリットは、東京発より競争相手が少ない点です。首都圏発は全国のマイラーが集中しますが、地方空港発着の枠は相対的に需要が分散します。その結果、同じ目的地でも地方空港発なら特典枠に空きが残っているケースがあるのです。例えば「東京→バンコク」が満席でも、「大阪→バンコク」で検索すると空席が見つかる、といった具合です。
もちろん地方発路線でも人気次第では空席が全然ない場合もあります。しかし「東京発着に空きがなければ地方発着を試す」という視点を持つだけでも、チャンスを拾える可能性が高まります。必要に応じて国内線特典航空券を組み合わせて東京から地方に移動し、そこから国際線特典航空券に乗り継ぐという方法も有効です。手間は増えますが、国内区間をマイルで追加発券してでも目的地までたどり着く価値があるか考えてみましょう。地方発着便を視野に入れる柔軟さが、特典航空券GETへの新たな道を開くかもしれません。
「どうしても直行便で行きたい」というこだわりを一旦捨て、乗り継ぎ便を利用する発想も特典航空券確保の重要な戦略です。ANAマイルではANA便だけでなくスターアライアンス加盟他社便の特典枠も予約できます。そのため、目的地までANA直行便が満席でも、ルートを工夫すれば予約可能な経路が見つかることがあります。
例えば、東京からニューヨークへ特典予約する場合、ANA直行便やユナイテッド直行便は空席待ちでも、エアカナダ経由(成田→モントリオール→NY)にルートを変えればビジネスクラス特典席が確保できるケースがありました。同様に、東京→パリでもANA直行が満席でも、スイス航空経由(成田→チューリッヒ→パリ)なら予約可能だった例があります。このように、経由地としてカナダや欧州のハブ空港を挟むことで、迂回ルート上の他社便特典枠を活用できるのです。
乗り継ぎ便利用には時間や手間が増えるデメリットがあります。しかしビジネスクラス利用者にとっては、経由地ごとにラウンジを楽しめたり機内食を複数回味わえたりと、メリット尽くしとの声もあります。何より「直行便では取れなかった特典航空券をゲットできる」ことが最大の利点です。スターアライアンス各社の路線網と空席をフルに活用し、発想を転換してみましょう。経由便検索はANAサイトの「複数都市・クラス混在」検索機能から可能なので、ぜひ活用してみてください。
- 空席待ち制度をフル活用する戦略
- ANAに電話して空席待ち状況を確認【裏ワザ】
- 上級会員ステータス取得で予約優先権を得る
- 海外発券を検討(仁川発着など最終手段)
- 出発2週間前~直前のキャンセル空席を狙う
希望便に特典席が見当たらない場合でも、空席待ち(キャンセル待ち)制度を活用して粘る戦略があります。ANA国際線特典航空券では、空席がなくても所定の条件下で空席待ち予約を申し込むことが可能です。発券前であれば第一区間出発の14日前まで、発券後でも希望便出発の14日前までは空席待ちの申し込み・預かりが行われます。つまり出発の約2週間前まではキャンセル待ち状態でチャンスを伺えるということです。
空席待ちを申し込むと、希望便に空きが出た場合に自動的に座席が確保されます(マイル引き落としや券面発行はその時点で実行)。待っている間に他の便の状況が変われば変更・取消も可能です。ただし、空席待ちが確保される可能性はケースバイケースで読みづらいのが難点です。例えば出発直前まで満席表示でも、14日前以降に空席待ちの解放が行われ、意外とポンと予約できる場合もあります。逆に長期間待っても結局取れないことも。当然ながら待機人数が少ないほど有利になるため、次の裏ワザも活用して空席待ちの成就率を上げましょう。
空席待ちを申し込んだら、あとは何人待っているかが気になるところです。実はANA予約センターに電話すると、ある程度この空席待ち人数を教えてもらえることがあります。この裏ワザを使えば、「自分の前に何人待っているのか」を把握して戦略を練る材料にできます。
例えば希望便の空席待ち人数が0人であれば、自分が待っても座席が確保できる可能性は比較的高いと判断できます。一方で既に3人以上待っているようなら、その便の特典席獲得は厳しいかもしれません。その場合は潔く他の便や日程への切り替えを検討する、といった判断が可能になります。
もちろん空席待ちの順番や確保可否について、公式には「ご案内できません」とされています。しかし実際にはオペレーターが「現在○名様お待ちです」程度の情報を教えてくれる場合があります。特に出発まで十分日数があるなら、積極的に電話で状況確認することをおすすめします。待ち人数次第で次の一手(他経路の検索や予定変更など)を早めに打てるため、効率的に動けるからです。
この電話確認はあくまで非公式な裏ワザ的手段なので、「確実に教えてもらえる」とは限りません。しかしダメ元でも問い合わせる価値はあるでしょう。空席待ち状況の把握によって、無理筋な待ちを避けられたり、逆に「あと少しで取れそう」と希望を持って粘れたりします。賢く裏ワザを駆使して、空席待ちを有利に進めましょう。
長期的な戦略になりますが、ANAの上級会員ステータスを取得することで特典航空券が取りやすくなるメリットもあります。ANAマイレージクラブのプレミアムメンバー(ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド)やスーパーフライヤーズ会員(SFC)になると、一般会員に比べていくつかの優遇が受けられます。その一つが特典航空券予約の優先枠です。
具体的には、上級会員の場合は一般より早めに特典航空券の予約が可能になったり、特典席の開放枠が広かったりする場合があります。また国際線特典の空席待ちにおいても上級会員が優先的に繰り上がる仕組みがあり、同じ便を待つにも有利に働きます。事実、「ステータスを上げるのも一つの戦略」と公式サイトで紹介されているほどです。
ただし2025年現在、国内線特典航空券に関しては上級会員の先行予約特典が廃止されており、一般会員と同じ355日前スタートとなりました。国際線についても明確な先行期間はないものの、過去にはダイヤモンドメンバー向けに僅かながら優先枠が存在していたとの情報もあります。いずれにせよ、プラチナ以上の高ステータス会員であれば電話問い合わせ時の対応や空席待ち繰上げで厚遇される傾向があります。
もちろん上級会員になるには相応の飛行実績(プレミアムポイント)やSFC修行が必要で簡単ではありません。しかし、もし既にステータスをお持ちならその特典を最大限活用しましょう。特典航空券の予約はステータス次第で結果が変わる可能性があることも、頭に入れておくと良いでしょう。
どうしても希望路線の特典席が取れない場合、最終手段として「海外発」の特典航空券を利用する方法があります。日本発着では満席の人気路線でも、起点を海外に変えることで予約できるケースがあるのです。中でもおすすめなのが韓国・仁川国際空港発着の特典航空券を狙う戦略です。
例えば、成田発着では全く空きがないホノルルや北米・欧州路線でも、仁川発着に切り替えると比較的あっさり特典航空券が取れることがあります。その理由は主に以下の通りです:
- 仁川は世界有数のハブ空港であり、発着便数が東京より圧倒的に多い(=特典枠も多様)。
- 日本からわずか2時間半ほどで行ける距離で、アクセスが容易。
- LCCを利用すれば格安で仁川まで移動可能(ソウル観光がてら前後泊する手も)。
以上の点から、人気路線を海外発着で予約するには仁川空港が最適と言われます。実際、仁川⇆ロンドン線のビジネスクラス特典席なども、乗継便にはなりますがANAマイルで予約できる例が確認されています。
もちろん海外発券の場合、日本⇆仁川間の移動やスケジュール調整が必要です。しかし「どうしてもハワイ行き特典を取りたい」「北米ビジネスクラスに乗りたい」といった場合には、視点を変えて海外発券を検討する価値があります。普段乗らないような海外航空会社のビジネスクラスに乗れる機会にもなり、新たな発見があるかもしれません。最終手段ではありますが、「日本発に固執しない」という柔軟さが最後の突破口になるでしょう。
それでも特典席が取れない場合、諦めずに直前まで粘ることも重要です。実は、出発の約2週間前から当日直前にかけて、特典航空券の空席がポロッと出ることが珍しくありません。筆者自身、これまで利用したビジネス・ファーストクラス特典のほとんどを出発2週間以内に確保してきました。
この時期に空席が出やすくなる理由として、航空会社による座席数の最終調整や、ちょうど空席待ち受付が締め切られるタイミング(14日前)で未消化の枠が開放されることなどが挙げられます。さらに直前になると、予定変更や急病によるキャンセルが発生しやすく、それがそのまま特典枠として放出されることもあります。
具体的には、出発10日前あたりから特典航空券予約画面をこまめにチェックするのがおすすめです。事実、ある超人気路線(東京⇆ニューヨーク)のビジネスクラス特典席も、出発4日前(96時間前)の時点で予約可能になっていた例があります。ANA国際線特典は原則出発96時間前まで予約可能なので、このギリギリまでチャンスは残されているということです。
ポイントは「絶対にあきらめないこと」。毎日、特に夕方以降や深夜など区切りの時間に検索してみると、不意にキャンセル空席が見つかることがあります。朝は無かった席が夜に出現するケースもあるので、「早朝から探してるけどダメだ」という人も時間帯を変えてみてください。最後の最後まで根気強くチェックを続ければ、思わぬ幸運で特典航空券をゲットできる可能性があります。
なお、出発直前に発券した特典航空券でも旅行自体は問題なく可能ですが、計画の柔軟性が求められます。休みの調整や準備を整えつつ、キャンセル拾いのチャンスを待つのもマイル旅の醍醐味と言えるでしょう。2週間前~出発直前はまさに逆転のチャンスタイム。最後まで目を光らせていれば、念願の旅への扉が開くかもしれません。

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