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ANAマイルやマリオットのポイントを使って”ちょっと贅沢だけどお得な旅”を楽しむのが大好きです!
特典航空券で行く海外旅行など、実際の体験談やおすすめプランを紹介しています!ポイントの貯め方やお得情報も分かりやすくまとめているので、ぜひ次の旅行のヒントにしてくださいね!
東京(成田・羽田)発、2025年夏休みの「自然を満喫できる」旅行におすすめの、ANAマイルで予約可能なスターアライアンス提携航空会社と目的地をまとめました!以下の航空会社はいずれもANA特典航空券発券時に燃油サーチャージが無料(または非常に少額)となるため、追加費用を大幅に抑えられますリゾートや国立公園、山岳地帯、離島など大自然が楽しめる行き先を中心に選定しています。必要マイル数は往復エコノミークラス利用時の目安です。※2024年改定後の必要マイル数に基づき概算。
行き先(地域) | 利用航空会社 | 必要マイル数(往復) | 燃油サーチャージ | 特徴・魅力 |
---|---|---|---|---|
ハワイ(ホノルル) | ユナイテッド航空(UA) | 約55,000マイル | 無料 | 日本人に人気の常夏リゾート。ビーチでの海水浴やサーフィン、火山国立公園など自然も豊富。オアフ島以外の離島へ足を延ばせばさらに手つかずの自然を満喫可能。 |
グアム | ユナイテッド航空(UA) | 約30,000マイル | 無料 | 東京からわずか3~4時間の南国アイランド。美しいビーチと珊瑚礁でのシュノーケリングを手軽に楽しめる。リゾート滞在にも最適で、小さい子連れの家族旅行先としても人気。 |
バリ島(デンパサール) | シンガポール航空(SQ) | 約45,000マイル | 無料 | インドネシア屈指のビーチ&スパリゾート。紺碧の海や熱帯の森に加え、ライステラスやバトゥール山など独特の景観が魅力。経由地のシンガポールで途中観光も可能。 |
バンクーバー(カナダ西海岸) | エア・カナダ(AC) | 約55,000マイル | 無料 | 雄大な山々と森林に囲まれた都市。近郊からロッキー山脈方面への観光拠点となり、夏はバンフやジャスパー国立公園でハイキングや湖巡りが楽しめる。市内も公園や海岸線が美しくアウトドア派に人気。 |
コペンハーゲン(北欧) | スカンジナビア航空(SK) | 約60,000マイル | 無料 | 北欧の玄関口。デンマークや隣国ノルウェー・スウェーデンへの周遊に便利で、フィヨルドクルーズや白夜のハイキングなど夏ならではの自然体験がおすすめ。物価は高めだが、大自然と洗練された街並みの両方を味わえる。 |
ニュージーランド(オークランド) | ニュージーランド航空(NZ) | 約60,000マイル | 無料 | 手つかずの自然が広がる「世界でも有数の大自然の宝庫」。北島・南島ともに国立公園が点在し、氷河やフィヨルド、満天の星空まで堪能できる。日本の夏は現地は冬だが、南半球の雄大な景色を静かに楽しめる穴場の季節。 |
※燃油サーチャージ「無料」とは、特典航空券発券時に航空会社による燃油特別付加運賃(YQ)が課金されないことを指します(空港税等の諸費用は別途必要)。上記の航空会社は、ANAマイルによる発券時に燃油代金が請求されないため、例えば欧州線では往復数万円の負担を節約できます。特にユナイテッド航空やシンガポール航空、ニュージーランド航空などは自社で燃油サーチャージを廃止しているため、ANA特典航空券でも追加費用0円で利用可能です!
上の表で挙げた各目的地について、魅力と旅行情報、そして予約時のポイントを詳しく解説します!

ハワイ・オアフ島のワイキキビーチとダイヤモンドヘッド(火山)風景。ユナイテッド航空の直行便でアクセス可能。
おすすめポイント: 日本発の夏休み旅行先として不動の人気を誇るハワイ。中でもホノルルのあるオアフ島は、美しいワイキキビーチでの海水浴やサーフィンを楽しめるほか、車で少し郊外に出れば熱帯の渓谷トレッキングや「ダイヤモンドヘッド」登山など自然も満喫できます。さらにオアフ島以外のハワイ諸島(マウイ島やハワイ島など)へ足を延ばせば、火山国立公園や原生林、星空観測スポットなど手つかずの大自然が広がります。リゾートと雄大な自然の両方を味わえる点で、幅広い世代に人気の行き先です。
航空会社と発券情報: ホノルルへはANAとユナイテッド航空が多数の直行便を運航しています。ANAマイルで予約する場合、ユナイテッド航空(UA)便を選べば燃油サーチャージは一切かかりません。(ANA便だと往復2〜3万円以上の燃油代が別途必要)。必要マイル数は往復約55,000マイル前後(エコノミー)で、特典席は夏休みシーズン大変人気のため早めの予約が肝心です。ユナイテッド航空は提携他社特典としてANAウェブサイトからオンライン予約が可能で、比較的席も出やすい傾向にあります(直前期は埋まりやすいので注意)。燃油代ゼロで発券できる分、現地でのショッピングやオプショナルツアーに予算を回せるのも大きなメリットです。

おすすめポイント: グアムは日本からわずか3~4時間で行ける身近な南国リゾートです。透明度の高いターコイズブルーの海でのシュノーケリングやダイビング、白砂のビーチでのリラックスを手軽に楽しむことができます。島自体が小さいため、短期の休みにも向いており、夏休みの家族旅行先として根強い人気があります。ジャングルの中を巡るジープツアーやイルカウォッチングなど、大人も子供も楽しめるアクティビティも豊富です。
航空会社と発券情報: グアム行きもユナイテッド航空(UA)の直行便が便利です。ANAマイルでUA便の特典航空券を発券すれば燃油サーチャージは無料、必要マイル数も往復約30,000マイルと比較的少なめです(距離が短くZone区分が近距離のため)。特にグアム路線はUA特典席の供給も安定しており、直前でも比較的予約が取りやすい傾向があります。都市圏より自然重視とはいえ、グアムは主要観光エリアがコンパクトにまとまっており、移動の手軽さも魅力。短期間で南国の自然とリゾート気分を味わいたい方に最適な行き先です。

おすすめポイント: バリ島はエキゾチックな文化とビーチリゾートが融合したインドネシア有数の観光地です。南部のヌサドゥアやクタではトロピカルなビーチでのマリンスポーツや夕日鑑賞を、内陸のウブドでは棚田が広がる田園風景や熱帯雨林の渓谷でのトレッキングを楽しめます。バトゥール山の火山湖や滝など島内各地に神秘的な自然スポットが点在し、スパやヨガといった癒しの滞在も人気です。「神々の島」と称される独自のヒンドゥー文化も相まって、自然と精神文化の両面からリフレッシュできるでしょう。
航空会社と発券情報: バリ島へ直行便はありませんが、シンガポール航空(SQ)の乗継ぎで快適にアクセスできます。東京からシンガポールまではSQの羽田/成田発便を利用し、シンガポールで乗り換えてデンパサール(バリ島)へ向かいます。いずれもSQ運航便で統一すればANA特典航空券として一括発券可能です。必要マイル数は往復約45,000マイル(エコノミー)で、経由便を含むやや長距離のためマイル数は増えますが、その代わり燃油サーチャージはSQ利用により無料です。シンガポール航空はサービス品質が高く、日本人乗客の受け入れにも慣れているため安心して旅程を組めます。途中降機はできませんが、乗り継ぎ時間によってはシンガポールで数時間観光することも可能です。バリ島は人気観光地だけに夏休み時期は混み合いますが、特典席は比較的見つけやすい傾向なので、早めの予約と日程の柔軟な調整で発券を狙いましょう!

おすすめポイント: バンクーバーはカナダ西海岸に位置し、海と山に囲まれた風光明媚な都市です。市街地近郊でもスタンレーパークの原生林散策やノースバンクーバーのキャピラノ渓谷で吊り橋体験など自然を感じられますが、最大の魅力は拠点としてアクセスできるカナディアン・ロッキーの大自然です。車や鉄道で半日ほど移動すればバンフやジャスパー国立公園に到着し、氷河に削られた雄大な山並みやエメラルドグリーンの湖(ルイーズ湖やモレーン湖など)に出会えます。夏は高山植物が咲き乱れ、ハイキングやカヌー、乗馬といったアウトドアが盛んなベストシーズンです。またバンクーバー島へ渡れば、シャチやクマの野生動物ウォッチング、原生雨林の散策など海洋生態系も堪能できます。
航空会社と発券情報: 東京~バンクーバー間はエア・カナダ(AC)の直行便(成田発着)が運航されています。所要約9時間で時差も少なく渡航しやすい路線です。ANAマイルでAC便の特典航空券を発券すると燃油サーチャージは請求されません。必要マイル数は往復約55,000マイル(エコノミー)で、これは同距離のANA便利用時と比べても遜色ない水準です。エア・カナダ便の特典席は比較的余裕がありますが、夏は現地でもバカンスシーズンとなるため早めの計画・予約が推奨されます。カナダ入国にeTA(電子渡航認証)が必要な点や、国立公園へのアクセス手段(現地ツアーやレンタカー利用)も事前に確認しておきましょう。追加費用を節約できた分、現地ではロッキーまでの移動やアクティビティに予算を充てて、思い切り大自然を楽しんでください。

おすすめポイント: コペンハーゲンはデンマークの首都で、北欧らしい洗練された街並みと豊かな水辺環境が魅力です。市内観光も人気ですが、今回のテーマ「自然満喫」の場合はここを起点にスカンジナビアの大自然を巡る旅がおすすめ。例えばデンマークの近郊には夏のバルト海沿岸のビーチや牧歌的な田園風景があり、隣国ノルウェーに足を延ばせば世界遺産のガイランゲルフィヨルドをはじめとするフィヨルド地域でクルーズや氷河ハイキングが楽しめます。夏の北欧は日照時間が長く、北極圏に近い地域では真夜中まで薄明るい白夜となるため、時間を有効活用してトレッキングやキャンプを満喫できます。澄み切った空気と森林・湖沼に囲まれた環境は、日本の夏の暑さから逃れてリフレッシュするのにも理想的です。
航空会社と発券情報: コペンハーゲンへはスカンジナビア航空(SK)が東京-コペンハーゲン直行便を運航しています(週数便程度)。所要約11時間ですが、ロシア上空を避けた迂回ルートの影響で所要時間が変動する可能性がある点には注意しましょう。ANAマイルでSK便を利用すると燃油サーチャージは課金されません。必要マイル数は往復約60,000マイル(エコノミー)程度で、ヨーロッパ方面としては妥当な水準です。特典予約はANAウェブ上でも可能ですが、座席数は限られるため日程に柔軟性を持たせて検索すると良いでしょう。なお、北欧周遊を計画する場合は陸路や格安航空会社の利用も含めた行程にすることで、一ヶ国滞在よりさらに自然を堪能できます。燃油代が浮いた分、現地では長距離鉄道やフェリーでの移動、アウトドアツアーなどに余裕を持って挑戦できます。

おすすめポイント: 「大自然を遊び尽くす旅」を求めるならニュージーランドは外せません。氷河に覆われたサザンアルプス山脈、雄大なフィヨルドと滝が織りなすミルフォード・サウンド、満天の星空で有名なテカポ湖、変化に富む地熱地帯ロトルアの間欠泉など、国全体が壮大な自然の宝庫です。夏休みに訪れる日本人には馴染みが薄いかもしれませんが、日本が夏の7~8月はニュージーランドでは冬にあたります。山間部では冠雪が見られ、空気が澄んで星空観測に適した季節です(南半球ならではの南十字星も見られます)。観光客も比較的少なく、ハイシーズン(12~2月)の喧騒を避けて静かな大自然を独り占めできる穴場のタイミングと言えます。
航空会社と発券情報: 東京からオークランドまではニュージーランド航空(NZ)の直行便(成田発着)を利用できます。所要約11時間で、機内サービスには日本語対応もあります。ANAマイルによるNZ便の特典航空券では燃油サーチャージは一切かかりません。必要マイル数は往復で約60,000マイル(エコノミー)とやや多めですが、NZ航空特典は以前から隠れた人気であるため早めの確保が肝心です。特に夏休み期間は日本発着便自体の運航本数が限られるため、日程の融通とこまめな空席チェックがポイントになります。現地ツアーやレンタカーでの移動が必要な観光地も多いですが、燃油代が不要な分そのコストに回せます。また、ANAマイルを利用したNZ航空特典は電話発券のみとの情報もあり、オンラインで予約できない場合はANAマイレージクラブデeskに問い合わせて手続きを行ってください(手数料無料で対応してもらえます)。
上記で紹介した以外にも、例えば中国系の航空会社(中国国際航空など)やエジプト航空、エチオピア航空、LOTポーランド航空などは特典航空券の燃油サーチャージが比較的低めに設定されています。もし特定の行き先にこれらの航空会社便が就航している場合、候補に入れると良いでしょう。例えばエチオピア航空は経由便になりますがANAマイルでアフリカ方面へ行く際に燃油代が少額で済み、ケニアやタンザニアでサファリ体験をするような壮大な旅行も実現可能です。
夏休みのような繁忙期は特典席が取りにくいため、出発日の355日前(ANAマイルの場合)から受付開始と同時に狙うのがベストです。また、ANAマイルの提携航空会社特典は基本往復発券のみ(2025年6月までは片道不可)なので、復路日程も含めて計画を立てましょう。検索時に表示されない場合でも電話で空席を確認できるケースもあります。ベトナム航空など一部提携会社(非スターアライアンス含む)は電話発券限定ですが、燃油サーチャージが無料になるメリットがあります。
燃油サーチャージが無料もしくは格安の航空会社を利用すると、1人あたり数万~十数万円の現金支出を節約できます。例えば欧米路線では往復で5万円以上の燃油代が発生するケースもありますが、今回紹介した航空会社で発券すればその分が丸ごと浮くことになります。浮いた予算を現地のホテル代アップグレードやアクティビティ参加に充てれば、旅行全体の満足度向上にもつながるでしょう!