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これまで「トク旅Blog」では、「フランクフルト空港」について、充電、グルメ、お土産、仮眠、乗り継ぎの過ごし方と、シリーズで記事を書いてきました。今回はその中でまだ触れていなかった「ラウンジ」について、プライオリティパスでの使い方を中心に整理してみようと思います。
私は、年会費のかかるクレジットカードを選ぶときの大事な判断基準の一つに「プライオリティパスが付帯しているか」を挙げるタイプなんですが、実際に使いこなせている人は意外と少ないんじゃないかなと感じています。せっかく年会費を払って手に入れた特典を、「よく分からないから」という理由で使わずに終えてしまうのは、正直かなりもったいないと思うんですよね。
フランクフルト空港はヨーロッパ有数のハブ空港で、乗り継ぎで利用する方も多い空港です。今回調べていく中で分かったのは、フランクフルト空港のラウンジ事情は「保安検査の前(landside)か後(airside)か」、そして「ターミナル1か2か」という2つの軸で選択肢が変わってくる、ということでした。この2つの軸さえ押さえておけば、当日迷う時間はかなり減らせるはずです。
この記事では、プライオリティパスで実際に入れるラウンジの場所と特徴、利用時のちょっとした注意点、そしてラウンジ以外の過ごし方まで、私なりに調べた内容をまとめてみました。充電・グルメ・お土産・仮眠・乗り継ぎ記事とあわせて読んでもらえると、フランクフルト空港での過ごし方がだいぶ立体的に見えてくるはずです。
なお、この記事に書いているラウンジの営業時間や利用条件は、複数の信頼できる情報源をもとにしています。ただし、ラウンジの営業時間や対応状況は変わりやすい情報なので、実際に渡航される際は、必ず渡航直前にプライオリティパスの公式アプリや各ラウンジの最新情報を確認するようにしてください。

まず気になる「そもそもどこのラウンジが使えるのか」というところから。結論からお伝えすると、フランクフルト空港でプライオリティパスが使える場所は、主に3つに分かれます。
以前の乗り継ぎ記事でも触れましたが、フランクフルト空港には大きくターミナル1とターミナル2があり、利用する航空会社によって出発ターミナルが分かれます。プライオリティパスで入れるラウンジも、ターミナルごとに違う施設が用意されているので、まずは自分の搭乗券やeチケットで、出発ターミナルを確認しておくことが最初のステップになります。
ターミナル1には「Luxx Lounge」と「Be Relax Spa」、ターミナル2には「Priority Lounge」という選択肢があり、それぞれ保安検査の前か後か、という点でも違いがあります。この違いは次の項目から順番に見ていきます。
「Luxx Lounge」は、ターミナル1のコンコースBとコンコースCの間、保安検査を通過する前の一般エリア(landside)に位置しているとされています。営業時間は6:30〜21:30頃とされ、Wi-Fiや軽食(ドイツらしいソーセージやチーズ、パン、各種ドリンクなど)が無料で提供されているとのことです。保安検査前に、まだ余裕がある時間帯に立ち寄って、身支度や休憩をしておくのに向いている場所だと思います。
ただし、次の項目で詳しく触れますが、このラウンジは「最大3時間まで」という利用時間の制限があるとされているので、長時間の乗り継ぎで使う場合は、時間管理に少し気をつけたほうがよさそうです。
ターミナル1の保安検査後(airside)には、「Be Relax Spa」というマッサージスパが、コンコースBのゲート23付近とコンコースZのゲート56付近の2箇所に展開されているとされています。営業時間はコンコースBが8:00〜16:00頃、コンコースZが7:00〜15:00頃とされていて、いずれも午後の早い時間で終了してしまう点には注意が必要です。
プライオリティパスの対象者は、30分程度のバックマッサージ(背中を中心にしたマッサージチェア施術)を利用できるとされていて、それ以上の施術は追加料金で受けられるようです。長時間フライトで凝った体をリフレッシュできるのは、地味にありがたいサービスだと思います。営業時間が限られているので、自分の搭乗時刻とスパの営業時間が噛み合うかどうか、事前に確認しておくのがおすすめです。
ターミナル2を利用する方向けの選択肢が「Priority Lounge」です。保安検査を通過した後のエリア、Gate D/E付近に位置しているとされ、営業時間は7:00〜21:00頃(水曜のみ7:00〜19:00頃と短くなるという情報もあります)とされています。シャワールーム(利用時はフロントに申し出る形式)、コンセント(Cタイプ)とUSBポート、無料Wi-Fi(パスワード不要のネットワークとされています)、広めのダイニング・座席スペースなど、設備面はかなり充実しているようです。
このラウンジは第三者運営のラウンジで、航空会社専用ラウンジに比べて空いていることもある、という情報もありました。滑走路の景色というよりは、シャトルバスやターミナル方面の景色が見える立地とのことなので、飛行機ビュー重視の方には少し違うかもしれませんが、設備の充実度は魅力的だと思います。

ラウンジの場所が分かったところで、次はそもそも「プライオリティパス」がどういう仕組みなのか、そしてフランクフルト空港で気をつけたいポイントを整理しておきます。
プライオリティパスは、世界各国の空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。単体で契約することもできますが、多くの方は年会費のかかるクレジットカードの特典として、無料または割引価格で付帯している形で持っている、というケースが多いんじゃないかなと思います。すでにお持ちのカードにこの特典が付いているか、一度カード会社の会員特典一覧などで確認してみることをおすすめします。プライオリティパスを持っていない方でも、多くのラウンジは都度課金で入場できるケースが一般的なので、事前に料金を確認しておくと当日の判断がスムーズです。
フランクフルト空港のラウンジを理解するうえで、一番大事な軸がこれだと思います。Luxx Loungeは保安検査前(landside)、Be Relax SpaとPriority Loungeは保安検査後(airside)に位置しています。つまり、「まだ保安検査を通っていないタイミングで少し休みたい」のか、「保安検査を終えてゲートに向かう前に休みたい」のかで、選ぶべき場所が変わってくるということです。
保安検査には一定の時間がかかることが多いので、Luxx Loungeでゆっくりしすぎて保安検査の時間を圧迫してしまう、ということがないように、余裕を持ったスケジュールで動くようにしてください。
先ほど触れたように、Luxx Loungeには「最大3時間まで」という利用条件があるとされています。長時間の乗り継ぎで、最初から最後までLuxx Loungeで過ごそうと考えていると、想定より早く退室を求められる可能性があるということです。長い乗り継ぎ時間がある方は、Luxx Loungeで最初の数時間を過ごし、保安検査後にBe Relax SpaやPriority Loungeへ移動する、という組み合わせ方を検討しておくとよさそうです。
Priority Loungeのように第三者運営のラウンジは、比較的空いていることが多いとされていますが、時間帯によっては混雑することもあると考えられます。満室だった場合や、Be Relax Spaの営業時間外だった場合は、無理にそこにこだわらず、次の項目で紹介する既存の充電・グルメ記事で紹介したスポットで過ごす、という切り替えの発想を持っておくと、限られた乗り継ぎ時間を有効に使えると思います。

ラウンジが使えない場面や、そもそもプライオリティパスを持っていない場合のために、フランクフルト空港には他にも快適に過ごせる選択肢があります。
プライオリティパスを持っていない方でも、Be Relax Spaは有料でマッサージだけを利用できるケースが多いようです。ラウンジでゆっくり過ごすほどの時間はないけれど、フライトで凝った体を少しリフレッシュしたい、という場合には、こうした「一部分だけ使う」という発想も持っておくと選択肢が広がると思います。
以前の充電記事やグルメ記事、お土産記事、仮眠記事でも、フランクフルト空港内で過ごせるさまざまなスポットを紹介してきました。ラウンジで過ごす時間と、それ以外の時間をどう組み合わせるかで、乗り継ぎ時間全体の満足度がけっこう変わってくると思います。たとえば、保安検査前にLuxx Loungeで身支度を整え、保安検査後はグルメ記事で紹介したレストランで食事をとり、搭乗前の残り時間をPriority Loungeで過ごす、といった動線を組んでみるのもおすすめです。
ここまでの内容を踏まえて、乗り継ぎ時間別にどう動くのがいいか、簡単に整理しておきます。
| 乗り継ぎ時間 | おすすめの過ごし方 |
|---|---|
| 1〜2時間程度 | ラウンジへの移動時間を考えると、ゲート付近やグルメ記事で紹介したスポットで過ごすのが現実的 |
| 3〜5時間程度 | 保安検査後にPriority LoungeやBe Relax Spaを利用するのがおすすめ |
| 6時間以上 | 保安検査前にLuxx Loungeで身支度・休憩、保安検査後にPriority Loungeでしっかり過ごす、という組み合わせが効率的 |
こうして並べてみると、「乗り継ぎ時間が短いなら移動の少ない場所で、長いなら保安検査の前後でラウンジを組み合わせる」というのが、現実的なバランスなんじゃないかなと個人的には思っています。
最後に、ラウンジ利用まわりの備えを簡単なチェックリストにまとめました。出発前にひとつずつ確認してみてください。
- ☐ 自分の出発ターミナルが1・2どちらか確認している
- ☐ 持っているクレジットカードにプライオリティパスの特典が付帯しているか確認している
- ☐ Luxx Loungeを使う場合、最大3時間という利用条件を把握している
- ☐ Be Relax Spaの営業時間(コンコースB・Zで異なる)を確認している
- ☐ ラウンジの最新の営業時間・入館条件をプライオリティパスの公式アプリで確認している
- ☐ 満室・営業時間外だった場合の代替案を把握している
- ☐ 乗り継ぎ時間に応じて、保安検査前後どちらでラウンジを使うか大まかに決めている
こうして並べてみると、どれも特別なことではなく、事前にちょっと知っておくだけの差だと思うんですよね。「保安検査の前か後か」という軸さえ持っておけば、当日の判断はそこまで難しくないはずです。
最後に、よくありそうな疑問にも簡単に触れておきます。
Q. Luxx Loungeで3時間を超えて滞在したらどうなりますか?
今回の調査では、明確なペナルティまでは確認できませんでしたが、スタッフから退室を促されるケースがあるとされています。長時間の乗り継ぎでは、時間を意識して移動の計画を立てておくのが安心です。
Q. Be Relax Spaのマッサージは何度も受けられますか?
プライオリティパスの特典としては、基本的に1回分のバックマッサージが対象とされています。追加の施術やコースを受けたい場合は、別途料金がかかる可能性が高いので、利用前にスタッフに確認しておくとよいと思います。
フランクフルト空港でのラウンジ利用は、「保安検査の前か後か」「ターミナル1か2か」という2つの軸を理解しておくだけで、当日の動きがぐっとスムーズになるテーマだと思います。せっかく年会費を払ってプライオリティパスを手にしているなら、その特典をきちんと使い切ってあげたいですよね。
次の一歩として、まずは自分の出発ターミナルと、乗り継ぎ時間を確認してみるところから始めてみてください。ぜひ、無理のない範囲で、フランクフルト空港でのラウンジ時間も楽しんでみてください!

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