ANAステータスの意味とは?取得条件とメリット徹底解説

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ANAの飛行機に頻繁に乗る方なら、「ANAステータス」を取得することで旅の快適さが格段に向上します。本記事ではANAマイレージクラブのステータスの意味やランク、取得条件とその方法、さらには上級会員だけの特典・メリットを詳しく解説します。ラウンジ利用や優先サービスなど、ステータスを上げることで得られる価値に気づいていない方は必見です。

ANAステータスの意味とランク

Image:ana
  • ANAマイレージクラブのステータスとは何か?
  • ANAステータスのランク(ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド)
  • スターアライアンスにおけるANAステータスの位置づけ
  • ステータスを上げるメリット(快適な旅への近道)

ANAマイレージクラブのステータスとは何か?

「ANAステータス」とは、ANAマイレージクラブにおける上級会員資格(プレミアムメンバー)のことです。飛行機の搭乗などで貯まるプレミアムポイント(PP)を年間一定以上獲得すると、翌年度にブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドといった上級会員ステータスが付与されます。一般会員よりもワンランク上のサービスを受けられる資格で、頻繁に飛行機を利用する人にとって大きなメリットがあります。

ANAステータスのランク(ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド)

ANAマイレージクラブの上級会員ステータスはブロンズプラチナダイヤモンドの3段階です。ステータスが上がるにつれて受けられるサービス内容も充実していきます。最初のブロンズサービスは上級会員への入口で、さらにプラチナサービス、最高位のダイヤモンドサービスへとランクアップしていきます。それぞれのステータス名称に応じた色の会員カードも発行され(例:ブロンズはブロンズ色のカード)、ステータス保持者であることが一目でわかるようになっています。

スターアライアンスにおけるANAステータスの位置づけ

ANAはスターアライアンスに加盟しており、ANAステータス保持者はスターアライアンスでの上級会員資格も得られます。具体的にはブロンズ会員はスターアライアンスシルバープラチナ会員とダイヤモンド会員はスターアライアンスゴールドの資格が付与されます。スターアライアンスシルバーは優先搭乗など一部の特典にとどまりますが、スターアライアンスゴールドになると世界各地の提携航空会社ラウンジ利用や優先サービスなど国際線でも様々な特典が受けられます。つまりANAステータスを取得すると、ANA便だけでなくスターアライアンス加盟他社便利用時にも優遇を受けられるという意味で大きな価値があります。

ステータスを上げるメリット(快適な旅への近道)

上級会員ステータスを取得すると、空の旅が格段に快適になります。そのメリットは多岐にわたりますが、例えば空港では専用カウンターでスムーズにチェックインでき、保安検査場や搭乗時にも優先的に案内されます。さらに、フライト前には上級会員専用のラウンジでゆったりと過ごすことが可能です。搭乗後も、追加手荷物の優遇や座席のアップグレード、フライトマイルボーナス加算など、お得かつ便利な特典が満載です。**「頻繁に乗っているだけ」**では受けられないこれらのサービスを享受できるのが、ステータスを上げる最大の魅力と言えるでしょう。

ANAステータスの取得条件と取得方法

  • プレミアムポイントとは?
  • ステータス別の取得条件(必要プレミアムポイント数)
  • ANAステータス取得に必要なフライト搭乗数の目安
  • 効率的なプレミアムポイントの貯め方と取得方法
  • クレジットカードや生活サービス利用による別ルート取得(ライフソリューション利用)

プレミアムポイントとは?

ANAステータス取得の鍵となるのが「プレミアムポイント(PP)」です。プレミアムポイントとはマイルとは異なる独自のポイントで、毎年1月1日~12月31日の間に実際に搭乗したフライトに応じて加算されるポイントです。航空券購入やクレジットカード利用で貯まるマイルと違い、PPは飛行機に乗らないと貯まりません。この年間累積プレミアムポイント数が一定以上になると、その年の実績に応じて翌年度のステータスが決まります。

PPの計算方法はフライトの区間マイルに運賃倍率・搭乗倍率をかけ、さらに運賃種別に応じたボーナスポイントを加算して算出されます。たとえば国内線では搭乗倍率が一律2倍になるため、同じ距離でも国内線の方がPPが多く貯まりやすい傾向があります。また、フライト距離の長い国際線や上位クラスの座席ほど獲得できるPPも多くなります。こうした仕組みにより、PPはその年にどれだけ飛行機を利用したかを示す指標となり、ステータス認定に使われるのです。

ステータス別の取得条件(必要プレミアムポイント数)

では各ステータスになるために具体的に何ポイント必要なのでしょうか。ANAステータスごとの年間プレミアムポイント取得条件は以下の通りです。

  • ブロンズ会員:年間30,000プレミアムポイント(うちANAグループ便15,000PP以上)
  • プラチナ会員:年間50,000プレミアムポイント(うちANAグループ便25,000PP以上)
  • ダイヤモンド会員:年間100,000プレミアムポイント(うちANAグループ便50,000PP以上)

上記は基本的にフライトによってPPを積算する方法(いわゆる「フライト修行」)で達成する条件です。必要なPP数は上級ステータスほど高く設定されており、ダイヤモンド会員になるには1年で10万PPもの飛行実績が必要になります。また各ステイタスともANAグループ便での獲得PPが半分以上必要な点にも注意が必要です(ブロンズのみANAカード保持者は例外あり)。これは提携他社便だけでなく自社便も利用してもらうための条件と言えます。

ANAステータス取得に必要なフライト搭乗数の目安

上記PPは実際どれくらいのフライト搭乗で達成できるのでしょうか。もちろん搭乗区間やクラスによって異なりますが、例として年間5万PP(プラチナ)を国内線だけで稼ぐケースを考えてみます。PP効率が良いと言われる羽田~那覇路線の場合、普通席(割引運賃)なら1搭乗あたり約1,476PP、プレミアムクラスなら約2,860PP獲得できます。この路線を利用してプラチナ必要分の50,000PPに到達するには、普通席なら34回搭乗(17往復)、プレミアムクラスなら18回搭乗(9往復)が必要になる計算です。実際には国際線を交えたり上位クラスを活用すれば搭乗回数を減らすことも可能です。例えば欧米路線のビジネスクラス往復1回で5,000~7,000PP程度獲得できるため、長距離出張を何度かこなせばプラチナ条件に手が届くケースもあります。反対に国内エコノミー中心だと相当な回数を飛ぶ必要があるため、自分の利用状況に合わせて計画的にPPを積み重ねることが重要です。

効率的なプレミアムポイントの貯め方と取得方法

限られた期間で効率よくPPを貯めるにはいくつかコツがあります。第一にPP単価(1PPあたりの費用)の低いルートや運賃を選ぶことです。先述の羽田~那覇線は距離が長く割安運賃も多いためPP獲得効率が高い代表例です。加えて、期間限定の「PP2倍キャンペーン」などが実施されている場合は積極的に活用しましょう。キャンペーン期間中に対象路線に搭乗すれば通常の2倍のPPが加算され、一気に条件達成へ近づけます。

また、上位クラスやプレミアムクラスへの当日アップグレードも有効な手段です。空席があれば有償またはアップグレードポイントで普通席からプレミアムクラスに変更でき、1フライトで獲得できるPPを増やせます。特に長距離路線や沖縄路線ではプレミアムクラスへのアップグレードで数百~千以上のPP上乗せが可能です。「あと少しPPが足りない」といった場合にはアップグレードを検討すると良いでしょう。

最後に、年間計画を立てて集中して飛行機に乗ることも大切です。例えば上半期に多めにフライトしておき不足分を下半期で調整する、あるいは目標ステータスに必要な搭乗予定を年初から逆算しておくなど、計画的な搭乗で効率よくPPを積んでいきましょう。これらの方法を組み合わせることで、無理なく必要PPを達成できる可能性が高まります。

クレジットカードや生活サービス利用による別ルート取得(ライフソリューション利用)

実はANAのステータスは、飛行機に乗る以外の要素を組み合わせても獲得可能です。ANAカードの利用や提携サービス利用実績による「ライフソリューションサービス」経由の取得条件が2020年末から導入されました。具体的には、所定のプレミアムポイントに加えて日常生活でANA関連の指定サービスを一定数利用し、さらにANAカード決済額が高額に達すると少ない飛行機搭乗でもステータス認定が受けられる仕組みです。

各ステータスのライフソリューション経由の主な条件は以下の通りです。

  • ブロンズ:年間15,000PP(ANA便のみ) + 指定サービス4種類以上利用 + ANAカード年間300万円以上決済
  • プラチナ:年間30,000PP(ANA便のみ) + 指定サービス7種類以上利用 + ANAカード年間400万円以上決済
  • ダイヤモンド:年間50,000PP(ANA便のみ) + 指定サービス7種類以上利用 + ANAカード年間500万円以上決済 または 年間80,000PP + 指定サービス7種類以上 + ANAカード年間400万円以上決済

例えばプラチナの場合、フライトでは3万PPで済みますが、年間400万円のカード利用が求められるなどハードルは高めです。このルートは「飛行機搭乗はそれほど多くないが日常の支払いが多い」という方に有利と言えます。実際、フリーランスや自営業で事業経費をANAカードで集中決済できる人にとっては現実的な方法でしょう。一方、会社員など普段の支出が限られる人にとって年間数百万円の決済条件は簡単ではありません。そのため多くの方はやはりフライトでPPを貯める従来ルートでの達成を目指すケースが多いのが実情です。

ANAステータスの特典・メリットと維持方法

  • ANAステータスの特典をランク別に比較
  • 空港ラウンジが利用できるメリット
  • 優先サービスと座席アップグレードの特典
  • マイルボーナスやその他の特典の価値
  • ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)によるステータス維持
  • ANAステータスを取得する価値とは

ANAステータスの特典をランク別に比較

ANAステータスを取得すると、搭乗前から降機後まで様々な特典が用意されています。その主な特典・サービス内容の違いをブロンズ・プラチナ・ダイヤモンドで比較すると以下のようになります。

サービス内容ブロンズ会員プラチナ会員ダイヤモンド会員
ANAラウンジ利用
(国内・国際)
×(利用時1000マイル等要)※スターアライアンスラウンジ利用不可○(同伴1名可)※スターアライアンス・ゴールドとして全世界利用可○(同伴1名可)※ANAスイートラウンジ利用可
優先チェックイン
カウンター
○(ビジネスクラスカウンター等)○(専用カウンター)○(羽田など一部空港で専用エントランス)
専用保安検査場の利用×○ (一部空港はダイヤ専用)
優先搭乗(グループ順)×(一般搭乗のみ)○(優先搭乗グループ)○(最優先グループ)
手荷物受取の優先  ×
無料手荷物許容量の優待○(+20kg等)○(+20kg等)○(+20kg等)
フライトマイル
ボーナス積算
○(+55%)○(+105%)○(+130%)
プレミアム専用
問い合わせ窓口
○(より手厚い対応)
ANAアップグレード
ポイント付与
○(少)○(中)○(多)

※「○」は該当ステータスで利用可能、「×」は対象外または基本利用不可であることを示します(一部有償利用等を含む)。

上記のように、上級会員のランクが上がるほど利用できるサービスの幅が広がります。特にブロンズとプラチナの差は大きく、ブロンズでは利用制限があったラウンジや優先サービスがプラチナから本格的に解禁されるため、多くの人がワンランク上のプラチナ獲得を目指して「SFC修行」に挑戦するのです。

空港ラウンジが利用できるメリット

上級会員の大きな特典の一つが空港ラウンジの利用です。ANAが運営するラウンジには、国内線の「ANA LOUNGE」や国際線ファーストクラス相当の「ANA SUITE LOUNGE」などがあります。プラチナ会員以上になると、このようなラウンジに搭乗前のひとときをゆったり過ごすことができます。無料のドリンクや軽食、仕事のできる静かな空間、充電設備やシャワー室まで完備された快適な環境は、搭乗までの時間を有意義に過ごせると好評です。特に国際線ではプラチナ以上=スターアライアンスゴールドの資格で世界各地の提携ラウンジを利用できるため、乗り継ぎ時などに大いに役立ちます。一方、ブロンズ会員は残念ながらラウンジ利用権は付与されません。ただしANAラウンジに限って言えば、ブロンズでも当日空きがあれば1,000マイルや2アップグレードポイントとの引き換えで入室可能です。とはいえ無条件で使えるプラチナ以上と比べれば制限があるため、やはりラウンジ目当てならプラチナステータスを目指す価値は大きいでしょう。

優先サービスと座席アップグレードの特典

ステータスを取得すると、空港や機内で様々な優先サービスを受けられます。チェックイン時には上級会員専用カウンターが利用でき、混雑する一般カウンターに並ぶ必要がありません。保安検査場でもプラチナ以上なら専用のファストレーンを通過できる空港があり、長蛇の列を横目にスムーズに保安検査を完了できます。搭乗時もグループ1(最優先)やグループ2で呼ばれるため、機内への案内がいち早く行われ、荷物の収納や座席の準備にも余裕が生まれます。ダイヤモンド会員ともなると、羽田空港では専用の入り口からチェックイン~保安検査を一気に行える特別導線まで用意されています。

また、座席クラスのアップグレードも上級会員に有利に働きます。ANAでは毎年ステータスに応じてアップグレードポイント(UGP)が付与され(ブロンズ4ポイント、プラチナ6ポイント、ダイヤモンド12ポイントなど)、当日空席があればこれを使ってエコノミーからプレミアムクラスやプレミアムエコノミーからビジネスクラスへのアップグレードが可能です。誰でも有償やマイルでアップグレード申し込みはできますが、空席待ちになる場合はステータス保持者が優先されます。例えばプレミアムクラスへの当日アップグレード待ちでは、ダイヤモンド会員が最も優先され、次にプラチナ/SFC会員、その後に一般会員という順序になります。このため上級会員になれば、競争率の高いアップグレードも成功しやすく、快適な座席で移動できるチャンスが高まるのです。

マイルボーナスやその他の特典の価値

上級会員になるとフライトマイルのボーナス加算も見逃せません。ブロンズで+55%、プラチナで+105%、ダイヤモンドでは+130%もの搭乗ボーナスマイルが付与されます。例えば同じフライトで1000マイル獲得できるところ、プラチナなら2倍強の2050マイル、ダイヤなら2300マイルと大きな差が出ます。頻繁に飛ぶ人ほどこの差は累積していくため、マイルを貯めて特典航空券やアップグレードに活用する機会も増えるでしょう。

そのほか、ANAカード(クレジットカード)との組み合わせ特典もあります。プラチナ以上の会員がANAゴールドカードを保有していると、毎年継続時に特別ボーナスマイルがもらえたり、マイルをANA SKYコインに交換する際のレートが最大1.7倍に優遇されたりします。SKYコインとはANA航空券などに使える電子マネーですが、通常は1マイル=1円相当のところ、上級会員なら1マイル=1.7円相当まで価値を高めて交換できる仕組みです。これは例えば50,000マイルを交換すると一般会員の1.5倍(75,000コイン)に対し、上級会員なら1.7倍の85,000コインになる計算で、大変お得です。

さらに、ANA提携ホテルの優待宿泊プランやレンタカー割引、会員限定のギフト(カタログから選べるプレゼント)など、空の旅以外の日常や旅行先で使える特典も用意されています。例えばプレミアムメンバー限定の宿泊プランでは、上級会員だけが予約できるお得な料金や特典付きのプランが提供されることがあります。これら細かな優待も含め、ANAステータスを持つことでトータルに旅と生活が充実するよう設計されています。

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)によるステータス維持

ステータスを獲得したものの、「翌年以降も維持するのは大変そう…」と思う方もいるでしょう。実際、ANAの上級会員資格は原則1年限りで、毎年所定の条件を満たさなければランクダウンしてしまいます。しかしそこで活躍するのがANAスーパーフライヤーズカード(SFC)です。SFCとは、プラチナまたはダイヤモンド達成者だけが入会を許可される年会費有料のクレジットカード一体型会員証で、取得すれば半永久的にプラチナ相当のサービスを受け続けられる非常に人気のカードです。

SFC会員になるには、まず一度プラチナ以上のステータスに到達し、その年に申し込みを行う必要があります。晴れてSFCカードを取得すると、その後は毎年プラチナ条件を満たせなくてもスターアライアンスゴールド相当の資格(=ANAプラチナ相当)が維持されます。つまりSFCを継続保有している限り、ANAラウンジや優先チェックイン・搭乗、手荷物優先など主要な上級会員特典を享受できるのです。これは頻繁に飛行機に乗る年とそうでない年の差が大きい方にとって大変魅力的な制度でしょう。

もちろんSFCカード自体の年会費はかかりますが、その費用以上のサービス価値があると感じる人が多くいます。実際、「一度プラチナの快適さを経験すると、もう一般会員には戻れない」という声もあり、SFC取得を最終目標に据えてプラチナステータスを目指す方も少なくありません。いわゆる「SFC修行」とは、まさにこのSFCカード入手のために年間5万PP(プラチナ資格)を集中的に獲得する挑戦のことです。SFCを手にすればその後はフライト実績に縛られず上級会員待遇を受けられるため、将来的にもANAやスターアライアンス便を利用し続けるのであれば、早めにプラチナ+SFC取得を狙うのも一つの戦略と言えるでしょう。

ANAステータスを取得する価値とは

ここまで見てきたように、ANAステータスを取得すると多くのメリットが得られます。それでは、頻繁に飛行機に乗る人にとってその価値はどれほどのものなのでしょうか。結論から言えば、旅の快適さ・効率・充実度が飛躍的に向上する点で、ステータス取得の価値は非常に高いと言えます。

まず時間とストレスの削減という意味で大きな価値があります。優先チェックインや保安検査場のファストレーン、優先搭乗によって空港での待ち時間や行列に費やす無駄な時間が減ります。また、手荷物が最優先で出てくることで到着後すぐに移動でき、移動全体の所要時間短縮にもつながります。ビジネスで飛ぶ機会が多い人にとっては、この時間効率化だけでもステータスを持つ価値が十分にあるでしょう。

次に、旅の快適性と満足度が格段に上がります。ラウンジで静かに仕事をしたり、食事や飲み物を楽しみながらリラックスできるのは上級会員ならではの体験です。優先サービスのおかげで搭乗もスムーズになり、機内でも余裕を持って過ごせます。さらにアップグレード成功率が上がれば、長距離フライトをビジネスクラスで快適に過ごせる可能性も高まります。これらは金額には換算しづらいものの、旅の質そのものをワンランク上げてくれる価値といえます。

もちろん、ステータス取得のためには相応のコストや時間投資が必要です。ただし「どうせよく飛行機に乗る」のであれば、その積み重ねで得られる特典を活用しない手はありません。年間数十回以上搭乗する方なら、比較的無理なくプラチナやブロンズに到達できるでしょうし、その際に得られるメリットは旅費以上のリターンを感じられるはずです。逆に搭乗回数が少ない方には無理に目指す必要はありませんが、ある程度コンスタントにANA便を利用するのであれば上級会員資格を持っていて損はないでしょう。

最後に付け加えると、ANAには100万マイル飛行で得られる「ミリオンマイラー」プログラムもあり、これを達成すると生涯にわたってANAラウンジを利用できるなど究極の特典も用意されています。そこまで到達するのは一握りの猛者ですが、まずは身近なステータスからその恩恵を体感してみてはいかがでしょうか。頻繁に飛行機に乗る皆さんにとって、ANAステータスは旅を豊かにする価値ある投資と言えるでしょう。

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