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ANAのタイムセール、気づいたら終わっていた……という経験はありませんか?
私は何度かあります。「あ、今週だったんだ」と気づいたときには、販売期間が終わっていて、画面には通常の運賃が並んでいる。あの残念な気持ち、わかる方も多いと思います。しかも最近は、国内線でも国際線でも、セールの価格や頻度が少しずつ変わってきていて、昔の感覚のまま待っていると、タイミングを逃しやすくなっているんですよね。
もうひとつ気になっているのが、「セールだから安い」と思って買ったけれど、実は条件が厳しくて、結局スタンダード運賃のほうが良かったかもしれない、というパターンです。安い運賃は、だいたい何かを手放しています。変更ができない、払い戻しができない、荷物が少ない。そのトレードオフを理解したうえで買うかどうかが、セールを賢く使えるかどうかの分かれ目だと思います。
この記事では、2026年10月時点で確認できたANAのタイムセールの実績と価格水準をもとに、「いつ買えばいいのか」「このセール価格は買っていいのか」「買う前に何を確認すべきか」を整理していきます。価格やスケジュールは変わりやすい情報なので、あくまで執筆時点のものとして読んでください。最新の開催状況は必ずANA公式サイトで確認してくださいね。
まずは、セールがどういう仕組みで、最近どんな価格になっているのかを押さえておきましょう。ここがわかっていると、「これは買っていい価格か」の判断がしやすくなります。
ANAの国内線航空券タイムセールは、月に1回程度のペースで開催される、Web限定のセールです。ANAのウェブサイトやアプリなどから購入する形で、電話や窓口では買えません。販売期間はだいたい1週間で、0時に販売が始まり、最終日の23時59分に終わる形が多いようです。
直近の開催を見ると、2026年9月25日0時から10月1日23時59分までの販売で、対象の搭乗期間は10月25日から2027年2月28日まででした。その前の8月のセールは、8月26日0時から31日23時59分までの販売で、搭乗期間は10月1日から2027年1月31日まで。つまり、おおよそ2〜5か月先の旅行を対象にしている、ということですね。
注意したいのは、設定されている座席数に限りがあるという点です。ANAの案内でも、販売席数には限りがあるとされています。人気の便や日は、早く売り切れてしまうことがあります。「期間の最終日に買おう」と思っていると、その時点でほしい便のセール運賃は残っていない、ということがよく起こります。
9月のセールで私が個人的に注目したのは、搭乗期間に年末年始が含まれていたことです。ある解説では、10月25日から2027年2月28日の対象期間に年末年始も入っていると紹介されていました。年末年始は、普段なら運賃が高くなる時期。そこをセール価格で押さえられる可能性があるのは、帰省や家族旅行を計画している方には見逃せないポイントです。ただし、年末年始の特定の日は対象外になっていたり、売り切れが早かったりするので、期待しすぎず、条件を確認しながら動くのが現実的です。
もうひとつ、セールの対象が「2〜5か月先の旅行」だという点は、計画の立て方にも影響します。「来月の旅行を安くしたい」という期待にはあまり応えてくれません。逆に言えば、半年近く先の予定でも、「この時期に行く」と決めてしまえば、早めに安く押さえられるわけです。旅の計画を少し前倒しにすると、セールの恩恵を受けやすくなります。
また、表示されるのは「片道最低運賃」で、旅客施設使用料などは別途かかります。空港によって金額が違うので、最終的な支払い額は予約の画面で確認する必要があります。
次に、実際の価格を見てみましょう。ここでは、2026年8月と9月の国内線タイムセールで案内された、主な路線の片道最低運賃(エコノミークラス)を並べます。いずれも旅客施設使用料は別です。
| 路線(片道) | 8月のセール | 9月のセール |
|---|---|---|
| 羽田〜大阪(伊丹) | 9,130円〜 | 9,130円〜 |
| 羽田〜札幌(新千歳) | 10,450円〜 | 10,450円〜 |
| 羽田〜福岡 | 11,330円〜 | 11,000円〜 |
| 羽田〜長崎 | 11,330円〜 | 11,000円〜 |
| 羽田〜鹿児島 | 11,110円〜 | 11,000円〜 |
| 羽田〜沖縄(那覇) | 11,440円〜 | 11,440円〜 |
| 大阪(伊丹)〜札幌(新千歳) | 記載なし | 10,780円〜 |
| 沖縄(那覇)〜石垣 | 5,720円〜 | 5,720円〜 |
こうして見ると、主要路線は1万円前後、離島の短い路線は5,000円台という水準です。8月のセールでは、ANAが「航空燃料などのコスト高騰に伴い、セール価格の見直し(値上げ)を行っている」と説明していた、と報じられています。昔のように「どの路線も片道7,000円から」というイメージのままでいると、「あれ、思ったより高いな」と感じるかもしれません。
私の感覚では、今の水準は、以前より少し上がった価格が「新しい基準」になっている印象です。ただし、これは燃料価格の影響が大きいので、今後また変わる可能性があります。価格の目安は、あくまで「今の相場」として捉えておくのがよさそうです。
国際線のタイムセールも、月に1回前後、月の前半に開催されることが多いようです。直近では、2026年9月1日から7日までの販売で、ハワイ、北米、ヨーロッパ、オセアニアなど、多彩な路線が対象でした。
案内されていた主な往復運賃(エコノミー)は、ハワイが105,400円から、ロサンゼルスが171,900円から、ニューヨークが180,900円から、ヨーロッパの各都市が160,000円から、ストックホルムが142,000円からなどでした。燃油サーチャージ込みの金額で、航空保険特別料金や現地の空港税などは別途必要です。
ここで見落としやすいのが、運賃の中身です。多くのセール運賃は「Economy Light」という区分で、予約変更も払い戻しもできません。ハワイ線の案内では、「Economy Value」なら予約変更が手数料ありで可能、払い戻しは不可とされていました。つまり、セール運賃は「安い代わりに、一度買ったら基本的に変更できない」運賃なんです。
旅の日程が確定していて、変更の可能性が低い。そんなときには、とても強い味方になります。逆に、仕事の都合で日程が動きそうなときは、安さだけで飛びつくと、あとで高くつくかもしれません。
セールの価格を見たときに、「これは安い」と感じるための基準を、自分の中に持っておくと、判断がぶれにくくなります。そのための方法は、意外とシンプルです。
ひとつは、自分がよく使う路線の通常運賃を、普段から確認しておくこと。たとえば羽田〜那覇のスタンダード運賃が、ある日の例で28,410円だったとします(ローチケ旅行の解説より。時期で変動します)。セールの11,440円と比べると、約60%安い計算です。この差を「いつも見ている」と、セールの価値がすぐにわかります。
もうひとつは、過去のセールの価格をメモしておくこと。今回のセールが前回より高いのか安いのか、が分かるだけで、「もう少し待とうか」「今買おうか」の判断材料になります。スプレッドシートでも、メモアプリでも十分です。2〜3回分を記録するだけで、相場感が身につきます。
記録する項目は、4つくらいで十分です。路線、搭乗期間、片道(または往復)の最低運賃、開催期間。たとえば「羽田〜伊丹、9月セール、10月25日〜2月28日搭乗、9,130円」と書いておくだけで、次のセールで同じ路線が9,130円より安いのか高いのかが、すぐに比べられます。私の場合は、スマホのメモに1行ずつ書いています。手間はほとんどかかりませんし、積み重ねると立派な「自分だけの相場表」になります。
国際線の場合は、燃油サーチャージの水準も合わせて見ておく必要があります。たとえば、2026年2月のセールではハワイが往復9万円からでしたが、9月は105,400円からです。単純に比べると上がっているように見えますが、燃油サーチャージの水準が違う時期なので、運賃そのものが高くなったのか、サーチャージが上がったのかは、分けて考える必要があります。
数字で整理すると、ハワイは9万円から105,400円で、約15,400円(約17%)の上昇。ヨーロッパは往復12万5,000円から16万円で、35,000円(約28%)の上昇です。一方で、JALの案内によると、日本発の北米・欧州向けの燃油サーチャージは、2026年2〜3月発券分が片道29,000円、9〜10月発券分が片道50,000円で、往復にすると42,000円の差があります(ANAも2026年5月以降に大きく引き上げられており、9〜10月発券分は片道55,000円です)。運賃の上昇分の多くが、燃油サーチャージで説明できる可能性があるわけです。
つまり、「セール運賃が高くなった」と感じても、実は航空会社の取り分というより、燃料価格の影響が大きいのかもしれません。この見方を持っていると、「いつ買うか」を考えるときに、サーチャージの改定時期も一緒に見る、という発想が出てきます。
ここからは、実際に「買うか、買わないか」を判断するための考え方です。安い価格を見ると、つい焦ってしまいますが、いくつかの確認ポイントを押さえておけば、落ち着いて決められます。
セール運賃は、運賃そのものは安くても、荷物や座席の条件が厳しいことがあります。だからこそ、「運賃だけ」ではなく「総額」で比べる習慣をつけたいところです。
たとえば、夫婦2人で羽田〜那覇を往復する場合を考えてみます。9月のセール価格で、片道11,440円なら、2人往復で11,440円×4=45,760円(旅客施設使用料は別)です。同じ区間をスタンダード運賃(片道28,410円の例)で予約すると、28,410円×4=113,640円。差額は67,880円。かなり大きな差です。
ただし、これは別々の日の例を並べた参考値で、同じ便・同じ日で比べた数字ではありません。セール運賃は、変更や払い戻しの条件が厳しいことがあるほか、預け荷物の数や座席指定にも制限がある場合があります。荷物を2個預ける必要があるなら、その分の超過料金も含めて、総額で計算してください。
家族4人(大人2人、小学生2人)で考えると、さらに差がはっきりします。セールの11,440円は大人の運賃の例ですが、小児運賃は対象運賃から25%の割引が適用されるとされています。仮にセール運賃にも同じ割引がかかると置いて、試算してみます。大人2人の往復は11,440円×4区間で45,760円、小児2人の往復は11,440円の75%(8,580円)×4区間で34,320円。合計で約80,000円です。同じ条件でスタンダード(片道28,410円の例)なら、大人が113,640円、小児が約85,230円で、合計は約20万円になります。差額は約12万円です。もちろん、セール運賃に小児割引がそのまま適用されるかどうかや、旅客施設使用料は別なので、実際の金額は予約画面で確認が必要ですが、家族旅行ほどセールの効果は大きくなりやすい、ということは伝わると思います。
ただし、家族旅行で気をつけたいのは座席です。セール運賃で座席指定が出発直前までできない場合、家族がバラバラの席になるリスクがあります。節約額と、座席の不安を天秤にかけて、自分の家族にとって何が大事かを考えてみてください。
私はこの計算を、スマホの電卓でざっくり行っています。「運賃×人数×区間数」に、荷物などの追加料金を足すだけです。2〜3分でできるので、買う前のひと手間としておすすめです。
ここで、「セールを待つか、今の通常運賃で買ってしまうか」で迷う方もいると思います。目安としては、出発まで2〜3か月以上あるなら、セールを待つ余地があります。一方、出発まで1か月を切っているなら、セール対象の搭乗期間からすでに外れている可能性が高いので、待つメリットは小さくなります。スタンダードやフレックスは空席連動型の運賃で、直前になるほど高くなりやすい傾向もあるので、「迷っているうちに値上がりした」ということも起こり得ます。
私のおすすめは、予定が決まった時点で、通常運賃の価格をチェックして、メモしておくことです。そのうえで、セールが来たら比べる。セールが来なくても、メモした価格より大きく上がる前に買う。このルールにしておくと、迷う時間がぐっと減ります。
セール運賃を買う前に、私が必ず確認したいと思っているのは、次の5つです。決済ボタンを押す前に、ぜひ見直してみてください。
- 予約変更はできるか(できない場合、日程が確定しているか)
- 払い戻しはできるか(できない場合、キャンセルの可能性は低いか)
- 預け荷物は何個まで無料か(2個必要なら、超過料金を含めて比べたか)
- 座席指定はいつからできるか(家族で並びたいなら、どうするか)
- 旅客施設使用料や空港税、燃油サーチャージを含めた総額はいくらか
買ってから気づく失敗パターンも、いくつか挙げておきます。ひとつは、搭乗者の名前の入力ミス。ANAでは、搭乗者の名前をヘボン式ローマ字などで入力する形になっていて、パスポートや身分証と食い違うとトラブルのもとになります。もうひとつは、往復で別々の運賃タイプを組み合わせようとして、往復割引が適用されないこと。そして、セール運賃の対象の搭乗期間や便から外れた日を選んでしまい、通常運賃のまま買ってしまうことです。「画面に出ている金額がセール価格かどうか」を、決済の直前にもう一度見直す癖をつけると安心です。
特に、変更と払い戻しが「できない」という運賃は、体調不良や仕事の都合で行けなくなったときに、お金が戻ってこないリスクがあります。その可能性を許容できるかどうかが、判断の分かれ目です。
もし、「どうしても心配だな」と思うなら、旅行保険やクレジットカードの付帯保険で、キャンセル費用がカバーされるかどうかも、あわせて確認しておくと安心です。ただし、保険の内容は商品によって大きく違うので、細かい条件は必ず契約内容で確認してくださいね。
国際線の場合は、国内線以上に総額の確認が大切です。セールの表示運賃には、燃油サーチャージが含まれている場合がありますが、現地の空港税や航空保険特別料金は別途かかります。
燃油サーチャージは、航空券を購入・発券した時点の金額が適用される仕組みです。ANAの2026年9月・10月発券分は、日本発の北米・欧州などで片道55,000円(往復110,000円)と報じられており、前の期間(7月・8月発券分は片道65,000円)より引き下げられました。この水準は、2か月ごとに改定されるので、次の期間にどうなるかで、同じ旅行でも総額が変わってきます。
この話は別の記事(燃油サーチャージを賢く避ける方法)でも詳しく書いているので、気になる方はそちらも読んでみてください。ここで大事なのは、「セール運賃が安く見えても、燃油サーチャージの有無や水準を含めた総額で見る」ということです。そして、発券のタイミングも含めて、旅の計画を立てるのが賢いやり方です。
もうひとつ補足すると、国際線の特典航空券を使う場合は、運賃部分はマイルで支払いますが、燃油サーチャージや空港税は現金で別途かかります。マイルで行く場合と、セール運賃で行く場合を比べる際は、この現金の部分も計算に入れてください。
ここまで読んで、「買う判断はできそうだけど、そもそもセールに気づけないんだよな……」と思った方もいるかもしれません。最後は、取りこぼさないための準備と、セール以外の安く乗る手段を紹介します。
セールは、販売が始まった瞬間から、座席が減っていきます。ANAの案内でも、残席が少なくなるほど価格が上がる傾向があるとされています。販売が始まってから慌てるのではなく、事前に準備しておくと、落ち着いて買えます。
私がおすすめする準備は、次の3つです。まず、ANAのアカウントにログインできる状態にしておくこと。パスワードを忘れていると、販売開始に間に合いません。次に、搭乗者の情報、つまり名前の読みや生年月日などを、すぐ入力できる状態にしておくこと。最後に、行きたい日程や便の候補を、メモに書き出しておくことです。
候補は、第1希望だけでなく、第2、第3希望も用意しておきましょう。第1希望が売り切れていても、別の日や別の便でセール運賃が残っていることがあります。柔軟に動けるほど、安く買える確率が上がります。
支払い方法の準備も、地味に大事です。家族の人数分をまとめて買うと、数万円〜十数万円になります。いざ決済しようとしたら、クレジットカードの利用限度額が足りなかった、本人確認の認証でつまずいた、ということが、意外とあるんですよね。販売開始の前に、使うカードの限度額と、認証に使うスマホの状態を、一度確認しておくと安心です。
また、セールの開催は、数日前〜前日に発表されることが多いようです。ANAの公式サイトや、公式アプリの通知、ANA公式SNSなどで、早めにキャッチできるようにしておくと安心です。
セールの次回開催日は、公式に事前発表されるまではわかりません。ただ、過去の開催実績を見ると、ある程度の傾向はつかめます。
国内線タイムセールは、2026年6月29日から7月5日、8月26日から31日、9月25日から10月1日などの開催実績がありました。おおむね月に1回、月末〜月初にかけて開催される傾向がありそうです。ある旅行情報サイトでは、次回は10月下旬に開催されるのではないかと予想しています。
国際線タイムセールは、月の前半、特に月初に開催されることが多いようです。9月は1日から7日でした。10月上旬に開催されるのでは、と予想している情報もありますが、本記事の執筆時点(10月4日)では、次回の開催について公式の発表を確認できていません。あくまで予想として、参考程度に受け止めてください。
私なら、予想される時期の前後は、ANAのお知らせをこまめにチェックします。また、「いつ買うか」にこだわりすぎて、買い時を逃すこともあるので、予定が決まったら一度通常運賃の価格を確認しておいて、セールが来たら比較する、というやり方がおすすめです。
セールだけがお得な手段ではありません。ほかにも、使えるものがいくつかあります。
ひとつは、毎月29日前後に案内される「ANAにキュン!」のような、ANAの会員向けのお得な企画です。内容は月ごとに変わるので、ANAマイレージクラブの会員になっておくと、情報を受け取りやすくなります。次の開催は10月29日という情報もあります。
もうひとつは、マイルを使う方法です。たとえば、2026年9月25日から30日には、国際線特典航空券の減額マイルキャンペーンがあり、羽田〜香港の片道が8,500マイルから4,250マイルに、成田〜ホノルルの片道が17,500マイルから8,750マイルに、それぞれ半額になる設定がありました(対象はエコノミークラスのみ。条件は期間・路線ごとに異なります)。マイルをお持ちの方は、定期的にチェックする価値があります。
そして、国内線なら「今週のトクたびマイル」。2026年7月7日から再開されたサービスで、通常より少ないマイル数、片道3,000マイルから国内線特典航空券を使えます。これについては、別の記事で詳しく書く予定です。
ここで、マイルとセールを比べるときの目安を、試算で出してみます。たとえば、羽田〜那覇のセール運賃が片道11,440円、トクたびマイルのような設定で片道7,500マイルだとします(あくまで例です)。11,440円÷7,500マイルは、1マイルあたり約1.5円の価値になります。もし、そのマイルを国際線の特典航空券に使ったほうが1マイルあたり2円以上の価値になるなら、国内線はセールの現金で買って、マイルは取っておくほうが得、という判断もできます。逆に、マイルの有効期限が近いなら、使い切るほうが賢い選択です。この「1マイルあたり何円か」という物差しを持つと、迷いが減ります。
セールで運賃を安くするのか、マイルで運賃そのものを払うのか。どちらが自分にとって得かは、持っているマイルの量や、旅の日程の自由度によって変わります。両方の選択肢を持っておくと、旅の計画がぐっと楽になります。
Q. セールの最終日まで待って、買ってもいいですか?
座席数に限りがあるため、最終日には希望の便が売り切れている可能性があります。迷いすぎず、条件に合う便が見つかったら、早めに決めるのがおすすめです。
Q. セール運賃で買ったあと、予約を変更できますか?
運賃の種類によります。国際線の「Economy Light」は予約変更も払い戻しもできないとされ、「Economy Value」は手数料つきで変更可能とされています。国内線のセールも条件が異なるので、購入前に必ず確認してください。
Q. 国内線と国際線のセールは、同じ日に開催されますか?
開催時期は別々で、国内線は月末〜月初、国際線は月の前半が多い傾向にあります。ただし、年や月によって違うので、最新の開催情報は公式サイトで確認してください。
Q. セールで買った航空券のマイルは貯まりますか?
運賃ごとに積算率が決まっていて、セール運賃もその対象になるのが一般的ですが、積算率はセールの運賃タイプによって異なる場合があります。マイルの積算を重視する方は、購入前に予約画面の積算マイル数を確認してください。
Q. 子ども連れの場合、セール運賃は使いにくいですか?
座席指定のタイミングや荷物の個数が、通常運賃より制限されることがあります。お子さんがいる場合は、並んで座れるか、荷物が足りるかを、購入前にしっかり確認してください。節約額と、旅の安心感のバランスで選ぶのがおすすめです。
Q. セール価格は、これからも同じ水準ですか?
航空燃料の価格や需要によって変わる可能性があります。ANAも、コスト高騰に伴うセール価格の見直しを行っていると報じられています。「今の価格が基準」と決めつけず、定期的に確認してください。
まとめ|セールは「安さ」ではなく「条件との相性」で選ぶ
ANAのタイムセールは、国内線も国際線も月に1回前後、Web限定で、座席数に限りがあります。直近の国内線は主要路線で片道1万円前後、国際線はハワイが往復10万円台から、といった水準でした。
でも、本当に大事なのは、価格の安さだけで飛びつかず、自分の旅の条件に合うかどうかを見極めることです。日程が確定していて、荷物が少なく、変更の可能性が低いなら、セールは強い味方になります。逆に、予定が不確かなら、無理に買わないという選択も大切です。
私自身、セールを逃して悔しい思いをしたことは何度もありますが、「逃しても、次がある」と思えるようになってから、気持ちがずっと楽になりました。安い運賃を追いかけすぎて、旅の計画そのものが苦しくなってしまっては、本末転倒ですよね。ほどほどの準備と、ほどほどの余裕。それが、セールと長く付き合うコツなんじゃないかと思っています。
まずは、よく使う路線の通常運賃をメモするところから始めてみてください。それだけで、次のセールがぐっと分かりやすくなります。小さな準備が、安心して旅に出るための、いちばんの近道だと思います!

