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シンガポール・チャンギ国際空港は、世界でもトップクラスの設備を誇る空港として知られています。その中でもシャワー施設は長旅で疲れた旅行者にとって嬉しいサービスです。各ターミナルおよび空港直結の商業施設「ジュエル(Jewel)」には、乗り継ぎの合間やフライト前後にリフレッシュできるシャワールームが用意されています。利用形態はさまざまで、無料で使えるものから有料ラウンジ内の高品質なシャワーまであります。本記事では、チャンギ空港のシャワー施設について「無料・有料」「ターミナル別」「利用時間(24時間対応か)」などのポイントを網羅し、誰でも快適に活用できる方法を詳しく解説します。

- 無料シャワーの場所と使い方
- 有料シャワー施設とその料金
チャンギ空港内で完全に無料で使えるシャワー施設はほとんどありません。以前は一部に無料シャワーが設置されていたとの情報もありましたが、現在公式に案内されているシャワー設備は基本すべて有料です。ただし、航空会社ラウンジやクレジットカード提携ラウンジを利用できる場合は追加料金なしでシャワーを浴びられるため、それらは実質「無料」で利用可能です。また、チャンギ空港の一般エリアには無料で使える清潔なトイレや洗面所が各所にあり、簡単に顔を洗ったり体を拭いたりすることはできますが、本格的に汗を流せるシャワーブースとは異なります。
もし「無料」でシャワーを使いたい場合、代表的なのはプライオリティパスなどを利用して提携ラウンジに入る方法です。例えば、主要クレジットカードに付帯するプライオリティパスを持っていれば、チャンギ空港内の一部有料ラウンジに無料で入場でき、備え付けのシャワーを追加料金なしで利用できます(ラウンジ入場料自体はカード会社負担となります)。また、ビジネスクラス以上で搭乗する場合や航空会社の上級会員の場合は、航空会社専用ラウンジ(シンガポール航空のシルバークリスラウンジ等)のシャワーを無料で使えます。ただし、これらは限られた利用者向けの特典です。一般の乗客が誰でも自由に使える無料シャワーは基本的にないと考えておきましょう。
チャンギ空港では、一般の旅行者向けに有料で利用できるシャワー施設が充実しています。短時間のシャワー利用からラウンジ滞在込みのものまで、予算やニーズに合わせて選択可能です。主な有料オプションと料金の目安は次の通りです。
- Hub & Spoke(ハブ&スポーク)シャワー(ターミナル2到着ホール外・公共エリア): 約S$5/回(約5シンガポールドル、約500円)で利用できます【※タオルは含まれず別途販売】。チャンギ空港併設のガーデンカフェ「Hub & Spoke」に併設されたシャワーで、最も安い有料オプションです。シャワーブースには温水・シャンプー・ボディソープ・ヘアドライヤーが備え付けられており、ロッカーも利用できます。利用には隣接のカフェ受付またはチャンギ空港公式アプリでチケット(QRコード)を購入し、入口でスキャンして入室します。
- 空港ラウンジ内のシャワー(有料ラウンジ): チャンギ空港には誰でも有料で入場できる共用ラウンジが各ターミナルにあります。代表的なラウンジとして、ターミナル1の「Plaza Premium Lounge(プラザプレミアムラウンジ)」、ターミナル2・3の「Ambassador Transit Lounge(アンバサダー・トランジットラウンジ)」、ターミナル4の「Blossom – SATS & Plaza Premium Lounge(ブロッサム)」などがあります。これらのラウンジではシャワー設備が完備されており、バスタオルやシャンプー、ボディソープなど基本アメニティも料金に含まれています。ラウンジの利用料金はプランによりますが、最短プランは3時間で約S$50~60前後(例:AmbassadorやPlaza Premiumは3時間で約S$55)が一般的です。ラウンジ入場料だけで飲食(ビュッフェやアルコール含む)もシャワーも使い放題となり、快適に過ごせます。また「シャワーだけ利用したい」という人向けに、シャワー単体の利用プランを提供しているラウンジもあります。例えばAmbassador Transit Loungeではシャワーのみ利用がS$20(約2,000円)で可能です。この場合、受付で「シャワーだけ利用したい」と伝えて支払いをすれば、シャワールームと備え付けのタオルを30分程度利用できます【子供2歳以下は無料同行可などの条件あり】。
- スパ&マッサージ店のシャワー: ターミナル3には「Be Relax(ビーリラックス)」というスパが出国エリア内にあり、マッサージやネイル等のサービスのほかシャワー利用サービスも提供しています(場所: T3出国審査後エリア2階、A1ゲート付近の仮眠エリア隣)。営業時間内(朝8時~夜11時)であれば誰でも有料でシャワー利用のみ可能で、料金は店舗メニューによりますが概ね20ドル前後から利用できます。また到着ロビーにも、ターミナル3には「Natureland Spa(ネイチャーランド・スパ)」があり、有料でマッサージ+シャワーが利用できます。フライト前後にマッサージでリラックスしつつ汗を流したい方にはスパのシャワーも選択肢になるでしょう。
- トランジットホテルのシャワー(Aerotelなど): ターミナル1には空港トランジットホテル「Aerotel エアロテル」があり、その付帯施設として屋外プール&ジャグジー付きシャワーがあります【1人当たりS$25程度で利用可】。宿泊者以外の一般旅客もこのプール施設を利用でき、料金にバスタオル貸出とシャワー利用が含まれています【営業時間12:00~22:00】。飛行機を眺めながらプールでひと泳ぎし、シャワーでさっぱりできるユニークな体験ができます(※トランジット専用エリア内のため要搭乗券)。また、ターミナル2および3にもAmbassador Transit Hotelがあり、数時間単位で客室を借りられます。客室利用者は室内バスルームでシャワーを浴びられるほか、宿泊しなくても空き状況によっては有料でシャワーのみ利用を受け付けてくれる場合があります(目安料金はS$15前後~、要問い合わせ)。
- ジュエル内のシャワー施設: 空港併設の商業施設「Jewel(ジュエル)」にも有料シャワーがあります。1階にある「Changi Lounge(チャンギラウンジ)」ではラウンジ利用者向けにシャワーを提供しており、ラウンジ入場料を支払えば誰でも利用可能です(営業時間9:00~21:00)。さらにジュエル内のホテル「YOTEL AIR(ヨーテルエア)」では、宿泊客でなくてもシャワールーム(シャワーカブセル)のみを利用できます。24時間営業しており、1時間程度のシャワー利用プランがS$20前後から提供されています。こちらは個室のシャワーブースにトイレが付いた造りで、タオルやアメニティも完備。運動後にシャワーだけ利用したい地元民や、早朝・深夜に到着してホテルに行く前に汗を流したい旅行者にも好評です。

それでは、チャンギ空港の各ターミナルにどのようなシャワー施設があるか整理してみましょう。ターミナルごとに利用可能な施設やサービスに若干違いがあります。
- ターミナル1(T1): 出国後エリア(トランジットエリア)にPlaza Premium Loungeがあります。ここでは6箇所の個室シャワールームが用意されており、車椅子対応の広いシャワールームも1室備わっています。プラザプレミアムラウンジは24時間営業で、パッケージ料金(例:3時間~)を支払えば誰でも入場可能。食事やドリンクを楽しみながらシャワーでさっぱりできます。また、T1には前述のAerotelトランジットホテルのプール&シャワー(Dゲート付近)もあります。加えて、T1には航空会社系のラウンジ(例: カンタス航空ラウンジ、ブリティッシュエアウェイズラウンジ等)やMarhabaラウンジ(マーハバラウンジ)もありますが、これらは主に特定航空会社の上級客向けか、プライオリティパス提携のラウンジです。一般の旅行者がT1でシャワーを使いたい場合は、プラザプレミアムラウンジまたはAerotelのプール施設を利用するのが現実的でしょう。
- ターミナル2(T2): T2にはAmbassador Transit Loungeがあり、こちらも24時間営業でシャワー設備完備です。ラウンジパスを購入すれば食事・ドリンク込みで利用でき、シャワーだけならS$20で利用可能なのもT2の特徴です(受付で申し出ればOK)。T2は2023年以降段階的に再開しており、新装ラウンジは清潔でアメニティも充実しています。また、公共エリア(到着ホール近く外側)には先述のHub & Spokeシャワー施設があります。これは到着ロビーから徒歩5分程度の屋外エリアにあり、空港利用者以外(地元の方など)も含め誰でも安価に使える施設です。T2で乗継ぎ時間が長く一旦入国できる場合や、空港周辺に滞在していてフライト前にシャワーを浴びたい場合などに重宝するでしょう。
- ターミナル3(T3): T3にはT2同様にAmbassador Transit Loungeがあり、同様のサービスを提供しています。乗継客は24時間いつでもラウンジを利用でき、シャワーでリフレッシュ可能です。加えて、T3出国エリア内にはBe Relaxスパ(先述)があり、マッサージと合わせてシャワーを利用したい人に人気です。T3は乗客数も多いため設備も豊富で、出国後エリアの各所に無料の仮眠エリア(Snooze Lounge)や有料のNAPルームなどもあります。シャワー単体を安く済ませたい場合はAmbassadorラウンジのシャワーだけプラン(S$20)が手頃ですし、ゆっくり休みたい場合はラウンジに数時間滞在するか、トランジットホテルで部屋を確保する方法もあります。また到着エリアにはNatureland Spaがあり、シンガポール市内観光後に出国前にシャワー&マッサージをしたい旅行者にも対応しています。
- ターミナル4(T4): T4には共同ラウンジのBlossom Lounge(ブロッサムラウンジ)があります。こちらはSATSとプラザプレミアムが提携した新しいラウンジで、開放感のある空間と充実したサービスが特徴です。24時間営業で、シャワールームには無料のアメニティ類と清潔なタオルが完備されています。T4は他ターミナルと離れているため、乗継でT4に到着・出発する場合はブロッサムラウンジが実質唯一のシャワー選択肢になります(航空会社ラウンジを除けば)。もちろん誰でも有料で利用可能で、事前予約や当日受付でラウンジパスを購入できます。なお、T4にはトランジットホテルが無いため、長時間の乗継で仮眠したい場合もブロッサムラウンジ内の簡易個室(仮眠ポッドやナップルーム)を活用するとよいでしょう。
- ジュエル(Jewel): ジュエルは正式なターミナルではありませんが、第1~3ターミナルと連絡通路で繋がる商業施設です。空港外の公共エリアにあるため、一度入国手続きをした人や見送りの人でも利用できるのがポイントです。ジュエル内には先述のChangi Lounge(ラウンジ利用でシャワー可)とYOTEL AIR(シャワーブース単体利用可)があります。乗継の合間に一旦外に出られる場合や、早朝深夜に空港に到着して市内ホテルのチェックインまで時間がある場合など、ジュエルの施設は一般客にも開放されているため便利です。ただし、ジュエルのシャワー施設はいずれも営業時間が限られている(ラウンジは21時までなど)点に注意しましょう。
「深夜や早朝でもシャワーを使えるのか?」という疑問に対しては、答えはYESです。チャンギ空港内の主要なシャワー施設は乗客の利便性を考慮し、24時間体制で運営されているものが多くあります。ただし、一部施設は営業時間が決まっているため要チェックです。利用時間に関する主なポイントをまとめます。
- 24時間営業の施設: 空港トランジットエリア内の有料ラウンジ(Plaza Premium, Ambassador, Blossom)は基本的に24時間年中無休で営業しており、深夜便で到着しても早朝便へ乗り継ぐ場合でも安心です。例えば真夜中の到着後でもAmbassadorラウンジに行けばシャワーを浴びて休憩できます。また、ジュエル内のYOTEL AIRもシャワー利用含め24時間対応しており、時間帯を問わず利用可能です。
- 営業時間が決まっている施設: Hub & Spokeシャワーは7:00~22:00のみの営業です。このため、深夜早朝には利用できません。また、T3スパ「Be Relax」は8:00~23:00の営業、ジュエル内ラウンジ「Changi Lounge」は9:00~21:00の営業となっています。Aerotelのプール&シャワーは正午~22:00までです。深夜帯にシャワーを利用したい場合は、これら営業時間外の施設を当てにせず、24時間空いているラウンジやホテルを利用しましょう。
- 利用時間制限: シャワー施設自体の営業時間とは別に、一人当たりのシャワー利用時間に制限があるケースもあります。たとえばAmbassadorラウンジの「シャワーのみ利用」(S$20)の場合、1回30分程度までを目安としています。ただし混雑状況によっては多少延長しても黙認される場合もありますが、長居はマナー違反ですので手早く済ませましょう。ラウンジ全体を時間利用する場合は購入したパッケージ時間内(例:3時間など)は自由にシャワーも使えますが、一度のシャワー利用は混雑時は譲り合う配慮も必要です。
- 清掃時間: 24時間営業の施設でも、深夜帯などに清掃や点検で一時的にシャワールームを利用できない時間が発生することがあります。スタッフが交代で清掃を行っているため長時間使えないことは稀ですが、「ちょうど清掃中で空いていなかった」なんてことも。時間に余裕をもって行動し、スタッフに利用希望を伝えれば準備ができ次第案内してもらえます。
以上のように、チャンギ空港では時間帯を問わずシャワーを利用できますが、深夜に利用したい場合は24時間営業のラウンジ等を選ぶのが確実です。逆に日中であれば安価なHub & Spokeなど営業時間内の施設も選択肢に入れて計画すると良いでしょう。
続いて、旅行者のタイプや状況に応じてチャンギ空港のシャワー施設をどう活用するのがおすすめか紹介します。それぞれのニーズに合った使い方を知っておけば、限られた乗継ぎ時間でも無駄なく快適に過ごせます。
- トランジット・乗継ぎ時間に活用したい人
- 節約志向の旅行者向け
- ゆったり過ごしたい人はラウンジがおすすめ
- 誰でも使えるのか?入場制限と条件
乗継ぎ(トランジット)でチャンギ空港に数時間滞在する場合、出国審査をせずに空港内(制限エリア内)でシャワーを浴びるのが基本です。幸い、各ターミナルにシャワー設備があるため、乗継ぎ時間や到着・出発ターミナルに合わせて最適な場所を選びましょう。例えば、乗継ぎ時間が2~3時間程度であれば、現在いるターミナル内の施設をすぐ利用するのがおすすめです。到着したターミナルと次の出発ターミナルが異なる場合でも、チャンギ空港は全ターミナルが連絡通路やスカイトレインで繋がっており自由に行き来可能なので安心してください(乗継客はセキュリティチェックを経て他ターミナルへ移動可)。ただし、移動に時間がかかりすぎるとシャワー時間が減ってしまうため、最寄りのシャワー施設を活用するのが賢明です。
具体的な活用法として、短時間の乗継ぎならAmbassadorやPlaza Premiumなどのラウンジでシャワーだけ利用するのが効率的です。受付でシャワーのみ希望と伝え料金を支払えば、タオル片手にすぐ個室シャワーに案内してもらえます。30分程度でさっと浴びて着替えれば、その後のフライトも爽快な気分で臨めるでしょう。乗継ぎ時間がもう少し長い(例えば5~6時間以上)なら、ラウンジを数時間利用して休憩+食事+シャワーというフル活用もおすすめです。3時間パッケージなどを購入すれば、シャワー後に食事や仮眠もできます。また、半日以上の長い乗継ぎで一度シンガポール市内に出る場合は、帰ってきた後に公共エリアのHub & Spokeでシャワーを浴びてから再出国するというプランも可能です(この場合、時間配分と入国条件に注意)。いずれにせよ、トランジット中は搭乗券さえあれば誰でも空港内の有料シャワー施設を利用できるので、「乗継ぎ時間が短いから無理」と諦めずに上手に活用しましょう。
「できるだけ出費を抑えて旅を楽しみたい!」という節約志向の旅行者にも、チャンギ空港のシャワー施設は工夫次第で利用できます。まず最も安価なのは繰り返しになりますがHub & Spokeのシャワー(S$5)です。約500円程度で温水シャワーを浴びられるのは、世界の主要空港と比べても格安と言えます。ただし深夜は営業していないため、利用できるスケジュールならぜひ検討しましょう。乗継ぎなどですぐに空港を出られない場合は、Ambassadorラウンジのシャワー単体プラン(S$20)**がコスパ良好です。ラウンジの高品質な個室シャワーをタオル付きで使えて約2,000円程度ですから、市内のジムやスパを利用するのと大差ない料金で空港内で完結します。
さらに、節約派にとって見逃せないのがクレジットカード特典の活用です。前述のプライオリティパスをはじめ、一部のクレジットカード(例: 楽天プレミアムカードなど)は年会費さえ払えば世界各地の空港ラウンジを無料で使えるため、チャンギ空港でも追加費用ゼロでシャワー&軽食を楽しめます。もし頻繁に旅行する方であれば、こうしたカードを持っておくと空港シャワー代を節約できておすすめです。
他にも、友人や家族とラウンジをシェアする方法もあります。例えば同行者の一人が上級会員ステータスでラウンジ同伴可能であれば、グループ全員が無料でラウンジに入りシャワーを利用できるケースもあります(航空会社やステータスの条件による)。ただし、これをあてにするのは難しいので、基本は自力で支払って使える一番安い方法を考えましょう。水筒や速乾タオルを持参していれば、最悪シャワーを浴びられなくても洗面台で体を拭くなど代替手段も取れますが、やはり飛行機での長旅の後はきちんとお湯を浴びたいもの。チャンギ空港では少額からシャワー設備が使えますので、旅行予算に少し組み込んでおく価値は大いにあるでしょう。
時間にもお金にも少し余裕がある旅行者や、快適さを最優先したい方には、迷わず空港ラウンジの利用をおすすめします。有料ラウンジに入れば、シャワーだけでなく広々としたソファ席やビュッフェ形式の食事、アルコールを含むドリンクバー、高速Wi-Fiなど盛りだくさんのサービスを受けられます【以下の画像はラウンジ内のイメージです】。たとえば深夜便で到着して乗継ぎまで疲れを癒したい場合、ラウンジで熱いシャワーを浴びた後に軽食を取り、リクライニングチェアで仮眠を取る…という風に過ごせば、次のフライトも万全の体調で臨めます。ラウンジによっては専用の仮眠ポッドや静かな読書スペース、ビジネスコーナーまであり、空港にいることを忘れるほど快適です。
チャンギ空港の有料ラウンジは基本的に誰でも歓迎で、ビジネスクラス客でなくとも所定の料金を払えば利用できます。3時間程度の利用であれば5千円台~と決して安くはありませんが、その中にはシャワー利用はもちろん、食事・ドリンク代、座席料すべて込みと考えれば妥当です。特に長時間の乗継ぎや早朝・深夜帯のフライト待ちで外に出るわけにもいかない場合、ラウンジで過ごす価値は高いでしょう。実際に利用した人からは「シャワールームが広く清潔」「清掃スタッフが利用後すぐに掃除してくれるので常に清潔だった」「ビュッフェの料理が充実しており、お腹も満たせて大満足」など好評の声が多く聞かれます。ラウンジ内のシャワー設備は高級ホテル並みとは言わないまでも、空港とは思えないクオリティの高さです。タオルや各種アメニティ(歯ブラシ、カミソリ、化粧水など)が揃い、手ぶらでも問題ありません。多少費用はかさんでも快適さと安心感を買いたい人には、ラウンジ利用が最善の選択肢となるでしょう。
最後に、「そもそもチャンギ空港のシャワー施設は誰でも使えるの?」という疑問について整理します。基本的に、これまで紹介してきたシャワー施設は一部を除き誰でも利用可能です。ただし場所によって利用にあたっての条件が異なりますので注意しましょう。
まず、空港のトランジットエリア内にある施設(ラウンジ・トランジットホテル・スパ等)は、飛行機を利用する乗客でなければアクセスできません。搭乗券を持ち、手荷物検査後の制限区域内に入れる人のみが対象です。したがって、一般の見送り客や到着後に入国した人は利用できません。例えばシンガポール到着後に一旦入国してしまった場合、もう一度出発フロアから搭乗券を使ってセキュリティチェックを受けないと制限エリア内のシャワーには行けないわけです(通常は乗継ぎ客以外は入れません)。一方、空港の公共エリア(到着ロビー外やジュエル内)にあるシャワー施設(Hub & SpokeやChangi Lounge、YOTEL AIRなど)は、空港利用者以外の誰でも入場・利用できます。たとえ飛行機に乗らなくても、ジュエルで遊んだ後にYOTELでシャワーだけ借りる…といった使い方もOKです。
次に、利用資格や年齢制限についてです。基本的に有料であればエコノミークラスの乗客でも観光で訪れた人でも利用可能ですが、ラウンジの場合は稀に「当空港からの出発便利用者限定」「○歳未満は大人同伴」などの条件があります。例えばラウンジによっては子供単独利用不可(保護者と一緒ならOK)や、泥酔している人は入場不可、といった一般的な利用規約があります。ただし通常の範囲で旅行している分には心配いりません。また誰でも使える=有料で開放されているラウンジとは別に、航空会社専用ラウンジ(例: シンガポール航空のラウンジ)はビジネスクラス以上やステータス所持者しか入れません。そうしたクローズドなラウンジにも高品質なシャワーがありますが、一般の人は追加料金を払っても利用できない点は押さえておきましょう。
まとめると、チャンギ空港のシャワー施設は基本「搭乗客なら誰でも、有料で利用可能」、公共エリアの施設は「空港利用者以外の一般人でも利用可能」ということになります。入場時には各施設の受付で利用形態(ラウンジ入場かシャワーのみか)を伝え、料金を支払えばOKです。難しい手続きは特になく、タオル等もその場で受け取れます。「誰でも本当に大丈夫かな?」と不安な場合も、各施設のスタッフは慣れているので遠慮なく利用希望を伝えてください。世界中からの旅行者が訪れるチャンギ空港だけに、言葉が通じなくてもスムーズに案内してもらえます。ぜひ自分の旅のスタイルに合わせて、快適なシャワータイムをチャンギ空港で過ごしてください!