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DPS:デンパサール国際空港(ングラ・ライ国際空港)はバリ島旅行者の玄関口です。トランジット中やフライト待ちで長時間過ごす場合でも、工夫次第で快適に時間つぶしできます。空港内の施設やサービスを活用し、深夜や早朝でも有意義に過ごしましょう。本記事ではデンパサール空港での暇な時間つぶしに役立つスポットやアクティビティを見出しごとに詳しく紹介します。
空港での待ち時間を楽しく過ごすために、まず定番となっているスポットを押さえておきましょう。ラウンジや仮眠スペース、充電スポット、レストランなど、デンパサール空港には旅行者向けの施設がひととおり揃っています。以下では、それぞれの特徴と活用方法を解説します。
- ラウンジとプライオリティパス
- 仮眠スペースとマッサージ
- 充電スポットとWi-Fi
- レストランとカフェ
長時間の待ち時間があるなら、空港ラウンジの利用がおすすめです。プライオリティパスを持っていれば、デンパサール空港内で利用可能なラウンジに無料で入室できます。国際線ターミナルにはプライオリティパス対応のラウンジが2ヶ所あり、いずれも出国後エリアで利用できます。一つは「コンコルディア ラウンジ(Concordia Lounge)」で、もう一つはレストラン形式の「フライトクラブ DPS(Flight Club DPS)」です。
コンコルディア・ラウンジは出国審査後に3階へ上がった場所(ガルーダ航空ラウンジ隣)にあり、朝6時から深夜2時まで営業しています。広々としたソファ席やカウンター席があり、軽食やドリンク、無料Wi-Fiや充電設備も整った静かな空間です。インドネシア料理を含む豊富なビュッフェメニューが用意されており、アルコール以外の飲み物は自由に楽しめます。シャワー設備もあるため、搭乗前にさっぱりとリフレッシュすることも可能です。
一方、フライトクラブDPSはプライオリティパスで利用できるカフェ・レストラン形式のラウンジです。出国後、免税店エリアを抜けてゲート2付近に位置し、受付でパスと搭乗券を提示して利用します。フライトクラブではインドネシア料理を含む多彩なメニューが評判で、自分好みの食材を選べるパスタコーナーもあります。深夜帯は提供メニューが縮小することもありますが、ゆったりしたソファ席で落ち着ける雰囲気は魅力的です。プライオリティパスがない場合でも、コンコルディアや他の民間ラウンジは当日料金を支払って利用することも可能です(目安として30〜40ドル程度)。
ラウンジ利用のメリットは、静かで快適な空間で無料の飲食サービスを楽しめる点です。ビジネス利用者向けに高速Wi-Fiや電源コンセントも完備されており、仕事をしたい場合にも便利です。深夜便利用時は混雑することもあるため、早めにラウンジに入って席を確保すると安心でしょう。プライオリティパスを活用してラウンジを賢く利用すれば、待ち時間も快適で贅沢なひとときを過ごせます。
長旅で疲れた体を癒やすには、仮眠やマッサージのできる施設を利用しましょう。デンパサール空港にはカプセルホテル型の仮眠施設とスパマッサージ店があります。
バリ島ングラライ国際空港の到着フロア2階には、カプセルホテル「PASS GOデジタルエアポートホテル」があります。6時間から利用でき、完全個室のカプセルルーム(幅1m×奥行2m×高さ1.25m)で静かに仮眠できます。部屋タイプはテレビ無しのスーペリア(68室)とテレビ付きのプレミア(64室)の2種類があり、各カプセルにはブランケットやUSBポート、ミニテーブルが備え付けられています。共有設備としてロッカーやシャワー室(バスタオルやアメニティ付き)、無料Wi-Fiも完備されており、スタッフにフライト時刻を伝えておけば出発前に起こしてくれるサービスまであります。料金の目安はスーペリアで6時間約25万ルピア、24時間で30万ルピア程度(プレミアは少し割高)で、仮眠だけでなくシャワーのみの利用も可能です。深夜でも24時間チェックイン可能なので、深夜着・早朝発の乗継時にも便利です。
空港で手軽に仮眠したい場合は、空港内の無料休憩スペースを利用する方法もあります。出発ロビー(チェックイン前エリア)のカウンターC・D付近には無料の待合ラウンジがあり、更衣室や快適な椅子、スマホ・PC充電設備が整っています。一見スタッフ専用のような隠れた場所にありますが、搭乗手続きカウンター近くのエスカレーターで下りた先、トイレ裏手のスペースです。無料にもかかわらず居心地が良く、多くの旅行者が最後の荷物整理や着替えに活用しています。費用を抑えたい方は、このような無料設備を上手に利用すると良いでしょう。
リラックスしたいときは空港内のスパ&マッサージ店もおすすめです。出国手続き後の免税店エリア奥には空港スパがあり、なんと24時間営業なので深夜出発でも利用できます。清潔で落ち着いたサロン空間で、30分のマッサージが約5,000円、45分で約7,500円ほどと空港にしては本格的な料金ですが、その分バリ島らしく「バリニーズマッサージ」「指圧」「ハワイアン」など種類豊富な施術メニューが揃っています。15分からのクイックマッサージもあり、フライト前の短時間でも利用可能です。施術後には体が軽くなり、機内での疲労軽減にも役立つでしょう。なお、ラウンジ内にも簡易マッサージチェアが置かれていることがありますが、しっかり疲れを取りたい場合は専門のスパでプロの施術を受ける価値があります。
仮眠やマッサージで体を癒やす際は、防犯と時間管理に気を付けましょう。貴重品はロッカーに預け、搭乗時間に間に合うようアラームをセットするか、ホテルスタッフに起こしてもらうと安心です。耳栓やアイマスクを持参すれば、空港内の照明やアナウンス音が気になる場合も快適に眠れるでしょう。
スマートフォンやPCで調べ物をしたり、写真整理や連絡を取ったりするには充電環境とネット接続が欠かせません。デンパサール空港の無料Wi-Fiは、ネットワーク名「DPS Free Wi-Fi」で提供されており、利用には簡単な登録が必要ですが240分間(4時間)まで接続できます。ブラウザで登録フォームに必要事項を入力すれば利用開始でき、繰り返しログインすれば長時間の利用も可能です。速度は高速とは言えないものの、メールチェックやSNS閲覧程度であれば支障なく使えるでしょう(※以前は不安定との声もありましたが、現在は概ね改善しています)。
充電スポットは空港内の各所に点在しています。ゲート付近の待合席や壁際にコンセントが配置されているほか、先述の無料休憩所では複数の電源プラグが設置され自由に使えます。ラウンジ内にも各席にコンセントやUSB充電ポートが備わっており、ビジネス利用者向けのカウンター席でPC作業をしながら充電することも可能です。もし変換プラグをお持ちでない場合はご注意ください。インドネシアのコンセント形状は丸穴のタイプFが主流なので、日本のプラグを差し込むにはアダプターが必要です。最近の空港ではUSB直接接続できる設備も増えていますが、念のため携帯用の変換プラグやモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。
Wi-Fiに接続している間にデバイスの充電も同時に行えば、フライト中や到着後のための準備も万全です。もし空港Wi-Fiの速度が気になる場合は、空港内の携帯キャリアショップでプリペイドSIMを入手したり、渡航前にポケットWi-Fiをレンタルしておくのも一つの手です。なお、無料Wi-Fiは4時間で一度セッションが切れますが、再登録すれば引き続き利用可能です。長時間の待ち時間でも通信環境と電源を確保して、有意義にデジタル機器を活用しましょう。
空港での楽しみとして外せないのがレストランやカフェでの食事・休憩です。デンパサール空港には国際色豊かな飲食店が揃っており、本格的なインドネシア料理から軽食のファストフード、スイーツやコーヒーが楽しめるカフェまで、多彩なラインナップです。例えば地元クタの老舗ワルンである「マデスワルン(Made’s Warung)」の空港支店があり、バリ島名物料理を出発前に味わえます。他にも世界的に有名なシェフ監修のレストランや、サラダやサンドイッチが充実したおしゃれなカフェなども出店しており、各国の料理を楽しめるでしょう。
出国前に時間がない時でもテイクアウト可能な店が充実しているため、機内で食べる用に持ち込むこともできます。また、ビンタンビールが飲めるバーや、南国らしいスムージーが人気のジューススタンドなどもあり、バリ島最後の味覚を堪能することができます。空港内のレストラン街は24時間営業の店舗もあり、深夜早朝でも食事に困らないのが便利な点です。ただし、価格は市内のローカル店に比べると空港価格(やや割高)ですので、予算には少し余裕を見ておきましょう。それでも「空港のご飯は高くて美味しくない」というイメージを覆すような、充実したメニューが揃っています。
待ち時間が長い場合は、いくつかのカフェをはしごしてみるのも一興です。「アジアン屋台風カフェ」や「ヘルシー志向カフェ」「ビンタンビールバー」など店舗ごとに趣向が異なり、ソファ席でゆったりできる店もあります。カフェでコーヒーを飲みながら旅の計画を振り返ったり、人間ウォッチングをしていると、あっという間に1〜2時間は経ってしまうでしょう。空港内ではスターバックスの店舗が国際線エリアになく限定マグなどは買えませんが、代わりにバリ島らしい雰囲気のカフェや、地元コーヒーチェーンの店舗があります。フライト前のひとときをぜひグルメで満たし、旅の締めくくりとしてみてください。
続いて、空港でさらに快適に過ごすためのコツや知っておきたい情報を紹介します。お土産購入のポイントや混雑する時間帯の対策、深夜・早朝利用時の注意点、そして乗継ぎ時間を利用した空港周辺への外出について解説します。これらを押さえておけば、トランジット客・出発待ちの旅行者も安心して時間を有効活用できるでしょう。
- お土産購入のおすすめ
- 混雑する時間帯と対策
- 深夜・早朝の利用者向け施設
- 空港周辺への短時間外出の可能性

「買い忘れたお土産があっても大丈夫!」と言えるほど、デンパサール空港はお土産店が充実しています。国際線ターミナルの出発ロビー(ゲート外)には7〜8店舗の土産物店が並び、ゲート内(制限エリア)にも多数のショップがあります。バリ島らしい伝統工芸品からお菓子、Tシャツやコスメまで、主要なお土産はほとんどここで手に入ります。街中で買うよりデザインが可愛い限定品が見つかることもあり、帰国直前でも安心してショッピングできます。
空港で特に人気・定番のバリ島土産をいくつか挙げてみます。
- バリ島コーヒー(コピ・ルアク)
– ジャコウネコのコーヒー豆として有名なコピ・ルアクは珍しく高級なお土産です。小さなパックからギフト用まで揃い、コーヒー好きへの贈り物に最適です。 - チョコレートや南国フルーツのお菓子
– バリ島産カカオを使ったチョコレートや、マンゴー・バナナチップスなどのドライフルーツ菓子はばらまき土産の定番です。空港限定パッケージの商品もあり、急いで選ぶならまずこれを買っておけばOKでしょう。 - コスメ・スパグッズ
– 日本人にも人気のヘアビタミンEllips(エリップス)の大量パックや、タイガーバームといったバリ島らしいコスメ・軟膏類も空港で購入できます。アロマオイルや石鹸などスパ用品も充実しており、自分用にも欲しくなるラインナップです。 - バリ雑貨・ファッション小物
– 空港内の「BALI Living」といった大型店では、木彫りの置物やアタ製の籠バッグ、バティックの布(サロン)など伝統工芸の雑貨も揃います。バリロゴ入りのTシャツやトートバッグ、キーホルダーなど手頃な小物もあるので、最後のまとめ買いに便利です。
空港の土産物店の価格は街中の相場より高め(概ね2倍程度)ですが、「どうしても欲しかった品を買い逃していた!」という場合には救済措置になります。免税店ではブランドコスメやお酒、タバコから民芸品まで揃い、じっくり見て回れば30分〜1時間は十分楽しめます。実際「空港も買い物天国で、今度は敢えて早めに来てショッピングを満喫したい」という声もあるほどです。時間に余裕があればお土産店をゆっくり巡り、バリ島最後のショッピングを楽しんでください。
デンパサール空港は利用客の増加に伴い、混雑する時間帯が存在します。とくに日本行きの直行便が集中する深夜帯(22時〜翌0時頃)は出発便のラッシュで、チェックインカウンターや出国審査場が込み合いがちです。実際、真夜中でも人が多く賑わっているため、仮眠スペースを確保するにも早めの行動が重要とされています。また観光ハイシーズンの午後〜夕方はオーストラリア方面など各国への便が重なり、空港周辺の道路渋滞も発生しやすい時間帯です。
こうした混雑に備えて、以下のポイントに注意しましょう。
- 時間に余裕を持って空港へ到着する
近年は空港周辺の渋滞や手続きの混雑が発生するため、国際線は遅くとも出発2時間前までに空港到着が推奨されています。ギリギリに到着して乗り遅れるケースも報告されているので、スケジュールにはゆとりを持たせましょう。 - 座れる場所を確保する
新ターミナルになり設備は改善しましたが、搭乗ゲート付近の待合席は依然として不足気味です。一部のゲートでは「明らかに席が足りず、床に寝転ぶ人もいた」という声もあります。チェックイン後は早めにカフェやラウンジに入り、席を確保して時間をつぶすのが賢明です。 - 最終日プランを工夫する
トランジットではなく観光後に出発を待つ場合、空港で何時間も暇を持て余すより、ギリギリまでホテルや街で過ごす計画にするのも一つの方法です。たとえばホテルのレイトチェックアウトや空港送迎時間の調整を交渉し、出発直前までプールやスパで過ごすことで空港滞在時間を短縮できます。ただし出発時刻には遅れないよう注意が必要です。 - 混雑を避ける裏技
もし航空会社の上級会員資格やビジネスクラス利用があれば、優先チェックインや優先搭乗で一般行列を回避できます。また、デンパサール空港には入国出国手続きを代行・簡略化する有料VIPサービスも存在します(高級ホテル宿泊者向けに無料提供される場合もあり)。特別な事情で時間短縮が必要な場合は検討してもよいでしょう。
上記の対策を講じれば、「出国手続きだけで2時間以上」なんて事態は避けられるはずです。混雑ピークを見極め、計画的に行動することで、空港での待ち時間もストレスなく過ごせるでしょう。
深夜や早朝のフライト利用者にとって、空港内でどのように過ごせるかは気になるポイントです。デンパサール空港は24時間オープンしており、深夜でも一定の人出があって活気があります。しかし深夜帯は営業を終了する店もあるため、以下の施設・サービスを押さえておくと便利です。
- 24時間営業の飲食店
空港内には24時間オープンのレストランやカフェが複数あります。特に到着ロビー階のコンビニエンスストア(24時間営業)や、一部のフードコートは夜通し営業しているため、真夜中でも軽食や飲み物を調達可能です。深夜便で到着後に小腹が空いた時や、早朝便に備えてコーヒーを飲みたい時でも心強いでしょう。 - 深夜まで利用できるラウンジ
先述のコンコルディア・ラウンジは深夜2時まで営業しており、深夜便の搭乗前にも利用できます。早朝便の場合は、午前6時のオープンと同時に入室すれば搭乗前の軽食やシャワーが利用可能です(※プレミアラウンジは朝4時から営業しています)。深夜〜早朝の静かな時間帯はラウンジも比較的空いているため、リクライニングチェアで仮眠をとるのもよいでしょう。 - 無料シャワー室の活用
長旅の前後にシャワーを浴びたい場合、有料ラウンジのシャワーを使う方法が一般的ですが、実は空港内には無料で使えるシャワー室も存在します。出国審査後のエリアにひっそりとあるため見つけにくいですが、利用できればお得です。もちろん設備面では有料ラウンジに劣るものの、「タダでさっぱりできる」のは嬉しいポイントです。場所など詳しい情報は空港案内所やスタッフに尋ねてみましょう。 - 喫煙所
空港ターミナル内は基本的に全面禁煙ですが、到着フロア1階の屋外に喫煙所が設けられています。深夜到着便でも利用可能で、「なかなか良い雰囲気」と評判のスペースです。愛煙家の方は出発前に一服しておくと機内での禁煙時間も楽になります。 - 周辺ホテルとの連携
もし深夜到着後に次のフライトまで長時間ある場合、空港に併設するノボテル バリ エアポートホテルなどを利用する手もあります。徒歩圏内で24時間シャトルバス送迎があり、仮眠や休息を取るのに適しています。ただし空港内のカプセルホテル「PASS GO」がある現在、よほど長時間でない限りは空港から出ずに仮眠を取れるケースが増えています。
深夜・早朝はスタッフの数も日中ほど多くないため、何かわからないことがあれば開いているインフォメーションデスクで早めに確認すると安心です。治安面では空港内は比較的安全ですが、人通りの少ない場所での仮眠時は荷物の管理に注意しましょう。空港が提供する24時間対応の施設を上手に活用し、時間帯に合わせた快適な過ごし方を心がけてください。
乗り継ぎ時間が長い場合や、フライトまで半日以上あるような場合には、思い切って空港の外に出てみるのも選択肢の一つです。デンパサール空港はバリ島屈指の観光エリアクタ(Kuta)に近接しており、車でわずか10〜15分ほど(約5〜6km)でクタビーチ周辺まで行くことができます。時間帯によっては渋滞が発生しますが、道路が空いていれば本当にあっという間の距離です。基本的にGrabを利用したタクシーが便利です。運転手との価格での変な駆け引きもなくアプリで管理されているので安心です。
短時間外出で楽しめることとしては、例えば以下が挙げられます。
- クタビーチで散策や夕日鑑賞
空港から最も近い観光スポットがクタビーチです。白砂のビーチを散歩したり、オーシャンフロントのビーチバーで南国の雰囲気を味わったりできます。特に夕暮れ時には美しいサンセットが見られるため、夕方便まで時間があるならビーチに出てみる価値があります。 - クタのショッピングモール訪問
空港近隣にはリッポー・モール(Lippo Mall)やディスカバリーモールなど大型商業施設があります。冷房の効いたモール内で買い物や食事を楽しめるほか、マッサージ店も入居しているのでフットマッサージで疲れを癒すこともできます。空港価格より安くお土産を買い足すチャンスにもなるでしょう。 - 近場の観光スポット
時間に余裕がもっとあれば、車で30分〜1時間圏内の名所に行くこともできます。ウルワツ寺院でインド洋を一望したり、スミニャックでおしゃれなカフェ巡りをしたりといったプチ観光も可能です。ただし往復移動時間とチェックイン手続きを考慮すると、トランジットでの観光は3〜4時間以上の余裕がないと慌ただしくなります。
空港を一時出国する際には入国審査・出国審査の手間が発生する点に注意しましょう。日本人を含む多くの国籍の旅行者はインドネシア入国時に観光ビザ(到着ビザ)が必要で、現地空港で50万ルピア(約3,500円)のVOA(Visa On Arrival)を購入する必要があります。トランジットで短時間出てもこのビザ代が掛かるため、コストに見合う外出か判断が必要です。また、空港再入場時には通常通り手荷物検査や出国手続きがあるため、出発2時間前には空港に戻るように計画しましょう。搭乗手続きや保安検査場が混雑する時間帯だと予想外に時間がかかることもありますので、外出先では時計を気にして行動することが大切です。
空港の近くでちょっと外の空気を吸うだけでもリフレッシュになります。ずっと空港内にいると疲れてしまうという場合は、送迎タクシーを手配して短い範囲での外出を楽しんでみてください(空港のタクシーカウンターや配車アプリを利用可能)。ただし再度述べますが、時間管理とビザ要件だけはくれぐれもお忘れなく。安全に留意しつつ、限られたトランジット時間でバリ島の空気をもう一度味わえれば、きっと良い思い出になるでしょう。

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