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メインカード:Marriott Bonvoy アメックスプレミアム
メイン航空会社:ANA
メインポイ活サイト:ハピタス←紹介特典付き

いつもはANA公式サイトで航空券を予約しているけれど、最近よく見かけるTrip.comって本当に安いの?安くてもマイルが貯まらないんじゃ意味がないんじゃない?そんな疑問をスッキリ解決します!この記事を読めば、あなたの旅行がもっとお得で賢くなること間違いなし!マイルの積算から、知られざる特典、そして「もしもの時」の対応まで、隅々まで徹底的に比較分析しました。さっそく見ていきましょう!
多くの旅行者がTrip.comの価格に魅力を感じていますが、一番気になるのはやはりマイルの積算ではないでしょうか。結論から言うと、Trip.comを通じてANAマイルを貯めることは可能ですが、その仕組みにはいくつかの注意点があります。
ANAマイレージモールを経由してTrip.comを利用する場合、マイル積算の対象となるのは「ホテル・宿の予約」に限られます。この場合、200円の利用につき1マイルが積算される仕組みです。一方、JALの場合は、特設ページからのホテル予約で100円につき1マイルが貯まります。このように、提携パートナーによってマイル積算の条件は異なります。
残念ながら、Trip.comで航空券を予約した場合は、原則としてマイル積算の対象外とされています。このため、ANAマイレージモールからTrip.comへ遷移して予約をしたとしても、航空券代金に対してANAマイルは直接付与されません。この事実は、多くのユーザーが持つ「ANA提携サイトなら何でもマイルが貯まる」という認識とギャップがあるため、特に注意が必要です。
Trip.comで航空券を予約した場合、マイルが貯まらない、あるいは「少ない」と言われるのには理由があります。Trip.comのアプリにはマイレージ番号を登録する項目がありますが、実際に登録を試みても反映されず、最終的にマイル積算が失敗したという事例も報告されています。これはTrip.com側の問題というよりも、航空券に付随する特定の条件が影響していると推測されます。
マイルの積算は、航空券の「予約クラス」という区分によって決まります。Trip.comは安価な航空券を販売するために、マイル積算率が非常に低い、あるいは積算対象外となる運賃クラスの航空券を多く取り扱っている傾向があります。そのため、たとえマイル積算の機能が正常に作動したとしても、結果的に付与されるマイルが少なくなるという事態が発生します。提携航空会社のコードシェア便を利用する場合も、マイル積算率が異なったり、積算されないケースがあるため、予約時に詳細を確認することが不可欠です。
予約クラスとは、航空券の運賃種別ごとに設定されているアルファベット1文字の区分を指します。同じエコノミークラスの座席であっても、購入した運賃プラン(早期割引、正規運賃など)によって予約クラスが異なり、これがマイル積算率や払い戻し条件に大きな影響を与えます。
ANAの場合、国内線・国際線ともに予約クラスごとの積算率が細かく設定されています。例えば、ANA国際線エコノミークラスのY/B/Mクラスは区間基本マイレージの100%が積算されるのに対し、L/Kクラスでは30%しか積算されません。eチケットのお客様控えの「Fare Basis」欄に記載されているアルファベットを確認すれば、自身の予約クラスを特定できます。
ANAプロパーで予約する際は、Super Valueなどの運賃を選べば比較的高いマイル積算率(国内線は75%など)が保証されています。しかし、Trip.comでは価格の安さが最優先されるため、積算率の低い運賃が提示されることが多いのです。このように、予約するサイトによって選べる運賃クラスに偏りがあるという構造を理解することが、マイルが「少ない」と感じる理由の核心です。
エコノミークラス(国際線) | 区間基本マイレージに対する積算率 |
---|---|
予約クラス Y, B, M | 100% |
予約クラス U, H, Q | 70% |
予約クラス V, W, S, T | 50% |
予約クラス L, K | 30% |
※上記は一例です。詳細はANA公式サイトでご確認ください。
ここからは、実際にANAプロパーとTrip.comの予約で、料金とマイルにどれくらいの差が出るのかを具体的に比較してみましょう。
まず、料金面で比較すると、Trip.comが提示する価格はANA公式サイトを大きく下回るケースが多く見られます。例えば、東京-沖縄路線のANA航空券の最安値は、Trip.comでは片道7,392円〜、往復14,535円〜という価格が提示される一方で、ANA公式サイトでは片道18,180円〜という価格例が示されています。
Trip.comのサイト上では、通常価格から「84% OFF」といった大きな割引率が表示されることもあります。しかし、この価格はあくまで特定の時間帯や曜日の最安値であり、常にこの価格で予約できるわけではありません。また、国際線では必ずしもTrip.comが最安値になるとは限りません。東京-ホノルル路線のANA航空券は、ANA公式サイトで往復97,000円〜という運賃例があるのに対し、Trip.comでは113,882円〜という価格例も確認されています。このため、料金を比較する際は、単に最安値だけを見るのではなく、時期や予約クラス、そして往復か片道かなど、様々な条件を考慮する必要があります。
路線料金比較例 | Trip.comでの価格例 | ANA公式サイトでの価格例 |
---|---|---|
国内線 東京⇔沖縄(片道) | 7,392円〜 | 18,180円〜 |
国内線 東京⇔沖縄(往復) | 14,535円〜 | 36,300円〜 |
国際線 東京⇔ホノルル(往復) | 113,882円〜 | 97,000円〜 |
※価格は時期や空席状況により変動します。
料金とマイルはトレードオフの関係にあります。安さを追求すると、マイルが犠牲になる傾向があるのです。この差をより具体的に見てみましょう。東京から沖縄へのフライトの区間基本マイレージは984マイルです。
- ANAプロパー予約(ANA SUPER VALUE):
マイル積算率は75%
付与マイル数:984マイル × 75% = 738マイル - Trip.com予約(格安運賃):
マイル積算率が低い予約クラス(例:30%)の運賃が提示されることが多い
付与マイル数:984マイル × 30% = 295マイル
この計算からわかるように、同じ区間を飛んでも、予約サイトや運賃種別が違うだけで、獲得できるマイル数に大きな差が出ます。この例では、安さを優先した結果として、約443マイルの差が生じているのです。
マイル積算以外にも、両社のビジネスモデルの違いからくる様々な特典やサービスの違いがあります。ANAは、自社サイトでの予約を促し、ロイヤルティの高い顧客を育てることに注力しています。ANAカード優待割引や、ANAマイレージクラブ会員限定のクーポンなど、ANAグループならではの特典が充実しています。これは、マイルやカード、アップグレードといった「ANA経済圏」全体で収益を上げようとする戦略に基づいています。
一方、Trip.comは、航空会社を問わず自社プラットフォームでの予約回数を増やすことで、独自の「Trip.com経済圏」を拡大しようとしています。そのため、予約回数に応じて会員ランクが上がり、空港ラウンジの無料利用券や無料のeSIMカード、キャンセル保証などの特典が得られます。
これは単なるサービスの違いではなく、ユーザーがどちらの「経済圏」に属するかを選ぶという戦略的な決断でもあります。
比較項目 | ANA公式サイトで予約 | Trip.comで予約 |
---|---|---|
航空券料金 | 早期予約割引などでお得になるが、一般的にはTrip.comより高価な傾向。 | 価格競争力が高く、圧倒的に安価な場合が多い。時期や時間帯で価格が大きく変動 |
マイル積算 | 運賃種別に応じてマイル積算率が保証され、マイルが貯まりやすい。 | 航空券は原則マイル積算対象外。ホテル予約のみ積算可能。 |
独自ポイント | ANA SKYコインやANA旅行券など、ANAのサービス内で利用できる。 | Trip Coinsを貯められ、100コイン=約150円として次回の予約に充当できる。 |
会員特典 | ANAカード優待割引や会員限定クーポンが豊富。ステータスに応じたサービスあり。 | 予約回数に応じてランクが上がり、空港ラウンジ利用券やeSIMなどの特典が得られる。 |
キャンセルポリシー | 運賃種別によって取消料が明確に定められている。病気などの特例も規定されている。 | 各航空会社の規約に準じる。返金不可の運賃が多い傾向。 |
カスタマーサポート | 日本人スタッフが電話やウェブサイトで丁寧に対応。 | 24時間365日対応。日本人スタッフがいるが、対応にばらつきがあるとの声も。 |
Trip.comで安く航空券を予約した場合でも、マイル積算を諦める必要はありません。
万が一、マイルの事前登録がうまくいかなかった場合や忘れてしまった場合でも、搭乗後6カ月以内であれば事後登録が可能です。事後登録を行う際は、eチケットお客様控や搭乗券の原券が必要となるため、これらの書類を必ず保管しておくことが重要です。
ANAウェブサイトから手続きを行えば、確認書類の添付が不要で、すぐに積算結果を確認できます。Trip.comアプリでのマイル登録は不安定なケースがあるため、自動でマイルが登録されていると過信せず、搭乗後に必ず積算を確認し、必要であれば事後登録の手続きを進めることが賢明です。
Trip.comには、ANAマイルの代わりとなる独自のポイント「Trip Coins」があります。Trip Coinsは100コインあたり約150円として、次回の旅行代金に充当することができます。このポイントは、予約するサービスによって付与率が異なります。ホテル予約ではUS$100ごとに50コインが付与されるのに対し、航空券予約では20コインとなります。
そのため、もしTrip.comで効率的にポイントを貯めたいのであれば、航空券だけでなく、ホテルやその他のサービスもまとめて予約することで、より多くのポイントを獲得できます。また、レビューを投稿することでもコインを獲得できる仕組みです。
どちらのポイントシステムが優れているかという単純な結論はありません。両者は根本的に異なる価値を提供しているため、個人の旅行スタイルや価値観に合わせて選択することが重要です。
- ANAマイル: 貯めるには時間と労力が必要ですが、特典航空券や座席のアップグレードなど、金銭では得がたい「非日常的な体験」に交換できる魅力があります。飛行機移動がメインのユーザーや、将来的にビジネスクラスなどに乗りたいと夢見ているユーザーに向いています。
- Trip Coins: ホテルやアクティビティの予約と組み合わせることで比較的すぐに貯まり、次回の旅行で「現金割引」として使える即効性があります。とにかく旅行費用を安く抑えたい、あらゆるサービスを一つのプラットフォームで予約したいユーザーに向いています。

もしあなたが、旅行のたびに少しでも出費を抑えたいと考えているなら、Trip.comは非常に魅力的な選択肢です。特に国内線やアジア圏の近距離路線では、ANAプロパー予約よりも圧倒的に安価な航空券を見つけられる可能性が高いです。ただし、その代償としてマイルがほとんど貯まらないという前提を理解した上で利用することが重要です。
将来的に特典航空券を狙いたい、マイルをコツコツと貯めてステータスを上げたい、ANAのサービスに安心感を求めるなら、ANAプロパー一択です。ANAプロパーで予約することで、マイル積算率の高い運賃を選べ、マイルやANAカードの特典を最大限に活用できます。特に長距離の国際線は、獲得できるマイル数が大きくなるため、料金差とマイル差を慎重に比較検討することが重要です。
ANA公式サイトのクーポンはANAマイレージクラブ会員限定であり、予約完了後に適用することはできません。また、Trip.comでクーポンを利用した場合、マイル積算の対象外となるケースが報告されています。これは、料金割引かマイル積算かの二者択一を迫られる、見過ごされがちな重要なポイントです。
ANAプロパー予約の場合、運賃種別やキャンセル時期によって取消料・払戻手数料が明確に定められています。病気などの理由で搭乗できない場合には、医師の診断書を提出することで全額返金となる特例もあります。
一方、Trip.comでは、キャンセル・返金が可能かどうかは各航空券の規約によって異なります。安価な航空券は返金不可の運賃であることが多く、キャンセル時にはカスタマーサポートへの問い合わせが必要となります。安さには、規約の透明性やキャンセル時の柔軟性といった見えないリスクが含まれていることを理解しておく必要があります。
Trip.comのカスタマーサポートについては、賛否両論の口コミが寄せられています。「問い合わせ対応が遅い」「質のばらつきがある」といった不満の声がある一方で、「日本人スタッフが丁寧で迅速に対応してくれた」「問題解決まで寄り添ってくれた」といった感動的な体験談も存在します。
この評価のばらつきは、サービスの品質に「当たり外れ」があることを示唆しています。安さを追求する際には、サービスの安定性という見えないリスクも考慮に入れることが、賢い選択に繋がります。


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