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イギリス旅行の準備で一番悩むのがスマホ問題ですよね!ヒースロー空港(LHR)に到着してすぐ使いたい方も、日本で準備して安く済ませたい方も、このガイドを読めばもう迷いません。現地購入の最安値プランから、最新eSIM(airalo)活用術まで、プロの視点で徹底解説します!

長時間のフライトを終えてヒースロー空港(LHR)に降り立った瞬間、「すぐにネットに繋がって家族に連絡したい!」と思うのは当然のこと。空港でSIMカードを「現地購入」するのは最もポピュラーな方法ですが、購入場所やプランによって価格や「容量」、サポート体制が大きく異なります。
ヒースロー空港は巨大ですが、心配いりません。稼働しているすべての「ターミナル」(T2、T3、T4、T5)の到着ホールやバゲージクレームエリアでSIMカードを購入できます。わざわざ別の「ターミナル」に移動する必要はありません。
SIMカードを購入できる場所は主に4種類あります。
- SIM Local ストア(Local SIM stores):すべての「ターミナル」の到着ホールやバゲージクレームエリアに位置しています。営業時間は午前6時から午後10時まで 1。スタッフが常駐しており、アクティベーション(有効化)のサポートを直接受けられるため、SIM設定に不安がある方には最も安心できる選択肢です。
- WHSmith コンビニエンスストア:こちらも到着ホール近くにありますが、営業時間は午前6時から午後9時までと少し短めです。SIM Localと同じ種類のSIMカードを販売していますが、こちらはアクティベーションを全て自分で行う必要があります。
- Travelex Currency Exchange(両替所):「ターミナル」2と5のバゲージクレームホールにのみ設置されています。後述しますが、ここが最も「安い」プランを見つけられる場所の一つです。
- SIMカード自動販売機:バゲージエリアやショップ近くの「ターミナル」内に設置されています。スタッフのサポートは一切ありませんが、24時間年中無休で稼働しているため、深夜到着時の唯一の救世主となります。
初めての海外旅行で設定に不安を感じる方は、サポートのあるSIM Localストアを選ぶのがおすすめです。多少値段が高くても、到着直後のストレスを回避できる安心料だと考えましょう。
ヒースロー空港で最も「安い」SIMカードを見つけたいなら、Travelex Currency Exchangeをチェックしましょう。
Travelexでは、£20から購入できるプランがあり、30日間で40GB以上のデータと通話が含まれています。これは現地購入としては破格のコスパです。SIM Localストアでも、Vodafoneの40GBプランが同じく£20で提供されている例があり、こちらも非常に魅力的です。
しかし、ここで注意が必要です。TravelexやWHSmithで購入したSIMカードは、基本的にアクティベーションのサポートがありません。つまり、SIMの差し替えだけでなく、APN設定やオンライン登録などを全て自力で行う必要があります。この自力設定のリスクを許容できるかどうかで、最も「安い」プランを選ぶべきかどうかが決まります。
もし設定に自信がない場合は、£25〜£30が目安となるThreeやEEのプランをSIM Localストアで購入し、スタッフに設定を手伝ってもらう方が、結果的にスムーズで安心な旅のスタートを切れるでしょう。
日本からのフライトは夜遅くに到着することも多いですよね。「深夜」にヒースロー空港に到着した場合、現地SIMカードを購入できるかどうかは非常に重要な問題です。
SIM Localストアは午後10時には閉店し、WHSmithはさらに早く午後9時には閉まってしまいます。そのため、午後10時以降に到着した場合、有人店舗での購入はほぼ不可能です。
しかし、唯一の選択肢として、SIMカードの自動販売機があります。自動販売機は24時間年中無休で稼働しているため、「深夜」でも物理的なSIMカードを購入すること自体は可能です。
ただし、自動販売機で購入する場合、店員によるサポートはゼロです。自力でのアクティベーションが必要となり、もし設定がうまくいかないと、空港からホテルまでの移動手段の手配や連絡手段を失ってしまうリスクがあります。このため、深夜にLHRに到着することが分かっている旅行者にとって、現地SIMの自動販売機は最後の手段であり、より安全なのは日本での事前準備(特にeSIM)であると言えます。
イギリス滞在中にどれくらいのデータ「容量」が必要かは、旅行スタイルによります。現地SIMでは、30日間で10GBから最大100GBまでの幅広いプランが用意されています。
- 5GB〜10GB: 短期旅行(1週間程度)で、主に地図検索やSNSの閲覧に使う方。
- 15GB〜30GB: 2週間以上の滞在、または動画視聴やテザリングを考えている方。
また、キャリアの選択も重要です。
| キャリア | 主な特徴 | 欧州周遊の可否 |
|---|---|---|
| Three | コスパに優れ、プランには無料のEUデータローミング(10GBまたは12GB)が含まれる。英国だけでなく、ヨーロッパ周遊を計画している旅行者にとって非常に魅力的です。 | EU周遊に最適 |
| EE | 英国で最も高速で信頼性の高いネットワークとして知られています。通信速度を最優先する方に人気です。 | UK国内に強み |
| Vodafone | 料金競争力が高いプラン(40GB/£20)を提供しており、「安い」プランを探す際の候補となります。 | 標準的 |
もしイギリスだけでなく、フランスやイタリアなど他のヨーロッパ諸国も周遊する予定なら、ThreeのSIMカードを選ぶと、データ「容量」を気にせずそのまま国境を越えることができるため、非常にお得です。
現地SIMカードを購入する際に慌てないよう、出発前に以下の点を必ずチェックしておきましょう。
- パスポートの準備: SIMカードのアクティベーションと身元証明のため、パスポートの提示が求められます。すぐに取り出せるように準備しておきましょう。
- 端末のSIMフリー(アンロック)確認: 自分の携帯電話がSIMフリー端末であることを確認してください。キャリアロックがかかっている端末では、現地SIMカードは使用できません。
- 支払い手段の確保: 現金またはクレジットカードを用意しておきましょう。
- バッテリー充電: 携帯電話はしっかり充電しておきましょう。SIMカードのアクティベーション中に充電が切れると、設定が中断し、トラブルの原因となります。
SIM Localのようなスタッフがいる店舗で購入すれば、SIM取り出しツールは貸してもらえる場合が多いですが、念のため持参しておくと安心です。
LHR現地SIM購入スポット比較表 (2024年6月時点)
| 購入場所 | ターミナル | 営業時間(目安) | 設定サポート | 価格帯・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| SIM Local ストア | T2, T3, T4, T5到着ホール | 6:00〜22:00 | あり(推奨) | 標準価格。Three, EE等選択肢豊富。 |
| WHSmith コンビニ | T1〜T5 到着ホール付近 | 6:00〜21:00 | なし(自己対応) | 価格はSIM Localと同等。自己設定が必要。 |
| Travelex 両替所 | T2, T5 バゲージクレーム | 店舗により異なる | なし(自己対応) | 最安値(£20/40GB+)。自力設定必須。 |
| SIMカード自動販売機 | バゲージエリア、ショップ付近 | 24時間/年中無休 | なし(自己対応) | 深夜到着時の唯一の選択肢。 |
LHR現地購入 主要キャリアプラン比較(30日間)
| キャリア | 販売元 | データ容量 | 価格 | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|
| Travelex (推定) | Travelex | 40GB以上 | £20 / 約3,900円 | LHR最安値。設定は全て自己責任。 |
| Vodafone | SIM Local ストア | 40GB | £20 / 約3,900円 | 通話・テキスト無制限。現地コスパ良。 |
| Three | SIM Local ストア | 10GB | £25 / 約4,900円 | 10GB EUローミング付き。欧州周遊に最適。 |
| EE | SIM Local ストア | 30GB | £30 / 約5,900円 | 高速通信に定評あり。サポート充実。 |

ヒースロー空港での現地購入は便利ですが、実は日本で事前に準備していく方が、「安い」上に、到着直後の手間やストレスを大幅に減らせるという大きなメリットがあります。特に最新のeSIMは、海外旅行の通信環境を一変させました。
eSIMとは、スマートフォン本体に内蔵されたデジタルSIMのことです。物理的なカードの差し替えが不要で、事前に購入したプランをQRコードなどでダウンロードするだけで設定が完了します 2。
eSIMの最大の魅力は、その手軽さと価格の安さです。
- 時間と場所の制約がない: 日本にいながらオンラインで全ての設定が完了します。ヒースロー空港に到着した瞬間、飛行機を降りてすぐに通信が開始されるため、「深夜」到着で店舗が閉まっているという心配が全くありません。
- 圧倒的な「安い」価格: 日本国内のオンラインマーケットでは、ヨーロッパ33カ国対応のeSIMが非常にお求めやすく販売されている例もあり、現地SIMと比較して圧倒的に安価にデータ通信を確保できます。
- デュアルSIM運用が可能: eSIM対応機種であれば、日本のSIMカード(主回線)をそのまま維持しつつ、eSIM(副回線)をデータ通信専用として利用する「デュアルSIM」運用が可能です。これにより、日本の重要な電話番号を維持したまま、データ通信だけを安く行うことができます。
eSIMは、単に安価な選択肢というだけでなく、海外旅行における言語の壁や設定トラブルといった予期せぬリスクを排除する、安心のための準備として非常に高い価値を持っています。
eSIMマーケットの中でも世界的に信頼性が高く、多くの旅行者が利用しているのが「airalo」です。
airaloのようなeSIMプロバイダーを利用するメリットは、非常に柔軟にデータ「容量」を選べる点にあります。旅行の日数や必要なデータ量に合わせて、数GBの短期プランから、比較的「容量」の大きなプランまで細かく選択できるため、無駄がありません。
例えば、SNSで写真をたくさんアップロードしたり、旅行中に動画を視聴したりする予定がある場合でも、必要な「容量」のeSIMを事前に購入しておけば、現地で「データが足りない!」と慌てる心配がなくなります。価格も現地キャリアの店頭価格より抑えられる傾向にあるため、コストと安心を両立させることができます。
お持ちのスマートフォンがeSIMに対応していない場合や、物理的なSIMカードの方が安心できるという方には、日本で事前に物理SIMカードを購入していく方法がおすすめです。
日本のオンラインショップ(Amazonなど)では、イギリス・ヨーロッパ周遊に対応した物理SIMカードが非常に「安い」価格で販売されています。例えば、30日間5GBで¥1,930、15GBで¥2,880といったプランがあり、ヒースロー空港で最も安価な40GB/£20(約¥3,900)のプランと比較しても、中・小「容量」帯では日本の事前購入SIMの方が安価です。
事前にSIMカードが手元に届くため、フライト中に交換を済ませておけば、LHR到着時に電源を入れるだけで通信が開始されます。ただし、現地での設定サポートは受けられないため、自分でアクティベーションできることが前提となります。
この「日本で準備」する物理SIMは、価格を最優先しつつ、eSIM非対応機種を利用しているユーザーにとって、最良の選択肢となります。
ここまで見てきた3つの購入方法について、価格、手軽さ、そしてサポート体制という観点から、比較表で最終チェックをしましょう。
接続手段別 総合比較:現地SIM vs 日本で準備SIM・eSIM
| 比較項目 | LHR現地SIM購入 | 日本で事前購入 (物理SIM) | eSIM(Airaloなど) |
|---|---|---|---|
| 価格(安いか) | やや高め〜標準(£20〜£35) | 非常に安い(¥1,930〜) | 最も安い可能性が高い |
| 開通までの時間 | 30分〜1時間(設定含む) | 到着と同時に即開通 | 事前設定完了で即開通 |
| 購入場所の制約 | LHR店舗の営業時間内に限る | なし(オンラインで完結) | なし(オンラインで完結) |
| サポートの手軽さ | 店員サポートあり(SIM Local) | なし | ほぼなし(オンラインサポート) |
| 深夜到着への対応 | 自動販売機のみ対応(自己責任) | 完璧 | 完璧 |
| SIM差し替え | 必要 | 必要 | 不要 |
短期旅行(7日以内)であれば、通常10GB程度の「容量」で十分ですが、2週間以上の長期滞在や、仕事での利用、または動画コンテンツのアップロードが多い場合は、40GB以上の大「容量」プランがあってもいいかもしれません。
現地購入であれば、Travelexの£20/40GB+プラン や、SIM Localで取り扱っているEEやThreeの100GBプラン(£35前後)を検討すると良いでしょう。
ただし、30日以上の滞在で、さらに多くのデータや通話が必要な場合は、空港価格は割高になる傾向があるため、あえて空港での購入を避け、ロンドン市内のキャリア店舗で、より長期的な契約や格安SIMのプランを探す方が、長期的な視点で見ると「安い」通信費を実現できる可能性が高くなります。
友人や家族と旅行する場合、SIMカードを1枚だけ購入して、自分のスマホをWi-Fiルーター代わりに使う(テザリング)ことを検討する方も多いでしょう。
イギリスの主要キャリア(EE、Three、Vodafone)の観光客向けSIMプランは、基本的にテザリングを許可している場合が多いです。もし現地でテザリングを考えているのであれば、データ「容量」は一人で使う場合の2倍〜3倍消費されると見込むべきです。その場合は概ね40GB以上のプラン(例えばTravelexの£20プランなど)を選ぶことを強くおすすめします。
eSIMの場合も、プロバイダーによってはテザリング機能が制限されていることがあるため、購入前に必ず「テザリングOK」の記載を確認するようにしてください。
SIMカードのアクティベーションは、言語や設定に慣れていない旅行者にとって最大の不安要素です。SIM Localストアや、ターミナル2と3にあるWe Know Londonツーリストインフォメーションデスクでは、スタッフがSIMカードの設定やアクティベーションの手伝いをしてくれるという点が明確になっています。
対照的に、WHSmith、Travelex、自動販売機では一切のサポートが受けられません。
このことから、設定に不安がある人は、多少価格が高くても、必ずSIM Localストアを選ぶべきという結論になります。この価格差は、SIMカード代金だけでなく、安心のサポート料が含まれていると理解することが重要です。サポートの有無は、現地購入における最大の付加価値であり、読者が「安い」プランを選ぶか「安心」を選ぶかの境界線となります。
読者の旅行スタイルに合わせて、最適なSIM購入方法をまとめます。
- 【価格&容量重視、設定に自信あり】
おすすめ: LHR現地(Travelex)で最も「安い」40GBプランを購入するか、日本で事前に大「容量」のeSIMを購入。 - 【サポート&安心重視、設定に不安あり】
おすすめ: LHR現地(SIM Localストア)で店員に設定を依頼。 - 【深夜到着またはとにかく手軽に】
おすすめ: 日本でeSIM(airaloなど)を「事前購入」し、渡航前に設定を完了させておく。LHR到着後すぐに通信が開始できるので、最もストレスフリーです。
イギリス旅行を最高に楽しむために、通信環境に関する最終チェックを怠らないようにしましょう。
- SIMフリー端末の確認: お手持ちのスマホがSIMフリーであることを、渡航前にキャリアに確認しましょう。
- パスポートの準備: 現地SIMを購入する場合、パスポートはすぐに提示できるように手荷物に入れておく。
- eSIM設定のバックアップ: eSIMを設定済みの場合は、念のためQRコードを印刷するか、スクリーンショットを保存しておくことで、万が一のトラブル時にも対応できます。
- LHR到着時間チェック: 「深夜」到着の場合は、現地購入の選択肢が大幅に狭まることを念頭に置き、事前にeSIM購入を決断しましょう。
- 予備電源: 携帯電話は必ず満充電にしておく。SIMカードのアクティベーションや設定変更は意外と電力を使うため、万全の状態でLHRに到着することが望ましいです。

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