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ドバイ到着後すぐにインターネットを使いたいあなたへ!物理SIMとeSIM、どちらが安くて便利か徹底解説します。ドバイ国際空港(DXB)での無料SIM入手場所から、深夜の購入方法、さらには大容量でお得なプランまでをお届け。これでドバイの旅はもう安心!
近年、ドバイへの旅行準備を劇的に変えているのがeSIMです。eSIMとは、スマートフォンに内蔵されたデジタルSIMで、物理的なカードの差し替えが一切不要。旅行前の慌ただしい準備段階で、日本にいながらにしてドバイ到着後の通信環境を整えられるのが最大の魅力です。
eSIMを「事前購入」することで、ドバイに着陸し、機内モードを解除した瞬間にインターネット接続が可能になるため、時間を無駄にすることなくスムーズに旅をスタートできます。
- 旅の荷物ゼロ!eSIMが選ばれる理由と対応機種の確認
- ドバイのeSIMは「容量」無制限で「安い」?人気サービス徹底比較 (airalo)
- eSIMを即座に接続するための設定とトラブルシューティング
eSIMが多くの旅行者に選ばれるのは、その手軽さにあります。
物理SIMカードの場合、現地で購入し、小さなカードを慣れない手つきでスマートフォンのトレイに差し替える作業が必要ですが、eSIMならその手間が不要です。これにより、SIMカードの紛失や破損のリスクもなくなります。さらに、物理SIMを現地で購入する場合、キャリアのカウンターで並ぶ時間を節約できるため、空港到着後の時間効率が大幅に向上します。
ただし、eSIMを利用するには注意点もあります。まず、利用するスマートフォンがeSIMに対応している機種であるか確認が必須です。対応機種でない場合は、eSIMの恩恵を受けることができません。
また、eSIMの多くは現地の電話番号を利用できません。ドバイでレストランの予約を電話で確認したり、特定の現地のサービスを利用したりする際に、現地の電話番号が必要になることがあります。このようなケースが想定される場合は、現地で物理SIMカードを購入する方が適していると言えます。
ドバイ旅行向け SIM vs eSIM 徹底比較早見表
| 項目 | 物理SIMカード | eSIM | 解説 |
|---|---|---|---|
| 事前準備 | 不要(現地で手続き) | 必要(日本で設定・購入) | 到着後すぐ使いたいならeSIM |
| ドバイ到着後の手間 | カウンターに並び、設定が必要 | 到着後すぐにデータ通信開始 | 時間効率を求めるならeSIM |
| 紛失・破損リスク | あり | なし | 物理的な安心感 |
| 複数人でのシェア | 可能(テザリング) | 不向き | 親子やグループ旅行なら物理SIM |
| 現地の電話番号 | 利用可能 | 利用不可が多い | 現地サービス利用の可否 |
eSIMを選ぶ際に、旅行者が最も気になるのが「容量」と「価格」のバランスです。ドバイはSNS映えスポットが多く、高画質な動画や画像を頻繁にアップロードする旅行スタイルが一般的であるため、容量を気にせず使える「無制限」プランへのニーズが高くなります。
しかし、全てのeSIMプロバイダーがドバイで無制限プランを提供しているわけではないため、事前確認が非常に重要です。
例えば、国際的に知名度の高いeSIMサービスであるairaloは、残念ながらドバイを含むUAEでは無制限プランを提供していません。旅行中に容量不足に陥り、高額な追加チャージをするリスクを避けたい場合は、airaloのような容量制のサービスではなく、無制限を提供するプロバイダーを検討すべきです。
「容量」無制限を提供する主要サービスとしては、HolaflyとWorld eSIMが挙げられます。Holaflyは1日単位での購入が可能で、料金目安は990円/日から無制限プランを利用できます。また、日本企業が運営するWorld eSIMは、7日間で3,980円という「最安値クラス」の無制限プランを提供しており、特に1週間程度の短期滞在で容量を気にせず使いたい旅行者にとって、非常にコストパフォーマンスが高い選択肢となります。
現地キャリアもeSIMを提供し始めており、Virgin Mobileは21GB/7日間で約150 AED(約41ドル)という大容量のeSIMプランを提供しています。
主要eSIMサービス ドバイ向けプラン比較(7日間目安)
| サービス名 | 無制限プランの有無 | 7日間料金目安 | 特記事項 |
|---|---|---|---|
| Holafly | あり | 990円/日〜 | 1日単位で購入可能 |
| World eSIM | あり | 3,980円/7日間 | 日本企業運営で安心。7日間無制限で高コスパ |
| airalo | なし | 要確認(容量制) | ドバイでは無制限プラン提供なし |
| Virgin Mobile | あり(大容量) | 約41ドル(21GB) | 現地キャリアのeSIMオプション |
eSIMを日本で「事前購入」したとしても、ドバイ到着後に設定を誤ると接続できないことがあります。確実にスムーズなスタートを切るためには、以下の接続手順を理解し、トラブルシューティングのポイントを押さえておくことが大切です。
接続のための重要ステップ
- eSIMのデータ通信を有効にする: スマートフォンの「設定」から「モバイル通信」(または「モバイルデータ通信」)に進み、利用するeSIMの回線が「オン」になっていることを確認します。
- データローミングを有効にする: これが最も重要なステップの一つです。eSIMのプランを選択し、「データローミング」を必ずオンに切り替えます。海外到着時に機内モードを解除した後、データローミングを有効にするのを忘れないようにしましょう。
- APN設定の確認: ほとんどのeSIMではAPN(アクセスポイント名)が自動設定されますが、接続できない場合はプロバイダーから指定されたAPN情報を手動で正確に入力する必要があります。
- ネットワークの手動選択: 稀に、スマートフォンが自動的に対応ネットワークを選択できない場合があります。その際は、「ネットワーク選択」の設定を「自動化」から「オフ」に切り替え、eSIMプロバイダーが指定する現地のネットワーク(例:Etisalatやdu)を手動で選択します。
トラブルシューティングの盲点
eSIMの接続トラブルで意外と多いのが、海外に到着してデータローミング設定に気を取られ、機内モードが「オフ」になっていないというケースです。必ず機内モードを解除してから、データローミングをオンにするようにしましょう。

eSIMが使えない機種を使っている場合や、現地での電話番号が必要な場合、あるいは通信品質を実際に確認してからプランを選びたい場合は、ドバイ空港で物理SIMカードを「現地購入」するのが確実です。
- ドバイ空港(DXB)の「どこで」買える?無料SIMの入手方法と「ターミナル」情報
- 無料SIMは便利だけど注意!アクティベーションの具体的なステップ
- 「深夜」到着組も安心!カウンターの営業時間と注意点
ドバイ国際空港(DXB)は、世界最大級のハブ空港であり、旅行者がSIMカードを入手しやすい環境が整っています。
購入・受け取り場所:
主要キャリアであるEtisalat (e& UAE) と du のカウンターは、ドバイ空港の主要ターミナルであるターミナル1(T1)およびターミナル3(T3)の到着ホール、具体的にはイミグレーション(入国審査)を通過した直後に設置されています。空港を訪れる観光客は、これらのカウンターでSIMサービスを利用できます。
無料SIMの入手方法:
ドバイ政府は、観光客向けに無料のSIMカードを提供しています。これは「Prepaid Visitor Line Free SIM」などと呼ばれ、通常1GBのデータ通信が24時間利用できるサービスです。受け取りには、18歳以上であること、有効な観光ビザを所持していること、そしてパスポートまたはIDカードの提示が必要です。
この無料SIMは、ドバイ到着後すぐに利用できるため、単なるおまけではなく、空港からホテルまでの移動や、日本への緊急連絡手段として非常に有用です。特に、eSIMの初期設定に自信がない場合、この無料SIMで24時間以内にネットワークを試用し、落ち着いてから有料プランを検討する「保険」としても機能します。
無料SIMカードはパスポート情報と紐付けられており、プリレジスター(事前登録)されていますが、サービスを開始するためには簡単なアクティベーションが必要です。この手続きを忘れると、せっかく受け取った無料データが使えません。
例えば、duの無料SIMを受け取った場合、以下の手順が必要です。
- SIMカードをスマートフォンに挿入する。
- SIM挿入後、SMS(ショートメッセージ)が届きます。これは、利用者の生年月日(西暦)を尋ねる認証メッセージです。
- このメッセージに対し、必要な情報を返信します。
- 認証が完了すると、1GBの無料データがクレジットされたことを示すアクティベーションSMSが届き、サービスが開始されます。
現地キャリアによっては手続きが異なる場合もありますが、SIMを挿入したら、必ずアクティベーションメッセージの指示に従って認証を完了させることが重要です。
長時間のフライトを経てドバイに「深夜」到着する旅行者にとって、空港で確実にSIMを購入できるかは大きな不安要素です。
ドバイ国際空港は、世界中のフライトが発着する巨大なハブ空港であるため、主要キャリアのカウンターは、国際線到着便に合わせて長時間営業しているのが一般的です。正確な営業時間は時期やターミナルによって異なりますが、主要な国際線到着時間帯、すなわち「深夜」の時間帯であっても、スタッフが常駐しており、観光客向けのSIM購入手続きが可能な体制が整っています。
深夜に現地購入を検討する場合のヒントとしては、到着前にEtisalatやduの公式サイトでSIMカードを「事前購入」し、空港での受け取りを指定しておくという方法があります。これにより、深夜到着時でもスムーズにSIMを受け取ることができ、カウンターでのプラン選びや支払いにかかる時間を大幅に短縮できます。

ドバイの通信サービスは、主にEtisalat (e& UAE) と du の2大キャリアによって提供されています。どちらのキャリアを選ぶかによって、料金だけでなく、通信の「安定感」や速度に大きな違いが出るため、自分の旅行スタイルに合わせて賢く選択する必要があります。
- 7日間〜28日間で選ぶ!主要3社(Etisalat, du, Virgin Mobile)の料金と「容量」比較
- SNSも動画もサクサク!ドバイで「安定感」が一番あるのはどのキャリア?
- 短期 or 長期?「最安」を狙うならこのプランがおすすめ!
現地キャリアのプランは、滞在期間とデータ使用量に応じて多岐にわたります。ここでは、ツーリスト向けの主要な有料プランを比較します。
Etisalat (e& UAE)
Etisalatは、短期集中型の無制限プランを提供しており、7日間で無制限データを利用できるプランはAED 200(約54.40ドル)です。また、長期滞在者でデータ利用が少ない方向けに、28日間で2GBがAED 49(約13.29ドル)という「安い」価格帯のプランもあります。
du
duもまた、7日間無制限プランを提供しており、料金はAED 199です。Etisalatの同等プラン(AED 200)と比較してわずかに「安い」設定です。また、28日間で10GBがAED 139、28日間で20GBがAED 189など、中期滞在者向けの容量プランも充実しています。
Virgin Mobile
Virgin Mobileは、7日間で21GBがAED 150(約41ドル)というパッケージを提供しており、比較的大容量ながら中程度の価格帯を実現しています。ただし、このプランは一度きりの利用(ワンタイムオファー)であり、延長ができない点には留意が必要です。
ドバイ現地キャリア ツーリストSIM 有料プラン詳細比較
| キャリア | 料金目安【AED】 | データ容量 | 有効期間 | USD目安 | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|---|
| Etisalat | 49 | 2 GB | 28 日 | $13.29 | 小容量・長期滞在向け |
| Etisalat | 200 | 無制限 | 7 日 | $54.40 | 高品質な短期無制限 |
| du | 199 | 無制限 | 7 日 | 要確認 | Etisalatよりわずかに「安い」 |
| du | 139 | 10 GB | 28 日 | 要確認 | コスパの良い大容量中期プラン |
| Virgin Mobile | 150 | 21 GB | 7 日 | $41 | eSIM対応。延長不可 |
料金がわずかに異なる場合、最終的に旅行体験の快適さを左右するのはネットワークの「安定感」です。ドバイで快適にSNSを更新したり、高画質な動画を視聴したり、ビデオ通話を行うためには、データ通信の信頼性(Consistent Quality)が非常に重要になります。
モバイルネットワークの調査結果によると、e& UAE(旧Etisalat)はUAEにおいて一貫して「ベストネットワーク」の評価を保持しています。
特に、安定した品質(Consistent Quality)のスコアでは、e& UAEが66.0%を記録し、ライバルのdu(53.6%)を12ポイント以上も大きくリードしています。このスコアは、ビデオ通話やSNSへの画像アップロードなど、高い信頼性を要求されるモバイルアプリケーションをサポートするために必要な最低限の通信要件を満たしたテストの割合を示しており、e& UAEの通信の信頼性が高いことを裏付けています。
また、動画視聴体験においても、e& UAEがduよりも優位です。特に5G環境下では、e& UAEは1080p以上の動画ストリーミングが可能とされる「非常に優秀(Very Good)」カテゴリに位置しており、duよりも高い評価を得ています。
このことから、通信の「安定感」と「品質」を重視し、旅行中に高画質でストレスなくインターネットを利用したい読者にとっては、Etisalat (e& UAE) を選ぶ方が、実質的な旅行体験の満足度に直結すると結論付けられます。料金差はわずか(7日間無制限でAED 1差)であるため、この品質の差がコストパフォーマンスを決定づける要因となります。
UAE主要キャリア モバイルネットワーク品質比較サマリー(2025年Opensignal)
| 評価項目 | e& UAE | du | 優位性 | 意味合い |
|---|---|---|---|---|
| ベストネットワーク | 保持 | 劣位 | e& | 総合的な体験の良さ |
| 安定した品質 (Consistent Quality) | 66.0% | 53.6% | e&が大幅にリード | ビデオ会議や大容量通信の信頼性 |
| ビデオ体験 | 優秀 | 良好 (Good) | e&がリード | 720p以上の動画視聴の快適さ |
| 5Gビデオ体験 | 非常に優秀 | 良好 (Good) | e&がリード | 1080p以上の高画質ストリーミングの快適さ |
ドバイ旅行の期間と目的によって、最適なSIM/eSIMの選択肢が変わってきます。
短期滞在(7日間以内)のベストバイ
- 利便性・容量重視の場合(eSIM): 日本で事前にWorld eSIM(3,980円/7日間無制限)を「事前購入」し、到着後すぐに接続を確保します。
- 品質・現地購入重視の場合: Etisalatの7日間無制限プラン(AED 200)を「現地購入」します。わずかな価格差で、UAEで最も「安定感」のあるネットワークを利用できます。
長期滞在(7〜28日間)のベストバイ
長期滞在の場合、現地のWi-Fi環境などを活用し、データ通信量を抑えることで「最安」を狙えます。データ通信が控えめであれば、EtisalatのAED 49/2GBプランが最も低価格です。ある程度データを使いたい場合は、duのAED 139/10GBプランなど、容量と価格のバランスが良い中期プランが推奨されます。

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