【タイ・バンコク】スワンナプーム空港乗り継ぎ・トランジットの過ごし方ガイド

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タイの玄関口・スワンナプーム国際空港【BKK】で長い乗り継ぎ時間、どう過ごしますか?Wi-Fiやマッサージ、ラウンジ、カフェなど設備が充実したこの空港なら、待ち時間だって快適に楽しめます。空港内でリラックスする方法から市内観光のヒントまで、トランジットを有意義に過ごすアイデアをたっぷりご紹介します!

乗り継ぎ時にリラックスできる過ごし方

長旅の疲れを癒やすには、まずリラックスすることが大切です。スワンナプーム空港内には、マッサージや仮眠施設、ラウンジなど乗り継ぎ客向けのリフレッシュスポットが揃っています。ここではトランジット中に体を休めるための過ごし方を見ていきましょう。

タイ古式マッサージで疲れを癒す

Image: SENSIB Thai Massage

旅先タイならではのマッサージ施設が空港内に充実しています。到着コンコース直結の地下1階(B1階)には格安の「Thai Massage & Spa」があり、30分350バーツ(約1,450円)ほどから本格的なタイ古式マッサージを体験できます。一方、空港3階には新しくできた少し高級な「SENSIB Thai Massage」があり、B1階の店の倍ほどの価格ですがより洗練された雰囲気で施術が受けられます。深夜でも営業しており、コースもフットマッサージから全身オイルマッサージまで多彩なので、自分好みのリラクゼーションを選びましょう。

仮眠できるスポット・トランジットホテル

フライトとフライトの合間に仮眠をとってリフレッシュするのも◎。空港4階には、タイで唯一のトランジットホテル「Miracle Transit Hotel(ミラクル・トランジットホテル)」があり、1時間単位で客室を利用できます。また地下1階には個室タイプの休憩施設「Boxtel(ボクステル)」、カプセルホテル「Avagard Capsule Hotel」もあり、短時間の仮眠におすすめです。お金をかけずに休みたい場合でも、空港内には多数のベンチが設置されています。充電設備近くのベンチでスマホを繋ぎつつ一息つけるほか、深夜にはベンチを3つ占領して横になる強者もいるほど。ただし硬めで寝心地は今ひとつなので、ブランケットなどがあると良いでしょう。

プライオリティパス対応ラウンジで快適に休憩

手持ちのプライオリティパスや搭乗クラス特典があるなら、空港ラウンジを利用しない手はありません。スワンナプーム空港では、24時間営業の「Miracle First/Business Class Lounge」が国際線コンコースAやDなど各所にあり、シャワー室完備でゆったり過ごせます。また同じく24時間営業の「The Coral Executive Lounge」もあり、飲み物サービスに加えて時間帯によっては15分間の無料肩マッサージも提供されています。プライオリティパスを持っていなくても、当日有料で入場券を購入することも可能です。軽食やドリンク、無料Wi-Fiに新聞雑誌まで揃ったラウンジを活用すれば、次のフライトまでの時間を快適に過ごせるでしょう。

シャワーでリフレッシュする

長時間のフライト後や暑いタイ到着後には、シャワーを浴びてさっぱりしたいですよね。スワンナプーム空港内には無料の公共シャワールームはありませんが、ラウンジ内にシャワー設備がある場合が多く、パスをお持ちなら無料で利用できます。空港内の一部マッサージ店でも施術後にシャワーを貸してくれることがあります。また、いったん入国して空港直結のノボテル・バンコク・スワンナプームホテル内スパを利用すれば、有料でシャワーを浴びることも可能です。汗を流して着替えれば気分もリフレッシュ!搭乗前にひと風呂浴びたような爽快感で、次の空の旅に備えましょう。

無料で休める静かなエリアを活用

有料施設だけでなく、空港内の静かなスポットも上手に使って休憩しましょう。例えば3階はショップが少なく人通りも控えめなので、隅のほうで静かに過ごすには穴場です。さらに7階の展望デッキはスタッフや旅行者がベンチで休んでいる穴場の静養スポット。外の飛行機を眺めながらコンセントで充電もでき、ひと息つくにはもってこいです。地下階にも、7〜10番出口付近や24時間営業のセブンイレブン周辺などに人が少ないエリアがあり、深夜便待ちの旅行者が静かに体を横たえていたりします。このように無料で利用できる休憩場所も多いので、状況に応じて活用してみてください。

空港内で暇つぶしを楽しむ!グルメにショッピングも

「まだ搭乗まで時間がある…」そんな時でもスワンナプーム空港なら退屈しません。暇つぶしに最適なグルメスポットや無料Wi-Fi、お土産ショッピングまで、空港内のエンタメ要素は盛りだくさんです。ここでは空港内で楽しめる食事やネット、買い物スポットをご紹介します。

24時間営業のレストラン・カフェでグルメを楽しむ

タイ到着・出発前のカフェタイムやお食事も、空港内なら心配ご無用。なんと空港内の多くの飲食店が24時間営業で、深夜早朝でも温かい食事やコーヒーを楽しめます。タイ料理を味わいたいなら、出発ロビー4階の「RUAM SAMAI(ルアムサマイ)」で人気のパッタイを頂いたり、市内でおなじみ「LEE CAFÉ」でタイ×中華のフュージョン料理を試すのもおすすめ。地元感たっぷりの屋台料理を安く食べたい場合は、地下1階のフードコート「Magic Food Point」へ。タイ風ラーメン(クイッティアオ)やカオマンガイが一杯50バーツ前後(約200円)と空港とは思えない安さで味わえます。ちょっと一服したい時は、出発ロビー4階のスターバックスやコンコースの「The Coffee Club」へ。いずれも24時間営業で、時間を気にせず寛げるのがうれしいポイントです。

無料Wi-Fiでスマホやネットを満喫

スワンナプーム空港では無料Wi-Fiが提供されており、ネットサーフィンや動画視聴で暇つぶしすることも可能です。ネットワーク一覧から「AOT Airport Free Wi-Fi」を選び、Eメールアドレス入力と利用規約同意だけで接続OK。最大60分間利用でき、時間が来ても再ログインすれば繰り返し使えるので実質無制限に使えます。通信速度も比較的良好なので、SNSに写真をアップしたり日本の家族とビデオ通話したりと、空港内どこでもインターネットを楽しめます。もちろん各カフェやラウンジにも独自Wi-Fiはありますが、空港全体で接続できるこの無料サービスはぜひ活用しましょう。

免税店やコンビニでお土産ショッピング

 キングパワー免税店はスワンナプーム空港内に数店舗あり、コスメからお菓子まで品揃え豊富です。旅行の楽しみといえばお土産選び。スワンナプーム空港にはタイならではのショップが数多く揃い、ショッピングにも事欠きません。搭乗前の空き時間で買い物を済ませたい時も、空港内で一通りの物が手に入ります。主なショップや便利なお店をピックアップしてみましょう。

  • King Power Duty Free(キングパワー免税店) – 空港内に複数展開する巨大免税店。24時間営業で、服・バッグ・時計など高級ブランド品から化粧品、旅行用品まで幅広く揃います。タイ限定パッケージのお菓子などもあり、お土産探しに最適です。
  • Jim Thompson(ジム・トンプソン) – 高級タイシルクで有名なブランド。制限エリア内に2店舗あり、シルク製スカーフやポーチなど上質なタイ土産が見つかります。小物中心の品揃えで、ばら撒き土産にも◎。
  • コンビニ(セブンイレブン&ローソン) – 空港内には日本人にもおなじみのコンビニがあります。地下1階のエアポートリンク駅近くにセブンイレブン、到着2階と出発4階にはローソンが営業中。飲み物やスナック、カップ麺から生活用品まで手軽に買えます。24時間営業なので深夜の暇つぶしにも便利!
  • Boots(ブーツ) – イギリス発のドラッグストアですがタイ各地に展開。空港では出発4階と3階レストラン街に店舗があり、タイ定番の鼻づまりスースー吸引剤「ヤードム」やタイコスメ、スキンケア商品が購入できます。薬局コスメ系のお土産を探すなら要チェックです。

展望デッキで飛行機ウォッチング

飛行機好きの方やお子様連れには、7階にある展望デッキもおすすめです。ターミナルビル最上階に位置する屋内展望スペースからは、滑走路や駐機中の航空機を眺めることができます。大きなガラス越しに見る飛行機の発着は迫力満点で、つい時間を忘れてしまうかも。無料のスポットなので、搭乗前にちょっと飛行機を見てリフレッシュしたい時に立ち寄ってみてください。静かな空間でもあるので、景色を見ながら物思いにふけるのも良いでしょう。

タイ文化を感じるフォトスポット巡り

空港内でタイらしさを味わいたいなら、ターミナル各所に点在するフォトジェニックなタイ文化オブジェを探してみましょう。中でも目を引くのは、派手な衣装を身に纏った巨大な鬼(ヤック)の像たち。スワンナプーム空港にはタイ神話に登場するヤック像が合計12体も配置されており、カラフルで迫力ある姿は思わず写真に収めたくなるはずです。これらはバンコク随一の名刹ワット・プラケオ(エメラルド寺院)の守護鬼像を模したもので、魔除けの意味もあるとか。出国フロア中央にはヒンドゥー神話「乳海攪拌」の巨大ジオラマも据えられており、神々と阿修羅が大蛇を引く姿が見事に再現されています。タイの文化や伝説に触れられる空港内展示物を巡れば、待ち時間もプチ観光気分が味わえますよ。

乗り継ぎ時間が長いなら空港からの移動も検討しよう

乗り継ぎまで時間がたっぷりある場合は、思い切って空港の外へ出てみるのも一案です。スワンナプーム空港は都心から約30分と比較的近く、市内観光にチャレンジするトランジット客も少なくありません。ただしフライトまでの残り時間と相談し、空港からの移動手段や帰り時間に注意する必要があります。ここからは、長時間のトランジット向けにバンコク市内へ出る際のポイントをご紹介します。

市内への移動はエアポートリンクが便利

空港からバンコク中心部への移動手段としては、大きく分けて電車(エアポートレールリンク)かタクシーになります。それぞれの特徴を押さえておきましょう。

  • エアポートレールリンク (ARL) – 空港地下の「スワンナプーム駅」から出ている鉄道で、終点パヤータイ駅まで約30分と速く運行本数も豊富。運賃も45バーツ(約170円)程度と格安です。市内の渋滞に左右されないので、時間が読めない場合は最も安心できる移動方法です。
  • タクシー – ターミナル1階の乗り場やアプリ配車(Grabのミートポイントも1階)から乗車できます。タイのタクシー料金は日本より割安ですが、バンコクは時間帯によって渋滞が深刻なため移動時間が読めません。特に夕方のラッシュ時は所要時間が倍以上になることも。電車の動いていない深夜帯以外は、基本的にARL利用が無難でしょう。

荷物預かりサービスで身軽に観光

スーツケースなど大きな荷物を抱えたままでは市内観光も大変です。幸いスワンナプーム空港内には手荷物預かり所があり、荷物を預けて身軽に行動できます。場所は到着ロビー(2階)出口Bを出て右手200mほど進んだ先と、出発ロビー(4階)チェックインカウンターPとQの間奥の2か所です。料金は荷物の大きさによりますが1日あたり150~200バーツほどで、支払いは受け取り時にまとめて行います。どちらも24時間営業なので、早朝深夜の利用でも安心です。事前予約は不要で、その場で名前や電話番号を登録すればOK。空港で荷物を預けてしまえば、身軽になって市内散策や買い物を存分に楽しめますね。

バンコク市内で寺院観光を楽しむ

十分な乗り継ぎ時間があり、到着が日中であればバンコクの寺院巡りに出かけてみてはいかがでしょう。バンコク観光の目玉である三大寺院、エメラルド仏が鎮座するワット・プラケオ(王宮)、巨大寝釈迦仏像で有名なワット・ポー、そしてチャオプラヤー川越しにそびえるワット・アルン(暁の寺)は外せません。これら3つの寺院は川沿いに位置し、ワット・プラケオ→ワット・ポー→ワット・アルンの順で回ると効率的だといわれます。ただし営業時間は朝~夕方までなので、遅くとも午後には現地に着くようにしましょう。寺院では服装規定(露出の少ない恰好)もあるので注意。限られた時間でもバンコクの文化と歴史に触れれば、旅の満足度も一段と高まるはずです。

ローカルマーケットでお買い物体験

「到着が夕方で寺院はもう閉まっている…」という場合でもご安心を。バンコクには夜楽しめるナイトマーケットが多数あり、トランジット観光にうってつけです。空港から鉄道やMRTでアクセスしやすいマーケットも多く、本場タイの屋台グルメやショッピングを気軽に楽しめます。例えば、MRTタイ文化センター駅近くの「ザ・ワン・ラチャダー (The One Ratchada)」は2022年にリニューアルオープンした人気マーケット。カラフルなテント屋根で有名だった旧ラチャダー鉄道市場が白いおしゃれな外観によみがえり、初タイでも訪れやすい雰囲気です。また、中心部ナナエリア近くの「JODD FAIRS (ジョッド・フェア)」も2021年開業の新しい夜市で、清潔感があり初心者にもおすすめ。屋台料理の価格は空港で食べるより断然リーズナブルで、本場の味と活気ある雰囲気を味わえるのも魅力です。短時間でもローカルマーケットを覗けば、タイ旅行気分がグッと高まることでしょう。

市内に出る際の注意点と帰り時間

最後に、乗り継ぎで市内観光する際の注意点です。まず一番大切なのは時間配分。一般に空港の外へ観光に出るなら最低でも4〜5時間以上の乗り継ぎ時間が必要と言われますが、余裕を持つなら6時間以上あると安心です。乗り継ぎ時間が4時間未満の場合は、移動と手続きで精一杯になってしまうため空港内で過ごす方が無難でしょう。観光に出た場合でも、フライトの2時間前には空港に戻ってくるのが理想です(繁忙期ならさらに早めが安全)。特に夕方以降は街中で渋滞が発生しやすいので、帰路は電車を使うか、タクシー利用でも通常以上に時間を見積もって余裕を持って出発しましょう。「あと少し大丈夫」が命取り、搭乗ゲート閉鎖なんてことにならないよう時間厳守で行動してくださいね。また、タイは日本人観光客はビザ不要とはいえ、一旦入国する以上パスポート審査があります。他国籍の方はトランジットビザが必要か事前に確認しましょう。空港内の荷物預けや通信手段(ポケットWi-FiやSIMカード)も事前に準備しておけば、短時間の市内旅行もスムーズです

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