【ロンドン】ヒースロー空港シャワー徹底ガイド:無料・有料の利用法

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長距離フライトの後、ヒースロー空港でシャワーを浴びてさっぱりしたいですよね。 でも無料で使えるシャワーはあるのでしょうか?有料ラウンジの料金や利用時間、各ターミナルの設備まで詳しく解説します。これで長旅の疲れもスッキリ解消!ぜひ参考にしてくださいね。

ヒースロー空港のシャワー事情(無料と有料)

ヒースロー空港には各ターミナルにシャワー施設がありますが、基本的に無料で使えるシャワーはありません。エコノミークラスの一般乗客が自由に使える公衆シャワールームはなく、シャワーを利用したい場合はラウンジやホテルなど有料の施設を使う必要があります。まずは無料・有料それぞれのポイントを押さえておきましょう。

ヒースロー空港に無料シャワーはある?

結論から言うと、ヒースロー空港で誰でも自由に使える無料シャワーは 残念ながら存在しません。一部の国際空港には無料のシャワー施設がありますが、ヒースローの場合、ファーストクラス・ビジネスクラス搭乗者向けのラウンジ上級会員専用ラウンジ内にあるシャワー以外、完全無料のシャワーは用意されていません。ビジネス以上のクラスで搭乗している場合や、航空会社のステータスを持っている場合は、到着ラウンジや出発前ラウンジで「無料」(=追加料金不要)でシャワーを使えることがあります。しかし、エコノミー利用の多くの旅行者にとって、無料で使える選択肢はほぼ無いと考えてください。

有料シャワー施設の種類と特徴

一般の旅行者がヒースローでシャワーを浴びるには、有料の施設を利用します。主な選択肢は次の2つです。

  • 空港ラウンジ(有料ラウンジ) – 各ターミナルにある有料ラウンジに入室すれば、備え付けのシャワールームを利用できます。ラウンジ利用料は必要ですが、中でシャワーを浴びればタオルやシャンプーなども揃っており快適です。多くのラウンジでは清潔な個室シャワーが用意され、タオルやアメニティも完備されているため手ぶらでも安心です。ラウンジ内で軽食やドリンクも楽しめるので、リフレッシュには最適でしょう。
  • 空港直結ホテル・有料シャワールーム – ターミナルに併設または徒歩圏内のホテルを短時間利用してシャワーを浴びる方法です。例えば、ターミナル3には空港直結の「エアロテル (Aerotel)」がありますし、ターミナル4にはヒルトンやクラウンプラザなどが連絡通路で繋がっています。これらのホテルではデイユースプラン(数時間利用)を提供しており、部屋のシャワーを使って休憩できます。ただし料金はラウンジより高めで、移動時間も考慮する必要があります。

シャワー利用料金の目安

ラウンジ利用の場合の料金は、おおよそ30~50ポンド程度(約5,000~9,000円)が相場です。例えばプラザプレミアムラウンジの場合、3時間利用で約45ポンド前後のプランがあり、クラブ・アスパイアラウンジは約30~40ポンドで利用できます。プライオリティパスなどの会員権を持っていれば追加料金なしで入れる場合もあります。ラウンジによっては入場料とは別にシャワー使用料を課すところもあり、例えばプラザプレミアムラウンジではシャワー利用に追加で約15ポンドが必要になるケースもあります。利用前にスタッフに確認すると安心です。

ホテル利用の場合の料金はもう少し高額で、数時間のデイユースでも80〜150ポンド(約15,000〜28,000円)程度と高くつきます。ただし完全な個室でプライバシーが保たれ、ベッドで仮眠もできる利点があります。時間に余裕があってしっかり休みたい場合はホテル利用も検討すると良いでしょう。

安くシャワーを浴びるには?

できるだけ安く済ませたい場合は、有料ラウンジをうまく活用するのがポイントです。事前にオンライン予約サイトでラウンジを予約すると割引が受けられる場合があります。例えばプラザプレミアムラウンジは事前予約割引が提供されていることがあります。また、プライオリティ・パスや一部クレジットカードのラウンジ無料特典を持っているなら、それを使えば実質無料でシャワー付きラウンジに入れます。プライオリティパスは年会費はかかりますが、複数回の旅行でラウンジを利用する予定があるなら元が取れるでしょう。

他には、Regus(リージャス)社のビジネスラウンジを利用する手もあります。第3ターミナルのチェックインエリアにはリージャス運営のラウンジがあり、約15ポンド程度でシャワーだけ利用できるとの情報もあります(要ビジネスラウンジ会員の場合あり)。到着後に入国エリア(ランドサイド)でサッと浴びたい場合に検討できますが、一般的な旅行者には少しハードルが高いかもしれません。

快適にシャワーを利用するコツ

ラウンジ内シャワーを快適に使うためのコツをいくつかご紹介します。

  • 受付で事前予約: ラウンジに入室したらまずシャワーを使いたい旨を受付で伝えましょう。混雑時は順番待ちリストに名前を入れてもらえます。ラウンジによってはシャワールームの鍵を受付で貸し出す方式ですので、早めに申し出ておくとスムーズです。
  • 必要なものを確認: ほとんどのラウンジではタオルやボディソープ・シャンプー類は備え付けられています。ヘアブラシやスキンケア用品が必要な場合は自分で用意しましょう。シャワー後の着替えも機内持ち込み手荷物に入れておくとベターです。
  • 時間配分に余裕を: シャワー使用時間はだいたい一人あたり15~30分程度が目安です。他の利用者もいるため、長居は禁物。搭乗時間に遅れないよう、搭乗口までの移動時間も逆算して計画的に利用しましょう。
  • 清潔をキープ: 自分の利用後に備え付けのマットや床がびしょ濡れにならないよう軽く拭き取るなど、後の人のためにエtiquetteを守りましょう。旅行者同士お互い気持ちよく使えるよう心がけたいですね。

以上のポイントを押さえておけば、有料とはいえヒースロー空港で快適にシャワーを楽しめるはずです。

シャワーの利用時間と24時間営業の有無

空港でシャワーを浴びたいとなった場合、利用可能な時間帯も気になりますよね。ヒースロー空港のシャワー施設(ラウンジやホテル)は基本的に早朝から深夜まで営業していますが、24時間いつでもというわけではありません。ここでは営業時間や深夜利用のポイントについて説明します。

ラウンジの営業時間とシャワー利用時間

ヒースローの各ターミナルにあるラウンジの多くは、早朝5:00頃から夜22:00頃まで営業しています。これは空港のフライトスケジュールに合わせたもので、深夜帯は旅客機の発着がほとんど無いためラウンジもクローズします。例えば、第5ターミナルのクラブ・アスパイアラウンジは5:00~21:00、プラザプレミアムラウンジ(T5)は4:45~21:30といった営業時間です。第4ターミナルのプラザプレミアムラウンジ(到着エリア)は6:00~22:00の営業で、シャワーは1時間あたり15ポンドで利用可能と案内されています。

シャワー自体の利用可能時間はラウンジ営業時間内であればいつでも可能ですが、清掃時間帯などで一時利用不可となる場合もあります。朝のオープン直後や閉店間際は清掃・準備のためシャワー室が使えないことも稀にありますので、スタッフに確認すると確実です。

24時間利用できるシャワーはある?

ヒースロー空港内で24時間営業のシャワー施設は基本的にありません。前述の通り、深夜帯(おおむね23時~翌4時頃)はターミナル自体が閉鎖されたり制限エリアがクローズしたりするため、ラウンジも営業していません。したがって、真夜中に空港内でシャワーを浴びるのは難しいのが現状です。

どうしても深夜早朝にシャワーを浴びたい場合は、空港内外のホテルを利用する方法があります。ヒースローには各ターミナルに直結または近接したホテルがあり、24時間いつでもチェックイン可能です。例えば、第5ターミナル直結のソフィテル・ロンドンヒースローや、第4ターミナル直結のヒルトンT4クラウンプラザT4、第3ターミナル直結のエアロテルなどがあります。これらのホテルなら深夜でも部屋に入ってシャワーを利用できます。ただし短時間でも宿泊費が発生するため、予算と相談して選びましょう。

深夜・早朝にシャワーを浴びる方法

深夜到着・早朝出発などのケースでシャワーを使いたい場合、いくつか工夫があります。

  • 到着後すぐホテルに直行: 深夜便でロンドン到着後、そのまま市内に向かわず空港そばのホテルにチェックインしてしまう手があります。ホテルでシャワーと睡眠をとり、朝になってから行動開始すれば疲労も軽減できます。例えば早朝着の便なら、空港ホテルで数時間休んでから市内に移動するプランです。
  • 早朝のラウンジを狙う: 一方で早朝出発の場合、フライト前に空港でシャワーを浴びたいですよね。幸いヒースローのラウンジは5時前後には開くので、出発が7~8時台であれば搭乗前に素早くラウンジに立ち寄ることも可能です。チェックインや保安検査を早めに済ませ、開店直後のラウンジに駆け込めば、朝イチでシャワーを浴びてリフレッシュしてから飛行機に乗れます。
  • トランジットホテルを利用: もし乗り継ぎで空港外に出ない場合、空港内にトランジットホテルはありませんが、第3ターミナルにあるエアロテルはランドサイド(入国後エリア)にあります。一旦入国手続きをしてからになりますが、短時間利用もできるので、乗り継ぎ時間が長く深夜帯にかかる場合は検討してもよいでしょう。

シャワー利用は乗り継ぎ時間に要注意

乗り継ぎ(トランジット)でヒースローを利用する場合、シャワーに充てられる時間の管理が重要です。ヒースローは大規模な空港で、ターミナル間の移動や保安検査に思いのほか時間がかかることがあります。乗り継ぎ時間が短いときに無理にシャワーを試みると、搭乗に間に合わなくなるリスクも…。シャワーを浴びるなら最低でも2〜3時間以上の乗り継ぎ余裕時間があると安心です。

特に異なるターミナル間を移動してラウンジを利用する場合は注意が必要です。ヒースローでは一度出国(英国に入国)してから別ターミナルに移動し、再度保安検査を受けるケースもあります。そのため時間に余裕がない乗り継ぎ客は、シャワーは諦めて洗面所で顔を洗う程度で我慢するか、機内や到着地のホテルでシャワーを取ることをおすすめします。

事前予約やPriority Passの活用術

ヒースロー空港で効率よくシャワーを使うには、事前予約ラウンジ会員制度の活用も賢い方法です。

  • ラウンジの事前予約: 混雑が予想される時間帯や繁忙期には、有料ラウンジを事前予約しておくと安心です。オンライン予約サービス(空港公式サイトや旅行予約サイト経由)を利用すれば、当日満席で入れない心配も減ります。特に午前中の到着便が重なる時間帯や夕方便前はラウンジが混み合うため、予約があると優先入場できる場合もあります。なお、一部ラウンジは事前予約で割引料金が適用されることもあるので一石二鳥です。
  • Priority Passなどの会員カード: もしお持ちであれば、Priority Passや提携クレジットカード特典を最大限活用しましょう。Priority Passが使えるラウンジとしては、ヒースローでは第2・4ターミナルのプラザプレミアムラウンジ、第3ターミナルのクラブ・アスパイアラウンジ、第5ターミナルのクラブ・アスパイアラウンジなどがあります。プライオリティパスを提示すれば追加料金なしで入室でき、もちろんシャワーも利用可能です。ただし当日の混雑状況によっては**「PP利用枠は満席」**となるケースもあるため、早めの行動が吉です。
  • 混雑回避のタイミング: 比較的空いている時間帯を狙うのもテクニックです。午前5~7時台は到着後にシャワーを求める人が多く混み合いがちですが、午前10時過ぎや午後の中途半端な時間帯は比較的余裕があります。また、出発便が少なくなる昼過ぎ(13~15時頃)も穴場です。逆に夜間はラウンジ自体が早めに閉まるので注意しましょう。

以上を駆使すれば、ヒースローでのシャワー利用もスムーズにこなせるでしょう。では最後に、ターミナルごとの具体的なシャワー施設情報をまとめます。

ターミナル別シャワー施設ガイド

ヒースロー空港は現在、第2・第3・第4・第5ターミナルが運用されています(第1ターミナルは閉鎖済み)。各ターミナルによって利用できるラウンジや施設が異なりますが、どのターミナルにもシャワー設備は一応あります。ここではターミナル別にシャワーを浴びられる場所と利用方法を整理してみましょう。

ターミナル2のシャワー事情

第2ターミナル(スターアライアンス系が発着)では、主に以下の施設でシャワーが利用できます。

  • プラザ・プレミアムラウンジ (Plaza Premium Lounge) – 出発エリア内(Airside)4階にあり、5:00~21:30営業。有料で誰でも利用可能なラウンジで、清潔な個室シャワー完備。3時間利用で約45ポンド程度ですが、プライオリティパスや一部クレカで無料入場可。到着エリア(Landside)にも同ブランドのラウンジがあり、入国後すぐにシャワーを浴びたい場合に便利です。なおシャワー利用は追加料金が発生する可能性があるので受付で確認しましょう。
  • ユナイテッド航空 アライバルラウンジ – 第2ターミナル到着エリアにあるUAとAir Canada共用の到着ラウンジです。ビジネスクラス以上またはスターアライアンス上級会員限定で利用でき、一般の有料入場は不可。シャワー設備がありますが、該当者のみアクセス可能です。
  • 航空会社ラウンジ(出発エリア) – エア・カナダ「メイプルリーフラウンジ」やシンガポール航空ラウンジ、ユナイテッドクラブなどが出発エリアにあります。それぞれ利用資格(ビジネスクラス以上やスターアライアンスゴールド)が必要ですが、いずれもシャワー完備です。該当する方は搭乗前に利用しましょう。
  • 徒歩圏内のホテル – 第2ターミナル・第3ターミナルに近接したヒルトン・ガーデン・インがあります(連絡通路経由で徒歩数分)。客室を数時間利用できるプランがあり、早朝到着後や深夜出発前に部屋でシャワーを浴びて仮眠する、といった使い方も可能です。料金は日中利用で約99ポンド(9:00~17:00利用など)。時間帯によってはホテルのデイユースも選択肢になるでしょう。

第2ターミナルは比較的新しく快適なラウンジが揃っています。プラザプレミアムラウンジを中心に、条件が合えば各社の上級ラウンジも活用してリフレッシュしましょう。

ターミナル3のシャワー事情

第3ターミナル(ワンワールド系や一部スターアライアンスが利用)では、以下のオプションがあります。

  • クラブ・アスパイアラウンジ (Club Aspire Lounge) – 出発エリアにある有料ラウンジで、営業時間5:00~20:30。プライオリティパス提携で、当日支払い約30〜36ポンドでも入場可能。シャワールームあり。比較的コンパクトなラウンジですが、静かなエリアも設けられており仮眠スペースも多少あります。シャワーは利用希望時に受付で申し出てください。
  • No1ラウンジ(クラブルーム) – 第3ターミナルにはNo1ラウンジ系列の「Clubrooms」もあります。こちらも有料で利用でき、シャワー完備。より落ち着いた高級志向のラウンジで、事前予約制(約40ポンド~)となっています。ゆったり個室感覚で過ごしたい人向けです。
  • リージャス・エクスプレスビジネスラウンジ – チェックイン階(ランドサイド)にあるビジネス客向けラウンジです。会議室やワークスペースを備え、シャワーも5室設置されています。非会員でも当日受付で利用できるとの情報もありますが、確実ではありません。到着後入国前にどうしてもシャワーを浴びたい場合の最後の手段として覚えておくとよいでしょう。
  • 到着ラウンジ各種 – ワンワールド系ではアメリカン航空の到着ラウンジが第3ターミナル入国後エリアにあります(対象: AA便またはBA便のビジネス以上、上級会員等)。ヴァージンアトランティックの到着ラウンジもあり、こちらはVSおよびデルタ航空の上級客向けです。一般の有料利用はできませんが、該当の方はぜひ活用しましょう。到着ラウンジは朝5:00~14:00頃まで営業し、利用対象者は待ち時間なしでシャワーを使える場合が多いです。
  • エアロテル (Aerotel) ロンドンヒースロー – 第3ターミナル到着フロアに直結するトランジットホテルです。6時間・9時間など時間単位で客室を予約でき、部屋のシャワーでゆっくり浴びることができます。料金は時間帯やプランによりますが、6時間で約\u00a3170前後と高級ホテル並みです。乗り継ぎで長時間滞在する方や、早朝到着後に少し休みたい方には贅沢な選択肢としてありでしょう。

第3ターミナルはラウンジ選択肢が豊富で、有料ラウンジを使えばエコノミー客でもシャワー可能なのが魅力です。特にクラブ・アスパイアはプライオリティパスでも入れるため人気です。早朝到着時など上級クラス利用者はAAやVSの到着ラウンジで無料シャワーを堪能できます。

ターミナル4のシャワー事情

第4ターミナル(主にスカイチーム系や中東系航空会社)では、次の施設が利用できます。

  • プラザ・プレミアムラウンジ (出発エリア) – 出発エリア2階、ゲート1-6付近に2か所ラウンジがあります(「Plaza Premium」と、同系列のBlush Lounge)。営業時間はそれぞれ概ね5:00~22:00(Blushは7:00~22:30)で、シャワー完備です。有料入場でき、料金は約45ポンド~。プライオリティパスやアメックス・プラチナカードでも利用可能。出発前に時間がある乗客はこちらを利用すると良いでしょう。
  • プラザ・プレミアムラウンジ (到着エリア) – 第4ターミナル到着ホール(入国審査後、手荷物受取エリアを出た階)にも同ブランドのラウンジがあります。営業時間6:00~22:00、シャワーは1時間あたり15ポンドの追加料金で利用可能です。入国後すぐに汗を流したい場合に便利ですが、こちらも入場料は必要(1時間利用£30~)。飛行機を降りてから身支度を整えて市内に向かいたいビジネス旅行者に重宝されています。
  • スカイチーム・ラウンジ – 出発エリアにあるスカイチーム運営のラウンジで、対象航空会社(エールフランス/KLMなど)ビジネスクラス・上級会員向けです。営業時間5:00~22:00、シャワー設備あり。一般の有料入場は不可ですが、対象者はぜひ利用しましょう。
  • カタール航空・サウジア航空ラウンジ – いずれも対象航空会社の上級客向けですが、第4ターミナルにはカタール航空とサウジア航空の専用ラウンジがあります。どちらもシャワー完備。カタール航空ラウンジは一部有料での入場プランを提供することもあるようです(要事前確認)。
  • 第4ターミナル直結ホテル – 前述の通り、第4ターミナルには徒歩連絡可能なホテルが集中しています。ヒルトン・ロンドンヒースロー(T4)クラウンプラザT4プレミアインT4ホリデイ・インエクスプレスT4などが徒歩圏です。特にホリデイ・インエクスプレスは比較的手頃な価格で、デイユースも安価(8:00~15:00で£80程度)とおすすめされています。乗継ぎや待ち時間が長い場合はホテル利用も検討すると良いでしょう。

第4ターミナルはラウンジとホテルの選択肢が多彩で、有料ラウンジ利用で確実にシャワーが浴びられる環境です。特にプラザプレミアム系は到着・出発とも充実しているため、一般乗客でも使いやすいでしょう。

ターミナル5のシャワー事情

第5ターミナル(ブリティッシュ・エアウェイズの拠点ターミナル)では、以下の施設が利用できます。

  • クラブ・アスパイアラウンジ (Club Aspire) – 出発エリアAゲート側にあり、営業時間5:00~21:00。有料で利用でき、プライオリティパス提携。シャワーあり。比較的新しいラウンジで、軽食やバーサービスも充実。搭乗前に一息つきつつシャワーを浴びたい人に人気です。なお混雑時にはプライオリティパス利用者の入場制限がかかることもあるため早めの利用がおすすめ。
  • プラザ・プレミアムラウンジ (Plaza Premium) – 出発エリアAゲート近く(Gate A7付近)に2021年以降オープンしたラウンジです。営業時間4:45~21:30、シャワー完備。有料入場可能で、3時間約45ポンド~。こちらもアメックスカード会員などは無料利用できます。BA便利用でも誰でも入れる第三者ラウンジとして重宝します。
  • ブリティッシュ・エアウェイズ到着ラウンジ – 第5ターミナル到着階にある、BA長距離便到着客向けのラウンジです。営業時間5:00~14:00頃、94室ものシャワーブースがあり常にすぐ使える状態と言われます。対象はBAおよびワンワールドのファースト/ビジネス到着客、上級会員など。一般客は利用できませんが、該当する場合はぜひ立ち寄りましょう。朝食ビュッフェなども提供され、フライト後の活力を取り戻せます。
  • ブリティッシュ・エアウェイズ出発ラウンジ各種 – BA専用のギャラリーズラウンジ(ビジネス向け)やファーストラウンジ、コンコルドルーム(ファースト専用)が出発エリアに複数あります。いずれもシャワー完備です。利用資格が限られますが、BAプレミアム客にとって第5ターミナルは天国のような設備が整っています。シャワーも空いていれば予約不要で即利用できます。
  • ターミナル直結ホテル – 第5ターミナルにはソフィテル・ロンドンヒースロー (Sofitel Heathrow T5)が直接連結しています。豪華な5つ星ホテルで、デイユースプランやスパ施設も充実。時間に余裕がありラウンジより快適さを求めるなら、ソフィテルのスパでシャワーや有料スパ(マッサージ)を利用する手もあります(※宿泊者以外でもスパ利用は可)。料金は高めですが、旅の疲れを癒やすには最高の環境でしょう。

第5ターミナルはBAユーザー以外でも、有料ラウンジが揃っているため問題なくシャワーを利用できます。特に2020年代に入りプラザプレミアムラウンジがオープンしたことで、選択肢が増えました。BA便の乗客でなくても遠慮なく活用しましょう。

各ターミナル共通のポイント

最後に、ヒースロー空港の全ターミナルに共通するシャワー利用のポイントをまとめます。

  • 一般客向けはラウンジのみ: どのターミナルでも、エコノミー等一般客が利用できるシャワーは基本的に有料ラウンジ内です。無料開放のシャワーブースはありませんので割り切ってラウンジを利用しましょう。
  • 営業時間は概ね早朝~夜: 全ターミナル共通でラウンジ営業時間は5時頃から22時前後までが中心です。深夜は利用できないので注意してください。
  • ターミナル間移動は余裕を: 乗り継ぎなどで他のターミナルのシャワーを使う場合、制限エリア外移動が必要になることがあります。ヒースローではターミナル間は無料シャトルや地下鉄で移動できますが、移動時間+再セキュリティチェックの時間を見込んで行動しましょう。
  • アメニティは充実: どのシャワールームでも基本的に清潔でタオル・ボディソープ類完備です。ドライヤーもあります。女性でも安心して利用できますが、念のため自分の使い慣れた基礎化粧品など持参するとより快適でしょう。
  • 混雑状況: 朝の到着便集中時や夕方便前は各ラウンジとも混みやすいです。シャワー待ちが発生したら、他のターミナルのラウンジに移動するより、同ターミナル内で別のラウンジを試す方が現実的です(例:T3ならClub Aspireが混んでいたらClubroomsへ、T5ならAspire満席ならPlaza Premiumへ、など)。複数選択肢を把握しておくと臨機応変に対応できます。
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